ケーニッヒス湖で1時間に1本のバスに乗り遅れ途方に暮れていましたが、何とか気を取り直して活動開始。配偶者をタクシー駐車場に残して、ツーリストインフォメーションに向かいます。
saraiを待つ配偶者は山を眺めていたそうです。ケールシュタインとイェナー山です。

パラグライダーも青空に浮かんでいます。

一方、saraiはツーリストインフォメーションのお姉さんに相談すると、適当なバスの便はないということでタクシーを呼んでもらいました。まだまだ陽は高いのですが、もう夕方の6時です。急がないとね。配偶者を向かいに行き、ツーリストインフォメーション前に戻ってきました。

タクシーの到着を待ちます。何組かタクシー待ちの先客がいましたが、いよいよ次は我々のタクシーがやってくる頃です。

タクシーはすぐにやって来て、またまた楽チンで中央駅に到着です。もうザルツブルク行きのバスはないはずです。電車で帰るしかないのですが、一応バスも調べてみましょう。と、すぐに直行便があるようです。良かったです。バスターミナルでバスを待ちます。

時刻表通りのバスに乗れ、チケットを運転手さんから購入。2人で10.6ユーロです。

ベルヒテスガーデン中央駅を出たバスはザルツブルクに向かって、ベルヒテスガーデン川Berchtesgadener Acheに沿って走り出します。

ヴァッツマン山が車窓からちらっと見えました。

ベルヒテスガーデン周辺では、ケールシュタインからもイェナー山のロープウェイからもケーニッヒス湖の観光船からもヴァッツマン山を見れて、ヴァッツマン山尽くしの1日になりました。いやはや、ベルヒテスガーデン周辺の自然のあまりにも美しいことに驚嘆しました。ここが戦前はナチスの一大拠点であったとは信じがたい美しい自然に魅了されました。
バスはベルヒテスガーデン・アルプス山麓の美しい草原の中を走り抜けていきます。

バスは山間の道を走ります。しばらくはベルヒテスガーデン川に沿ってアルペン通りAlpenstraßeを走ります。

国境を越えて、ドイツからオーストリアに入ります。と、急にバスは道から外れて、大きなホテルの前のバス停にストップ。ぞろぞろと乗客が降り始めます。近くにいたアメリカ人と思われる男の子(高校生?)が、わざわざ近寄ってきて、「ここで降りて25番のバスに乗るんだよ」と教えてくれます。直行便のはずなのにと思いながらも、その親切な示唆に従ってバスを降ります。目の前には4つ星ホテルのホテル・ウンタースベルクHotel Untersbergが見えます。

バス停のウンタースベルクバーンUntersbergbahnで新しいバスの到着を待ちます。

待っていると、本当に25番のバスがやって来て、確かにザルツブルク中央駅に戻ることが出来ました。全く意味不明です。最終便は、国境でそれぞれの国(ドイツ、オーストリア)のバスに乗り換えるのでしょうか。
新しく建てかえられたザルツブルク中央駅で買い物をしていきましょう。

駅構内に新たに出来たスーパーで夕食を買って帰ります。

ホテルにトロリーバスで戻り、夕食。

今日は長い一日でした。バタバタしたけど、とても充実した内容だったかな。まあ、ヴァッツマン山に尽きます。
明日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭の4日目、昼、夜とコンサート尽くしの1日になります。
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