ミラベル宮殿からもう一度バスに乗ってザルツブルク中央駅に行きます。駅の大改装工事は、ほとんど終わったようです。プラットホームへのアクセスもよくなり、真新しいエスカレーターが設置されています。

残すは正面だけですね。立派に明るく綺麗な駅になりましたが、規模的には小さい駅です。大観光地ですが、街の規模からするとこんなものでしょうね。発車までの時間は、スーパーマーケットをぶらつきましょう。お土産のお菓子や旅のお伴のフルーツを購入しました。さあ、ホームに向かいましょう。チケットはネットで事前に割引価格SparSchiene Österreichで購入済です。

セカンドクラスのチケットなので、念の為、指定席も購入。1人たったの3ユーロですからね。

乗る予定の電車を一覧画面で確認します。上から5番目のウィーン西駅Wien Westbahnhof行です。プラットホームは4番ですね。

ついでに列車編成の案内画面もチェック。1番上の列車番号RJ61が乗る予定の電車です。指定席は23号車なので、左から3両目。プラットホームの4Eの真ん中に停まるようです。これは分かりやすいですね。

4番のプラットホームに行くと、列車の案内が表示されています。あと15分ほどで出発です。

真っ赤なレールジェット(オーストリア国鉄ÖBBの特急電車)がホームに滑り込んできました。

定刻の発車です。車内はクーラーが効いて、快適です。車内は意外に空いていました。

車窓は美しい緑の平原が広がります。

スーパーで購入したブドウをつまみながら、車窓を楽しみます。

昨年乗り換えで苦労した駅アットナンク・プフハイムAttnang-Puchheimは工事が完成したようで、あのヘボいホームはなくなっています。

ウィーンに到着。高速鉄道線が整備され、ザルツブルグとウィーンは近くなりましたね。2時間半の列車の旅です。

ウィーン西駅に降り立ち、あまりの暑さにビックリです。ザルツブルグの方がまだ涼しかったようです。2時を過ぎてるので、駅でお昼を済ませていきましょう。イタリアンのお店があるので、久しぶりにパスタにしましょう。saraiがセルフサービスのカウンターで注文している間、配偶者が席を確保しようとしていると、誰かに「ニイハオ」と声をかけられたそうです。配偶者が「私は日本人よ」と言うと、その人が「日本語ではなんと言うの」と言うので「こんにちは」と教えてあげたそうです。saraiがパスタを持って戻ると、そういう話を配偶者が話してくれました。すると、その人が、「さようなら、ありがとうございました」と言って立ち去っていきました。そういう日本語は知っていたようです。日本語も挨拶程度はかなり知られるようになりましたね。トマトソースのパスタは熱くてとっても美味しかったです。たらたら汗が流れましたけどね。

今回の旅のウィーンでのホテルは、ここから地下鉄で2駅目のレンゲンフェルドガッセLängenfeldgasseから5分程歩いたところにあるベストウエスタン・ホテル・ライター(Best Western Hotel Reither)。そんなに立派ではありませんが、便利だし、湯沸かしもあり、なんといっても扇風機もあります。ザルツブルクは扇風機もなかったんです・・・。

部屋はまあまあの広さです。ベッドは大きいですね。

バスタブがあるのはたすかります。ザルツブルグはシャワーのみでしたからね。

扇風機をかけると涼しくて、何も問題ありません。早速熱いお茶をいれます。久しぶりのお茶は美味しいです。
一息いれて、フォルクスオーパに出掛けます。あまりの暑さに、saraiは半袖シャツにノーネクタイで失礼します。オペレッタは定番の《メリー・ウィドウ》。実にロマンティックでした。詳細記事はここです。ザルツブルクでもご一緒したお友達のSteppkeさんとここでも合流し、オペレッタの後に食事を楽しみます。フォルクスオーパー近くでは、Cafe Weimarが行きつけのカフェです。
ウィーンでもシュパーゲルが楽しめました。

グリーンアスパラと生ハムの盛り合わせもいただきます。

楽しいおしゃべりをしながらの食事を終えて、お別れ。
今日から、連日連夜1週間で9つのオペラ、バレエ、コンサートを聴きます。楽しみです。
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