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セヴィーリャの1日:グアダルキビル川の美しい流れ

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/15回目

ローズウッドの黄色い花の下、グアダルキビル川の川岸を歩きます。

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目の前に塔が見えてきました。黄金の塔TORRE DEL OROです。名前の由来は、建造されたイスラム支配の時代、外壁にタイルが張り付けられており、そのタイルにアンダルシアの陽光が煌めいて黄金色に輝いていたことによるということです。

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近くで見ると、この塔は丸くはなく12角形であることが分かりました。この塔は造られた当時、要塞として機能し、グアダルキビル川を通って入港する船を見張っていたそうです。現在は《海の博物館》MUSEO NAVALとして利用されています。

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黄金の塔の前から、歩いてきた遊歩道を振り返ります。夕方の快晴の空の下、ローズウッドの並木がずーっと遠くまで続いています。

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黄金の塔の先には橋があります。サン・テルモ橋Puente de San Telmoです。橋の上に上がって、川を眺めてみましょう。

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サン・テルモ橋の上に上がりました。

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橋の上からのグアダルキビル川の眺めです。美しい流れです。グアダルキビル川という川の名前は、アラビア語で《大きな川》を意味するそうです。それほどの川幅ではありませんが、アラブから来たモーロ人は砂漠の民だったので、このたっぷりした水量に感じるものがあったのでしょう。

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川岸には、先ほどの黄金の塔が見えています。確かに、川を出入りする船を見張るにはいい配置です。

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川の反対側(下流)を眺めます。橋が邪魔になって川があまり見えませんが、左端にはちらっとサン・テルモ宮殿Palacio de San Telmoが見えています。この建物は19世紀にブルボン王家が建てたもので、現在はアンダルシア州政府が入っています。

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再び上流方向の川の流れに目をやって、グアダルキビル川の風景を満喫。水の流れを眺めるのは気持ちいいものです。

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そろそろサン・テルモ橋を下りましょう。橋の端で、グアダルキビル川の眺めを心に収めます。

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橋のたもとから、ジャカランダの花が青空をバックに美しく揺れているのが見えます。木々の緑と花が美しい季節です。

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橋を下りて、そのまま通りをまっすぐに北東方向に進みます。クリスティーナ通りAv. Paseo de Cristinaを進むと大きな通り、サン・フェルナンド通りCalle San Fernandoにぶつかります。ここは広場になっています。この辺りは緑があふれています。

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広場には大きな噴水があります。プエルタ・デ・ヘレスPuerta de Jerezの噴水です。綺麗ですね。

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黄金の塔からサン・テルモ橋に寄って、プエルタ・デ・ヘレス広場まで散策したルートを地図で確認しておきましょう。

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もう少しセヴィーリャの街歩きを続けます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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