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ベルヒテスガーデンへ小旅行:バスは一路、ベルヒテスガーデンへ・・・車窓からの美しい山々

2014年6月7日土曜日@ベルヒテスガーデン/1回目

旅の13日目、そして、ザルツブルグの実質3日目です。今日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭を一休みして、ちょっと観光モード。

お~ほっほっほ・・・と配偶者が高らかに笑っています。ザルツブルグの空は見事に晴れ渡っています。これ以上の快晴はないでしょう。saraiが、今回の旅では、カディスと今日のベルヒテスガーデンだけは晴れて欲しいと願っていたのですが、カディスに続いて今日も素晴らしく晴れ上がっています。恐るべし、 晴れ女配偶者の力ですっ。この日ばかりは晴れ女を配偶者に持つ幸せを感じます。
今日は思いっ切り楽しんできましょう。

今日は標高2000メートル級の山に行くので、服装が問題です。寒さ対策として、タイツやセーターも1枚持ってきました。ウインドブレーカーも用意しています。今日は好天ですから迷います。タイツは途中で穿くわけにはいかないので 、予め穿いていきましょう。セーター、ウインドブレーカーは用意して持つだけにします。

ベルヒテスガーデンは、ドイツ・アルプスの絶景が眺められるので人気があると思うのですが、意外にザルツブルグからバスの便が少なく1時間に1本程度です。鉄道でも行けるし、ミュンヘンからも行く人がいるので、分散するのかもしれません。ちょっと早起きして、8時半前にはホテルを出発です。市内バス1本で、ザルツブルク中央駅に到着です。駅前からはいろんなバスが発着するので、乗るべき840番のバスの乗り場を見つけるのが大変です。ここは目ざとい配偶者の出番です。しっかり乗り場を見つけました。駅前の乗り場からは1番離れた場所でした。

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乗り場Gです。

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840番のバスの時刻表です。土日は今から乗る9時15分発が始発で、後は1時間置きです。

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ところで、これがザルツブルグ駅前のバス乗り場の案内図です。乗り場Gだけは駅前の乗り場から離れているので、分かりづらいですね。

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乗り場にスタンバイしましたが、出発時間の30分前、まだまだ余裕の時間です。のんびり待っているうちにどんどん気温は上がり、絶好の週末の行楽日和のせいかどんどん人が集まってきます。
出発時間ぎりぎりにバスが到着です。チケットは運転手から購入。2人で10.6ユーロ。ちょうど、市内バスの24時間チケットと同額です。安いですね。

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首尾よく写真の撮りやすそうな席に座れました。乗客がチケットを運転手から購入するのに時間がかかり、どんどん出発時間が過ぎていきます。今日は時間的に綱渡りのような厳しいスケジュールなので、saraiはイライラし始めます。ようやく15分ほどの遅れで出発です。こんなことならバスは少し早目に来ればいいのにね・・・なんて思います。バスはシュターツ橋でザルツァッハ川を渡り、川越しにカプツィナー山の上のカプツィナー修道院の建物が見えます。

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バスはザルツァッハ川の川面を眺めながら走ります。

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旧市街のモーツァルト広場に近いバス停Mozartstegでは、既に立っている人が大勢いる車内に、さらにどっと人が乗り込んできて超満員です。

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また、バスはザルツァッハ川沿いに走り出します。

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それ以降も、各バス停で数人ずつ乗りこんでできます。車内は乗客で超満員の上、大きな話声でワーワーとうるさい! 小学生の遠足の比ではありません。

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ちょっと郊外に出たところで運転手から、降りる人がいなければ停まらずに行くから、降りるならしっかり合図するようにとのアナウンスが流れ(たぶん)、どんどんスピードを上げて走ります。時間ロスが取り戻せるようでsaraiは少しご機嫌です。郊外から森の中を走り抜けていきます。

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森を過ぎ、小川を右に左に見ながら走ると、突然雪の残る高い山々が遠くにみえてきました。ベルヒテスガーデン・アルプスBerchtesgadener Alpenの東端に位置するホーハー・ゲルHoher Göll(標高2522m)でしょう。低い峰はクライナー・ゲルKleiner Göllでしょうか。

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抜けるように真っ青な空を背景にした美しい山々に、思わず歓声を上げたくなります。右の奥の方にちょっと頭を出している雪山は、もしかしたらヴァッツマン山Watzmann(標高2713m)かな。

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その山々がだんだん大きくなってきます。

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バスは山の中の美しい道を走ります。

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ベルヒテスガーデンも近くなってきました。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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07/08 18:59 sarai

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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