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ザルツブルグで音楽三昧:旧市街を散策・・・ドーム広場のマリア像の面白い仕掛けって?

2014年6月6日金曜日@ザルツブルグ/1回目

旅の12日目、そして、ザルツブルグの実質2日目です。昨日からザルツブルグ精霊降臨音楽祭。昨日は開幕オペラの《チェネレントラ》。素晴らしいオペラに感動しました。今日も引き続き、音楽祭を楽しみます。

今日は雲ひとつない快晴です。空の青が眩しいほど。ホテルのオーナーが言ってたように、30度になるかもしれません。でも、からりと乾燥しているので、陽射しをさければ暑くはないでしょう。
今日は、音楽祭を聴くためにザルツブルクに集結してくるお友達と会う約束です。それ以外には特段の予定はないので、朝はゆっくりと起きます。恒例の朝寝坊で、朝食最後の人になります。変わりばえしない超一般的な朝食ですが、なかなか美味しいんですよ。
朝食を終え、ゆっくり支度をして、お友達とランチをしに出掛けます。晴れあがった青空の先に白い雪山が見えています。ウンタースベルクでしょうか。

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カラヤン広場でバスを降りて、待ち合わせの時間までは旧市街地の観光をしましょう。ザルツブルクも3度目になりますが、意外に旧市街を見ていません。
まずは、昨日オペラを楽しんだモーツァルト劇場や祝祭大劇場が並ぶホーフシュタール通りHofstallgasseです。

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モーツァルト劇場Haus für Mozartの前まで来ましたが、まだ朝なので人の姿が少ないですね。

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モーツァルト劇場の前に広がるマックス・ラインハルト広場Max-Reinhardt-Platzには、コレギエン教会Kollegienkircheの優美な建物が立ちます。コレギエン教会はザルツブルク大学の建物と接しています。

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この広場からはホーエンザルツブルグ城も見えます。その手前にはフランツィスカーナー教会の尖塔も見えます。

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広場の中央には野人(ワイルドマン)の噴水Wilde-Mann-Brunnenがあります。よくネプチューンの噴水と間違えられるそうです。昔、魚市場に建てられていたものだそうです。

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フランツィスカーナー通りFranziskanergasseを進みます。アーチの手前で左折。

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フランツィスカーナー教会Franziskanerkircheのファサード前に出ます。

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教会の中を覗いてみましょう。ゴシック様式の高い天井の空間が広がります。外観からは想像できないスケールの大きさです。

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主祭壇の真ん中には金色に輝く聖母像があります。ミヒャエル・バッハーの作です。

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主祭壇の前から入り口の方を振り返ると、美しく輝くパイプオルガンが見えます。高い天井のため、音響抜群だそうです。一度、聴いてみたいものです。

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教会を出て、再びフランツィスカーナー通りを戻り、アーチを抜けて進むと、ドーム広場Domplatzに出ます。正面には青空を背景にザルツブルク大聖堂Domが聳えています。

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ドーム広場の中央には聖母マリア像が立っています。

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大聖堂の前に立ちます。堂々たる建物ですね。

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ところで大聖堂の壁面には、2人の天使像のレリーフが金色の王冠を捧げ持っています(下の写真右上)。広場の中央には聖母像があります。聖母像をちょっとずらしていって、天使像と重ねてみましょう。

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すると、聖母戴冠になりました。面白い仕掛けですね。なお、これは画像処理で合成しました。実写ではありません。悪しからず。

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大聖堂の内部も見学します。さすがに立派です。今日は若者のためのコンサートがあるとかで、その準備中。前の方には行けません。内部は紫色の照明で照らされ、いつもとは異なる雰囲気の大聖堂です。

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バロック様式の美しい装飾が目を惹きます。

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上を見上げるとパイプオルガンが見えます。モーツァルトはここでオルガン奏者もつとめていました。やはり、ザルツブルクはモーツァルトの街です。

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大聖堂を出て、旧市街散策を続けましょう。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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