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ウィーンで音楽三昧:ウィーンで最も美しいと言われるクレント小路

2014年6月13日金曜日@ウィーン/2回目

シュテファンズプラッツStephansplatzから散策開始の地点に向かいます。ヤソミルゴット通りJasomirgottstraße、フライジンガーガッセFreisingergasseを歩いていくと、バロック様式のペーター教会Katholische Kirche St. Peterの裏手に出ます。ペーター教会の正面はグラーベン通りGrabenに面していますから、ここはグラーベン通りの裏通りです。

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昨日までの暑さがやわらいで、涼やかに散策できます。歩き始めは、トゥーフラウベン通りTuchlaubenの20世紀ウィーンの作曲家アルバン・ベルクの住居跡シェーンブルンナーハウスからです。ちょうど今夜、ベルクの最高傑作とも言える遺作ヴァイオリン協奏曲を聴くので、在りし日のベルクを偲びましょう。

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ベルクが住んでいた住居は1898年に取り壊されています。シェーンブルンナーハウスの前はちょっとした広場になっていて、泉もあります。泉には男性像が立っています。よく見ると大きなハサミを持っています。左手に持っているのは大きな布地のようです。かって、この辺りには生地(トゥーフTuch)屋が集まっていたので、それを記念した像です。通りの名前トゥーフラウベンもそれに因んだものです。

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シェーンブルンナーハウスはカフェに使われています。カフェ・デリアスcaffe DELIA'Sです。テラス席は大いに賑わっています。

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ここから、ウィーンで最も美しいと言われるクレント小路Kurrentgasseに歩を進めます。トゥーフラウベン通りを歩き、クレーブラットガッセKleeblattgasseの路地の入口を過ぎます。

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次の路地、シュタイドルガッセSteindlgasseに入ります。

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シュタイドルガッセは日の陰った静かな路地です。

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静かと思ったのも束の間。後ろから観光馬車のフィアカーが追い越していきます。脇によけてやり過ごします。ここはフィアカーの観光ルートになっているようです。ウィーンの古い雰囲気を感じさせる路地なんでしょう。

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フィアカーが追い越していったところに、ゲッサー・ビーアクリニークGösser Bierklinikのビアレストランがありました。「クリニーク」という名前はまるで診療所のようですが、ビールは健康によいというビール会社の主張なのだそうです。ほどほどの飲酒ならばそうかもしれませんが、ドイツ系の方の深酒は健康によいとは思えませんね。ともあれ、入り口の銘板を見ると、1566年創業の古いビアレストランです。そんなに長く続いているところをみると、お客さんたちもこのビール=健康の主張を支持しているのかもしれません。

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シュタイドルガッセはすぐに突き当り、右手に目的のクレント小路Kurrentgasseの路地の入り口がありました。

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右側の手前の角がクレント小路の入り口です。

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クレント小路に足を踏み入れます。狭い通りの両側にはバロック様式の高い建物が並び、狭い通りがますます狭く感じます。

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これは6番地の建物。バロックの建物は窓の庇の凝った装飾が印象的です。

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続いて隣の8番地の建物です。こちらの窓の庇はもっとすっきりしたデザインです。同じバロックの建物と言っても、細部のデザインが異なります。

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この6番地と8番地の建物の1階は中欧料理の人気バイスル(ビストロ)のオーフェンロッホOfenlochです。伝統的なウィーン料理やボヘミア料理を民族衣装のお姉さんたちが運んでくれるそうです。

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そのオーフェンロッホの隣の10番地にはパン屋さんがあります。このパン屋さんグリムGrimmは何と1542年創業だそうです。とてもそういう格式を感じるようなお店ではありませんが、堅実に街のパン屋さんとして500年近く営業してきたのでしょう。

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この古ぼけたパン屋さんの店内をのぞいてみます。美味しそうなパンが並んでいます。

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配偶者の対応をしてくれた若い娘さんは、お店を守っている女主人のお孫さんでしょう。我々の対応を一生懸命してくれました。もちろん、横から女主人の優しい目が見守っていましたよ。このお店もまだまだ存続しそうですね。心からよかったと感じました。

ウィーンの古い路地の散策はまだ続きますが、ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この続きは次回で。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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