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ドレスデンからプラハへ~プラハ国立美術館①・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(16日目-1)

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》を再アップ中です。

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》は2013年6月のドレスデン・ゼンパーオーパーでの楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ティーレマン、シュヴァネヴィルムス、ガランチャと超豪華なキャストでどうしても見逃せないオペラでした。ウィーンでの音楽三昧ももちろん、楽しみました。ウィーンに入る前には23年ぶりにブダペストを訪れ、ウィーンからドレスデンへの往復では、ミュンヘン、レーゲンスブルク、バンベルク、プラハにも立ち寄りました。この2013年6月はヨーロッパが洪水に襲われて、ドナウ川、エルベ川の水位が上がり、はらはらどきどきの旅にもなりました。実際、ザルツブルグ、ミュンヘン間の鉄道運行は中止になりました。さて、どんな旅になったか、お楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。

 16日目-1:プラハ国立美術館① (5)

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-欧州鉄道周遊の旅
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企画・準備編 (3)
├- 旅の開始~ブダペストでフォアグラ (6)
├- 1日目-2:ブダペスト西洋美術館 (6)
├- 2日目:ブダペスト満喫 (9)
├- 3~7日目:ウィーンで音楽三昧 (9)
├- 8日目:フンデルトヴァッサーの世界 (6)
├- 9~10日目:洪水にもめげず音楽三昧 (6)
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11日目:レーゲンスブルク散策 (9)
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12日目:中世の街バンベルク (11)
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13日目:ドレスデン散策 (5)
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14日目:アルテ・マイスター絵画館 (8)
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15日目:ノイエ・マイスター絵画館 (4)
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16日目-1:プラハ国立美術館① (5)


昨年10月に突然ブログサイトがクローズしたために引っ越しを余儀なくされました。以前の旅の記事は手作業で再アップしなければならず、現在、集中して作業しています。

なお、再アップにあたっては以下のように記事の見直しをはかっています。

 1.基本として、旅の1日分をまとめて読むことができるように再編成します。ストラスブール散策のように2日にまたがる場合には、2日分をまとめます。
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 2.以前の記事には地図がなかったので、散策ルートが分かりづらくご不便をおかけしました。再編成にあたり、地図を新規挿入します。

 3.記事を見直して、細かい修正を行います。



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プラハ国立美術館②(フランス美術編)・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(16日目-2)

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》を再アップ中です。

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 16日目-2:プラハ国立美術館② (7)

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細川俊夫の新作《嵐のあとに》:東京都交響楽団@サントリーホール 2015.11.02

今日のコンサートでは何と言っても、細川俊夫の新作の世界初演に注目です。

もちろん、初聴きです。プレトークでの作曲家・細川俊夫の解説によると、東北大震災によって、音楽に対する考え方が変わり、自然の猛威に人間が何ができるかを音楽で表現してみようとしており、この作品《嵐のあとに》も、猛烈な嵐が起こったあとに2人のソプラノがシャーマン、すなわち巫女として、現世とあの世をつなぐ役割を果たすという音楽を書いてみたということです。音楽をシャーマニズムの一形式として位置付けるという野心的な試みです。

曲の前半は嵐の場面です。打楽器を中心に描写音楽的に嵐を表現します。和のテーストが感じられるような音楽ですが、悪く言えば、陳腐な感じがしなくもありません。正直なところ、ちょっとがっかりです。嵐の頂点で2人のソプラノがユニゾンで叫び声を上げます。野性的とも思える歌声にびっくり。迫力はありますが、違和感も感じます。この展開でどう音楽的に終結点を迎えさせるのかなと要らぬ心配をしているsaraiです。しかし、心配無用でした。急に音楽の転換点に入ります。それは弦楽のトップ奏者による合奏からです。第1ヴァイオリン2人(四方恭子、矢部達哉)、第2ヴァイオリン2人(遠藤香奈子、双紙正哉)、ヴィオラ(店村眞積、鈴木学)、チェロ1人(古川展生)の7人の美しい演奏にうっとりします。この後は鎮魂の音楽が始まります。素晴らしい音楽です。金切声に思えたソプラノ2人も深い鎮魂と祈りの歌に切り換わります。鎮魂の音楽の効果を高めるために前半はあえて、陳腐な音楽に終始したのかもしれません。鎮魂の音楽がジーンと胸に染み入ると音楽もフィナーレ。終わり良ければ、すべてよしの典型のような音楽ですね。願わくば、美しい鎮魂の音楽がもっと長く続いてくれれば、もっと満足できたでしょう。もう一度、聴いてみたいと思わせるような内容のある音楽でした。

