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旅を終えて、ぐったり・・・パリの最終日もフル活動

無事、帰国し、懐かしの我が家でゆったりというよりもぐったりしています。やはり、3週間の旅は疲れました。

旅の最終日はホテルをチェックアウト時間ぎりぎりに出て、重い荷物を持って、パリ北駅に向かいます。メトロを乗り継ぎましたが、3つの駅とも階段しかなくて、エスカレーターもエレベーターもなし。メトロの駅も改修してもらいたいですね。横浜の京急線の我が家近くのローカル駅ですら、エレベーターが最近設置されました。ともあれ、何とか北駅のロッカー室に荷物を格納することができ、真夜中の帰国便の出発まで、最後の最後まで目いっぱいの観光を楽しむことができます。

まずはフィンランドの女性作曲家サーリアホの《貴婦人と一角獣》をテーマとした音楽に触発されて、そのテーマとなった《貴婦人と一角獣》のタペストリーを見に行きます。サーリアホの音楽についてはここをご覧くださいね。タペストリーが展示されているのはパリのクリュニー美術館、現在の中世美術館です。ソルボンヌ大学に近い美しい建物が建ち並ぶ賑やかなところに位置しています。入館すると中世の彫刻、絵、ステンドガラスなどが膨大に展示されていますが、やはり、ひときわ異彩を放っていたのは、《貴婦人と一角獣》の6枚のタペストリー。配偶者は各タペストリーに登場する一角獣の可愛さを賛美していました。中世に宗教的なテーマではなく、哲学的とも思える命題による一角獣の物語が描かれたのに驚かされます。

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博物館近くのイタリアンレストランが目につきます。そこで美味しいパスタをいただきます。アルデンテではありませんが、アラビアータ風にぴりりとした辛みのソースで疲れた胃にぴったり。これはパリ風のイタリアンですね。

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お腹をみたして、ブーローニュの森にあるバガテル公園のバラ園を見に行きます。メトロとバスを乗り継ぎ、最寄りのバス停からもよく分からない道を歩き、バガテル公園の入り口に到着。ここはてっきり無料だと思っていたら、入り口のお兄さんから「一人6ユーロ要るよ」って言われて愕然。ブログで無料で入場した人の話がありましたが、あれは何? さらのお兄さんがバラ園はクローズしているよと言われて、また愕然。苦労して、ここまで来たのに。でも、よく聞くと、クローズしているのはたった30分。はいはい、そのくらいなら、公園内を散策して待ちますよ。今日は余裕の日程ですからね。園内に作られた滝や悠然と徘徊する孔雀を見ます。

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そのうちにすぐに30分経ち、広大な園内をバラ園に向かいます。規模の大きい綺麗なバラ園でした。

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花好きの配偶者は大喜び。彼女のために来たんですから、saraiとしても嬉しいですよ。配偶者はバラの写真を一心に撮っています。

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バガテル公園を見終わったのが夕方5時頃。最後はsaraiのお楽しみの時間。旅の最後はオルセー美術館で締めくくりましょう。こんな時間からオルセー美術館と思われるかもしれませんが、今日、木曜日は運よく、夜間展示の日、なんと9時45分まで鑑賞できます。帰国便が11時20分出発ですから、ゆっくり鑑賞できます。それに6時以降は割引料金で見られます。バスとメトロ、PERで移動して、チケット購入の列に並ぶと、ちょうど6時になりました。改装後のオルセー美術館は初めてです。前回、改装工事中のなか、無理な展示を見て、がっかりして以来です。
まず、2階のゴッホとゴーギャンの展示コーナーを見て、満足。ゴッホの後期の名作の充実度は今回の旅で見たアムステルダムのゴッホ美術館を上回ります。ゴッホの自画像が素晴らしいです。
続いて、5階の印象派の大展示スペース。モネ、ルノワールなど名だたる画家の作品が一堂に会しています。こうやって見るとシスレーの絵も印象派としてはモネに並ぶレベルなのが分かります。セザンヌの作品群の素晴らしさにも魅了されます。詳しくは詳細編で書きましょう。
0階では、象徴派のギュスターヴ・モローの5枚の完成作品にあまりの素晴らしさに驚天動地。ここまで描くかという超精密さで彼の内面世界(心象風景)をきらびやかに表現しています。

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ギュスターヴ・モロー美術館には膨大な未完成作品が展示されていますが、あれらがすべて完成されていたたら、凄かったでしょうね。
シャヴァンヌの作品のコレクションも素晴らしく、美しさの限りを尽くした作品が並びます。芸術性の観点では賛否両論あるでしょうが、とりあえず、美しければ、いいんじゃないでしょうか。saraiの目は楽しめました。
1時間半ほどで特急で好きな作品だけをピックアップして、楽しみました。詳細編でのご紹介をお楽しみに。ゴッホ、ゴーギャンの作品以外は写真撮影ができるようになっていました。以前は撮影禁止だったんですが、ヨーロッパの趨勢は写真撮影を可にしているところが増えてきています。日本でも特別展は別ですが、常設展は写真撮影を許可してもらいたいものです。美術の大衆化が進むでしょう。

北駅で荷物をピックアップして、空港へ。エール・フランスが搭乗手続きを何でもかんでもセルフ・サービスにしているためか、荷物のドロップオフに始まり、出国審査、手荷物検査すべてが大行列。超余裕の時間に空港に行ったのに、搭乗ゲートに着いたときには既に搭乗が始まっていました。普通はWEBチェックインしていれば、荷物のドロップオフなそは簡単に終わる筈です。今回のエール・フランスは確かに安かったのですが、すべてが効率化、オプション化でLCCみたいになっています。これじゃ、リピーターになる気はしませんね。少々高くてもANAのサービスが素晴らしいと思えてしまいます。ただ、エール・フランスはシステムが悪いだけで、スタッフの人たちの対応がよかったのには救われました。

羽田までは機内食を食べた後はぐっすり。朝食で起こされました。羽田には何と予定よりも40分も早い到着。3週間ぶりに日本ということで、配偶者の強い提案で4階の江戸小町でお蕎麦を美味しく食べて、旅の成功を祝いました。

今回だけはヨーロッパの現地で書けませんでしたが、これもリアルタイムのレポート。今回でリアルタイムレポートの完了。旅のグランド・フィナーレです。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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