ケーニッヒス湖の観光船に乗ろうとしますが、コンビチケットで乗船券を発行してもらっているうちに無念にも出航していってしまいました。次の観光船を待つしかありません。折角ですから、この待ち時間を使って、観光船乗り場の前をうろついてみましょう。とても賑やかな場所です。

ん・・・何やら冷たくて美味しそうなイタリアン・ジェラートのようなものがあります。今日はとても暑いので、これは買いでしょう。

冷たいものをゲットしたところで観光船に乗船します。次に出航する観光船は既に船着き場に停泊中です。

ようやく船に乗れました。船からの湖の眺めはなかなか良さそうです。

イタリアン・ジェラートをいただきます。ケーニヒス湖の周りの山々に乾杯!

乗船はしたものの、乗船客がなかなかいっぱいにならず、観光船は一向に出航しません。乗船後15分ほど経ち、ようやく出航です。ぐるりと舳を回しながら、湖に出ていきます。

美しい湖面です。

電気モーター駆動の観光船は静かに湖面を滑っていきます。

湖岸には舟屋がずらっと並んでいます。ハルシュタット湖を思い出します。その舟屋の上には高い山が聳えています。左がケールシュタイン、右がイェナー山でしょうか。

美しい眺めにうっとりとしていると、調子のよいおじさんの観光案内が始まります。かなり受けています。乗客のほとんどがドイツ人で、説明はもちろんドイツ語。全く分からない私達はしらけて、ひたすら美しい湖面に視線を注ぎます。

前方に、緑の山肌に岩が縦に露出しているところが見えてきます。

細い水の流れがその岩の間に見えます。滝というほどのものではありませんが、目を楽しませてくれます。

観光船は、両側にそそり立つ山の間に細長く伸びているケーニッヒス湖を滑るように進んでいきます。

ベルヒテスガーデン・アルプスの中に佇む美しい湖です。

おじさんの賑やかな観光案内は相変わらず続いていましたが、操舵していた人と交代し、操舵手がトランペットを吹き始めます。

湖岸の岩盤の壁に反射してくる音色と合わせて楽しんでくれという余興かと思ったら、これもお仕事だったらしく、演奏後に集金にまわって来ました。興醒めです。

ケーニッヒス湖の船旅はまだまだ続きます。
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