ラヴェルとドビュッシーはいつもの都響とはかけはなれたプログラムですが、大変、精度の高い演奏に感心しました。ただ、あまり、こういう音楽はsaraiの好みではないので、この方向に進んでほしくないというのが正直な感想です。やはり、都響はマーラーが一番、似合います。

プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲はさすがにレーピンは安定した演奏を聴かせてくれました。こういう難曲も余裕の演奏でシャープな響きを楽しませてくれました。しかし、庄司紗矢香のしみじみとした抒情の第2楽章と迫力の第3楽章の演奏が思い出されてしまいました。レーピンにはこの曲は合わないかもしれません。
予習したのは以下の3枚のCDでしたが、いずれも素晴らしい演奏です。

 チョン・キョンファ、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団
 ヴィクトリア・ムローヴァ、プレヴィン指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ジャニーヌ・ヤンセン、ユロフスキ指揮ロンドン・フィル


最後に、今日のプログラムは以下のとおりでした。

  指揮:大野和士
  ヴァイオリン:ワディム・レーピン
  ソプラノ:イルゼ・エーレンス
  ソプラノ:スザンヌ・エルマーク
  管弦楽:東京都交響楽団

  ラヴェル:スペイン狂詩曲
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63

   《休憩》

  細川俊夫:嵐のあとに - 2人のソプラノとオーケストラのための(2015)
       [都響創立50周年記念委嘱作品・世界初演]
  ドビュッシー:交響詩《海》-3つの交響的スケッチ

今日のプログラムは11月13日からの都響のヨーロッパ遠征の主要な曲目だそうです。何故、フランスものが中心なんでしょうね。都響の得意な曲目には思えませんけどね・・・。


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心のこもった響き、庄司紗矢香・・・ビエロフラーヴェク&チェコ・フィル@みなとみらいホール 2015.11.3

庄司紗矢香は凄い! 心底、そう思わさせられるような素晴らしい演奏でした。これは音楽の技術がどうの、こうの言うようようなレベルの演奏ではありません。ヴァイオリン協奏曲で多分、一番有名で耳慣れている筈のメンデルスゾーンで、ここまで聴衆の心に語りかけてくるような音楽を聴かせることのできるヴァイオリニストがほかにどれだけいるでしょう。ヴァイオリンに限らなくても、音楽でこのような心に沁みてくるようなものを与えてくれる音楽家は稀です。この10年ほどの庄司紗矢香の目覚ましい進化には驚かされてきましたが、今日の庄司紗矢香は音楽的な高みに上り詰めたという印象でした。ヴァイオリンという楽器を通じて、彼女の深い思いを共有できたという最高の音楽体験になりました。いやはや、日本人の多くの演奏家をこれまで聴いてきましたが、彼女こそ、最高の存在です。これだけ称賛してもまだまだ足りないくらいです。今年は素晴らしい音楽を数々聴いてきましたが、今日は本当に最高のコンサートでした。
また、庄司紗矢香をサポートするビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルの素晴らしいこと! 今日のような演奏をCD化してほしいものです。残念ながら、録音していなかったようですけどね。

さて、ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルのスメタナ、ドヴォルザークですが、一言で言えば、文句なしの会心の演奏でした。
最初のスメタナのシャールカの第1音からして、素晴らしい演奏を確信させるものでした。実はsaraiはこれまでチェコ・フィルの実演を聴いたことがなかったんです。もっぱらCDでのみ、チェコ・フィルの演奏を聴いてきました。そして、今日聴いたチェコ・フィルの響きはカレル・アンチェル時代、つまり、50年以上も前のチェコ・フィルの響きを彷彿とするものでした。力強く、シャープな切れ味の演奏です。アンチェル時代に比べると、響きが少しまろやかになった印象はありますが、底堅い安定性は増しているような感じです。スメタナのシャールカは勇壮な音楽で、大音量の響きですが、決して、うるさい響きになっていないのは流石です。本場ものの《わが祖国》の1曲が聴けて、大変、満足しました。

