FC2ブログ
 
  

ウィーンで音楽三昧:ウィーン最古の教会、ルプレヒト教会の美しいステンドグラス

2014年6月13日金曜日@ウィーン/5回目

様々な歴史に彩られたシュテルンガッセSterngasseを抜けると、ユーデンガッセJudengasseに出ます。この路地を北に歩いていくと、ルプレヒト教会Ruprechtskircheが見えてきます。

2015061201.jpg


ルプレヒト教会は月水金の午後15時から17時は開いている筈です。遠くからでも、中に人が入っていく様子が見えます。ようやく内部を見られそうです。教会の前の広場は日陰になっていて、パブのテラス席が並んでいます。

2015061202.jpg


ルプレヒト教会は740年(791年頃との説もある)に建てられました。同時期にグラーベンに聖ペーター教会Katholische Kirche St. Peter(現在の建物は18世紀初めにヒルデブラント等によってバロック様式で建て替えられたもの)、ザルツグリース通りSalzgriesにマリア・アム・ゲシュターデ教会Katholische Kirche Maria am Gestadeも建てられました。ウィーンで最古の教会群です。聖シュテファン教会が建てられるのはずっと後で、バーベンベルク家の治世を待ってからです。
ルプレヒト教会は、かってローマ神殿があった跡地に、ザルツブルクの宣教者クーニアルトとギスラーによって建てられたと伝えられています。教会の名前になっている聖ルプレヒトはザルツブルクの守護聖人です。その後、ロマネスク様式、ゴシック様式の改築が行われ、複雑な構造になっています。

教会の中に足を踏み入れると、折悪しくガイドツアーの説明中でガイドの声が煩わしいです。

2015061203.jpg


その煩わしさにもあまりある美しいステンドグラスと、それを通して入ってくる色彩豊かな光のハーモニーに強い感銘を受けます。豊かな色彩が教会内部を優しく包み込みます。

2015061204.jpg


女性ガイドの大きな声が狭い聖堂内にこだましますが、構わず内部見学を続けます。

2015061205.jpg


天井から吊り下げられたキリスト像が印象的です。バロック様式の十字架で、1765年からこの教会にあります。

2015061206.jpg


これは実に簡素な祭壇です。下の層はロマネスク様式の古いものです。

2015061207.jpg


古い教会なので、ステンドグラスの多くは後で整備されたものですが、後陣のステンドグラスのうち中央のものは1270年頃から損傷を受けずに時を経て現存するウィーン最古のステンドグラスです。
ステンドグラスは上下2段に分かれており、上段は十字架のキリストと左右に聖母マリアと聖ヨハネ。下段は幼子イエスを抱く聖母マリアです。

2015061208.jpg


その左にあるステンドグラスも古いもののように見えますが、20世紀に作られたもののようです。

2015061209.jpg


残りのステンドグラスは1990年代初頭に作られた新しいものです。

2015061210.jpg


それでも、古いステンドグラスと新しいステンドグラスが妙に調和しています。古くても新しくても美しいものは美しい。この教会のステンドグラスの美に酔ってしまいました。もっとも、配偶者はかなりお疲れモードです。そろそろ教会から退散しましょう。
外からルプレヒト教会の姿を眺めます。基本的に初期ゴシック様式で再建された小さな教会ですね。

2015061211.jpg


反対側のドナウ運河側に周って、教会の姿を眺めます。緑に茂った樹木に装飾された美しい姿です。

2015061212.jpg


ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

2015061213.jpg


これで散策は終了。

散策から帰り、ゆっくり休息しながら、先ほどウィーンの古いパン屋グリムでゲットしたアプフェルシュトゥルーデルとリンツァーアウゲLinzerauge(リンツの瞳?)という焼き菓子を美味しくいただきます。

2015061214.jpg


正装して、今夜のウィーン放送交響楽団のコンサート会場、ウィーン楽友協会に向かいます。チケットはこれ。パルテッレの3列目、前の方の席で鑑賞します。

2015061215.jpg


コンサートは多彩で意欲的なプログラム、そして、素晴らしい演奏に酔いました。特に期待していたベルクのヴァイオリン協奏曲の演奏には大変、感銘を受けました。詳細記事はここです。

旅も残り少なくなりました。明日からは密度を上げて1日2回ずつのコンサートやオペラ。涼しくなってきたので音楽に耽溺できそうです。ラストに向けてダッシュ!!!。


↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR