ミュンヘンに到着後、空港からSバーンに乗って、約40分後、マリエン広場Marienplatzの新市庁舎前に立ちました。11時を少し過ぎたところです。これからは時間との闘いでもあります。午後3時過ぎには羽田行きの飛行機に乗っていなくてはなりませんからね。

この広場をゆっくりと見ていたいところですが、ぐずぐずしている時間はありません。ミュンヘンでの朝ごはんを楽しむことにしているんです。マリエン広場の東側、旧市庁舎の建物のほうに向かいます。

イム・タール通りをまっすぐ進むと、目的のお店、パウラーナー・イム・タールPauraner im Talが見えてきます。ミュンヘン白ビールの老舗醸造元パウラーナー・ビールPaulaner Brauereiの直営店です。

勝手知ったるお店に入り、どんどん奥に進んで、中庭のテラス席に直行。明るくて気持ちのよい空間です。

早速、朝ごはんを注文。
まずはパウラーナーの白ビールWeißbierが運ばれてきます。

続いて、お目当ての白ソーセージWeißwurstです。この白ソーセージと白ビールの黄金の組み合わせこそ、ミュンヘンの美味しい朝ごはんです。

白いポットのお湯の中に浮かんでいる白ソーセージを1本すくって、皿の上に移します。

ナイフとフォークで白ソーセージの皮をくるりと剥きます。これで準備完了。

ズューサー・ゼンフSüßer Senfという甘酸っぱい辛子でいただくのがミュンヘン流。いつ食べても、ミュンヘンの白ソーセージは絶品です。配偶者も満足そうです。無理しても来た甲斐がありました。
満足してお店を出ます。また、いつか、朝ごはんを食べに寄りましょう。

ミュンヘンへ寄った用事はまだ、これだけでは終わりません。次の目的地に急ぎましょう。まずはマリエン広場に戻ります。旧市庁舎の建物が見えていますね。

いっぱいの自転車が駐輪しています。ミュンヘンも自転車王国なんですね。

通りの向かいには、白ソーセージ、白ビールの美味しいお店ヴァイセス・ブロイハウスWeisses Bräuhausが見えています。パウラーナー・イム・タールのライバル店です。どちらのお店も同じくらい美味しいのですが、パウラーナー・イム・タールには中庭のテラス席があるのがプラスポイントなんです。

広場の手前にはこんなものが・・・。何故、こんなものが??

マリエン広場に到着。しかし、ここは通過するだけ。

広場のエスカレーターで地下に直行。

マリエン広場の地下を歩いて、地下鉄のプラットホームに向かいます。

マリエン広場から地下鉄を乗り継ぎ、青騎士の館、レンバッハ美術館に向かいます。今日の目的地です。
レンバッハ美術館の最寄り駅ケーニヒスプラッツKönigsplatzに到着。地上に出ると、大きな広場があります。広場の中央には、白亜の堂々たる建物があります。これはプロピュライオンPropyläenという門です。古代ギリシャの神殿へ通じる門を模しているようです。バイエルン王のルートヴィヒ1世が1816年に造ったものです。ルートヴィヒ1世は、ノイシュヴァンシュタイン城などを造ったバイエルン王国最後の国王ルードヴィヒ2世の祖父です。

さあて、レンバッハ美術館はどれかな。広場の先にそれらしい建物が見えます。しかし、これは違いました。グリュプトテークGlyptothekという古典古代彫刻の美術館でした。

レンバッハ美術館はこれでした。結構、地味な建物ですね。

ともあれ、この美術館に向かいます。初見参です。これまで、この美術館が工事中でなかなか見る機会に恵まれませんでした。ようやく、青騎士の殿堂で、青騎士の美術作品を鑑賞できます。ワクワクです。
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