後半のドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」は実に素晴らしい演奏でした。どっしりと力強く、かつ、めりはりのきいた演奏で、この名曲の真髄を聴いた思いです。特に後半の第3楽章、第4楽章のダイナミックな演奏に感銘を受けました。ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルの一体感のある演奏はとても安定感があり、今後とも聴いていきたいコンビです。日本でドヴォルザークの全交響曲のツィクルスをやってくれると嬉しいのですが・・・。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク
  ヴァイオリン:庄司紗矢香
  管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


  スメタナ:シャールカ ~連作交響詩「わが祖国」より
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64
       《アンコール》バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005より、第3楽章《ラルゴ》

   《休憩》

  ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」Op.95

   《アンコール》

  スメタナ:オペラ《売られた花嫁》3つの舞曲より「スコーチュナ」
  メンデルスゾーン:交響曲第5番より第3楽章
  ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第9番

そうそう、庄司紗矢香がアンコールで弾いたバッハの無伴奏ソナタですが、とても心のこもった素晴らしい演奏でした。来年の6月に無伴奏ヴァイオリン・リサイタルの告知があったので、とても楽しみです。バッハ以外にもバルトーク、そして、細川俊夫の新曲を弾いてくれるそうです。聴き逃せませんね。紀尾井ホールで6月7日の予定だそうです。早速、スケジュール帳に書き込んでおきましょう。


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       庄司紗矢香,  

プラハ国立美術館③(ミュシャ《スラヴ叙事詩》)、王宮庭園のレストランでディナー・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(16日目-3)

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 16日目-3:プラハ国立美術館③ (6)

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宝川温泉で紅葉と露天風呂

2015年10月28日木曜日@水上温泉

紅葉の温泉三昧の旅に出かけます。このところ、コンサート通いだけで、旅から遠ざかっていますから、むずむずしてきたんです。

さて、どこに出かけましょう。紅葉が綺麗で温泉でほっこりできるところと言えば、群馬の温泉あたりが狙いどころ。そう言えば、圏央道はこの春に海老名から先の区間が完成し、関越道につながりました。開通当時は、富岡製糸工場の世界遺産登録とも重なり大渋滞だったようですが、その狂騒も少しは落ち着いたことでしょう。横浜から上州へはとっても行き易くなったようなので、体験してみます。一度は訪れたかった水上温泉方面に出かけることにしましょう。そろそろ山々も色付き初めているはずです。

久しぶりのお出かけで、saraiは早起きです(とはいえ、8時過ぎ)。
いつものリゾートマンション利用なので、食料などを愛車プリウスに積み込んで10時頃に出発です。
天気予報では晴れのはずなのですが、ちょっと雲が多めです。晴れてくることを期待しましょう。
東名の海老名JCTから圏央道に入りますが、ここで工事渋滞です。ま、仕方がないですね。この渋滞を抜けると、圏央道をスイスイと気持ち良いドライブを楽しみます。お~、高尾山ICがあります。高尾山はここから簡単に行けそうですね。超人気の観光地ですが、今のところ出かける予定なしです。順調に圏央道を走り抜けて、鶴ヶ島JCTから関越道に入れました。これは楽ですね。今後は軽井沢などへのお出かけもずい分楽になります。

心配していたお天気も回復し、青空が広がっています。関東平野の広さを実感しながらどんどん走っていくと、ようやく山々が見えてきました。赤城山でしょうか。
山間部をしばらく走ると、水上ICの出口に近づきます。横浜から3時間ほどです。ここまで家を出てからずっと高速道路を走りっぱなしでした。山々は美しく紅葉しています。素晴らしい眺めです。

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水上ICで高速を降りて、国道291号線を走ります。水上温泉のちょっと山奥にある宝川温泉を目指します。
水上温泉を抜けていくと、すっかり紅葉した山が迫り、思わず歓喜の声が出ます。
国道291号線から分かれて県道63号線で宝川温泉に向かいます。道路は紅葉した山の中に入っていきます。赤や黄色、色とりどりに紅葉した木々の中のドライブは素晴らしいです。予想以上の素晴らしさです。

