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ベルヒテスガーデンへ小旅行:ケールシュタインからベルヒテスガーデンは遠かった!

2014年6月7日土曜日@ベルヒテスガーデン/6回目

ケールシュタインの山頂でヴァッツマン山を眺めていると、親切なおばさんがヴァッツマン山を背景に2人の写真を撮ってくれました。ダンケ・シェーン!(これはsaraiと配偶者抜きのヴァッツマン山・・・構図は同じです。あしからず)

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ところで、ヴァッツマン山Watzmannを知ったのは、フリードリヒの絵画を見てからです。5年前にベルリンの博物館島にある旧ナショナル・ギャラリーを訪れた際に、3階のフリードリヒの部屋にずらっと並ぶ名画の中でひときは輝きを放っていたのが、《ヴァッツマン山》でした。真っ白な雪に覆われたヴァッツマンの主峰とクライナー・ヴァッツマンが描かれていて、手前の緑の岩山と対照をなしています。

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今回、初めて生のヴァッツマン山を見ることができました。ヒトラーの山荘Eagle's Nestのあるケールシュタイン山頂から見たヴァッツマン山は素晴らしい眺めです。

ごつごつした岩が突出しているケールシュタイン山頂を歩き回ります。

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これが最後にケールシュタインから見たヴァッツマン山。手前には緑のイェナー山と山の間に佇むケーニッヒス湖が見えています。

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ケールシュタインは岩山です。その尾根はずっと続いていますが、この辺りで引き返しましょう。

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展望台の先にケールシュタインハウスが見えてきました。

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山荘に向かって、下っていきます。

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最後にケールシュタインからの絶景に目をやります。はるかかなたにウンタースベルクの大きな岩山が見えています。

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ケールシュタインの山頂の山荘から下に下りましょう。なんとも慌ただしいですが、急いで下りのエレベーターの列に並びます。帰りのシャトルバスの予約時間まで15分しかありません。幸いにも、ちょっと待っただけでエレベーターに乗れました。エレベーターを出て、ダッシュでトンネルを走り抜け、バス乗り場に急ぎます。なんとかシャトルバスに間に合いました。これを逃すと、後のスケジュールが厳しくなるんです。もう少しゆったりした企画にしないといけないと反省します。バスの車窓からケールシュタインの岩壁が聳えているのが見えます。

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シャトルバスは狭い山道を下っていきます。くねくねと曲がりくねる道をぐんぐんと進んでいきます。

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オーバーザルツベルク資料展示館Dokumentation Obersalzbergのバスターミナルに到着です。

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シャトルバスを降りるとケールシュタイン付近の案内図がありますが、じっくりと復習している暇は残念ながらありませんね。

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ベルヒテスガーデン中央駅行きのバス乗り場に急ぎます。このバスターミナルの地理は今度はばっちりと分かっています。

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ここを右に曲がればすぐの筈です。

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バス乗り場が見えてきました。

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バス乗り場に到着。間に合いました。

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バスはあと数分で来るはずです。

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が、時間が過ぎてもやって来ません。

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おかしいなと思いながら時間を確認しに行くと、なんと予定していたバスは時刻表に乗っていません。愕然とします。夏時間の時刻表に変更にでもなったのでしょうか。次のバスは、なんと30分以上もないんです。がっかりして言葉もありません。
この後、予想外の展開になりますが、それは次回で。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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