
訪れる客もほとんどいなくて、充実したコレクションを配偶者と2人で独占しました。ここはデルヴォーがアトリエにしていた建物です。その建物にデルヴォーの初期から晩年に至る作品群が展示され、さらに彼の列車模型や骸骨といった収集品も展示され、彼の生涯を概観することができます。デルヴォーのファン、シュールレアリズム好きは行かなくてはいけないような聖地とも言えます。展示を見た後は併設した可愛いカフェで一休み。何故か、カフェには数組の客がいました。カフェだけに立ち寄る人もいるのかな。カフェで休んでいるうちに突然の雷雨も通り過ぎ、北海のビーチに向かいます。途中にあった魚屋さんでニシンの酢漬けの玉ねぎのみじん切りのせとマグロときゅうりの海苔巻を調達し、ビーチでいだきました。とても美味。北海の海の幸はなかなかです。

わずかな人たちが美しいビーチで泳いだり、水際を歩いたり、思い思いの楽しみに打ち興じています。北海のビーチ、初体験です。

また、トラムに1時間乗って、オステンドの町に戻り、そこのビーチものぞきます。ここはたくさんの海水浴客で賑わっています。夏のバカンスの中心地なんですね。港を歩くと、魚料理の屋台が並んでいたので、夜の食べ物をゲット。鍋でぐつぐつ煮ているものがあるので何かと思ったら、エスカルゴとのこと。2ユーロのエスカルゴはとても美味しく、配偶者とスープの奪い合い。

電車でブルージュに戻って、夕方の涼しさの中、美しい街並みを散策。やはり、運河の風景は美しい。

配偶者は歩き疲れて、ホテルでぐったり。ごめんなさい。
その後、復活した配偶者とささやかな夕食。部屋の窓からの眺めは格別です。暮れなずむ夕暮れの運河の風景はとても幻想的な美しさ。美しい夕暮れ・・・感動的です。

明日もブルージュの街歩きを楽しみ、夕方にはブリュッセルに向かいます。
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