カプツィナー修道院への急な石段を上っていきます。

途中に小さな教会があります。インベルクの聖ヨハネ教会St. Johannes am Imbergです。ちょっと入っていきましょう。

小さくてもなかなか立派です。バロック様式の美しい佇まいです。主祭壇の祭壇画は聖ヨハネが描かれているようです。

天井を見上げると、華麗なバロックの世界です。

こんなところには聖ヨハネの姿があります。

教会を出て、また石段を上ります。やがて眺めがよくなり、ホーエンザルツブルグ城の姿が見えてきます。

この長い石段はまだまだ続いています。上にアーチのトンネルが見えますが、その先にも石段が続くようです。

アーチを抜けると、石段の頂点が見えてきました。あと少し頑張りましょう。

石段の傍らには、小さなバラが咲いています。体は疲れていますが、思わず心が和みますね。

薔薇の木の先に先ほどの聖ヨハネ教会の尖塔が見えます。

ようやく見晴らし台に出ました。すばらしい眺めです。

しばらく休憩を兼ねて眺めを楽しみます。こちらにはザルツァッハ川の流れも見えます。

ベンチに座って休んでいると、おばさんが配偶者に何か話しかけてきます。アジア系の顔立ちですが、英語です。配偶者が困っていると、今度は日本語で話始めました。ハワイ生まれで、今はワシントンDCに住んでいるとのことですが、以前に厚木に5年ほど住んでいたとのことです。日本語も結構話せるようです。しばらく懐かしそうなおしゃべりに配偶者がお付き合いしていました。
この辺りは自然に恵まれた散歩道でもあり、犬を連れて立ち寄っている人もいます。

修道院近くだからでしょうが、十字架から降ろされたキリストの物語の場面が小屋の中に表現されています。こういう小屋がいくつか並んでいます。

もう少し登ると、大きい教会に出ます。カプツィナー修道院Kapuzinerklosterの教会です。

ここまでの散策ルートを地図で確認してみましょう。距離的には些細なものですが、かなりの山登りでした。

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