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細い山道をどんどん山奥へ入っていきます。突然、ダム湖の藤原湖が現れます。美しい景色ですね。時々車とすれ違いますが、こんな山奥の温泉とはどんなものなのでしょう。我々2人だけということはないでしょうけどね。
藤原湖を過ぎると、とても美しい紅葉の渓谷が現れます。

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渓谷にかかる赤い骨組の橋を渡ると、宝川温泉にすぐに到着。水上温泉から30分ほどです。あれあれ・・・駐車場には車がいっぱい駐車しています。観光バスも数台停まっています。大勢の人で大賑わいです。それにしてもここは紅葉が美しいです。

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古びた立派な門がお出迎え。そして、その奥に、それは美しく紅葉した木々と渓流と露天風呂があります。宝川温泉の宝川山荘です。
まずは、お昼をいただきましょう。イワナの塩焼き定食と釜飯です。出来上がるまで、宿の周りを散策しましょう。本当に美しい紅葉です。久しぶりに見たような気がします。

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ここは奥利根の最上流の渓流が流れています。

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ぐるりと散策して、紅葉を堪能しました。宝川山荘に戻ると、また紅葉がお出迎えです。

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紅葉を心行くまで楽しんで食堂に戻ると、食事が出てきます。
これがイワナの塩焼き定食。

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これが釜飯定食。

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渓流の紅葉を楽しみながら、食事をいただきます。食堂も大いに賑わっています。

さて、いよいよ温泉に入ってきましょう。日帰り入浴の料金は1人1500円です。渓流沿いに大きくて立派な露天風呂が3つも並んでいます。カメラは持ち込めないので、温泉のパンフレットから写真を借用します。

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ここは何と混浴なんです。もちろん、女性はバスタオルを使用してよいとのこと。2人でのんびり楽しみましょう。まずは一番奥にある子宝の湯に入ります。渓流の音を聴きながら、美しい紅葉を眺めて露天風呂にじっくり浸かっていると、ほこほこと温もってきます。体の芯から温まってきますね。女性はバスタオルを巻いて、男性もちょっとタオルを当てて、露天風呂を渡り歩く様を眺めていると楽しいです。外人さんのカップルもいます。時代ですね。saraiと配偶者もタオルを使って、渓流を渡って次の露天風呂に移動します。摩訶の湯です。これもパンフレットから写真を借用。

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最後に3つ目の般若の湯に入って、すべての露天風呂を制覇。

さて、山の夕暮れは早いです。暗くならないうちに、今日の宿に向かいましょう。先ほど渡った渓谷の赤い橋の上から紅葉を撮影。配偶者はそんなに綺麗じゃないと言いますが、どうしてなかなか美しい景色じゃありませんか。

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途中の水上温泉の道の駅で、ワインのお供と夕食をゲットしていきます。

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宿の部屋には、暖炉がありました(電気ですけど)。紅葉を楽しみ、温泉でほっこりした1日を祝して、ワインで乾杯。

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山に来た・・・という気分で、夜は更けていきます。
おやすみなさい。明日は谷川岳に行ってみましょう。


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谷川岳と諏訪峡で紅葉三昧

2015年10月29日金曜日@水上温泉

水上温泉の2日目です。

水上と言えば、谷川岳。もう紅葉は終わっているかもしれませんが、行ってみましょう。
水上温泉から今日も国道291号線を走って、山の方に入っていきます。30分ほどで土合口の谷川岳ロープウェイ乗り場に到着です。登山姿の人や観光客で大いに賑わっています。とは言え、駐車場も混んではいないし、ロープウェイも空いています。麓は紅葉真っ盛りですが、山の上はもう紅葉のシーズンは終了なのかもしれませんね。谷川岳には初雪も降ったそうです。でも、今日は頂上も晴れていて、軽装の我々でも問題ないとのこと。それでも、皆さんは防寒着はもちろん、マフラーに手袋を準備している人もいます。配偶者も用心してコートを準備してきたようですが、正解だったようですね。コートを着込んで、ロープウェイに向かいます。

20人ほども乗れそうなゴンドラに6人が乗って出発です。すぐにロープウェイ乗り場が小さくなってきます。

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いきなり、周りの迫ってくる山々に歓声が上がります。紅葉が綺麗です。

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ロープウェイの真下には渓流が流れています。

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渓流には小さな滝も流れ落ちています。まわりの紅葉も美しいですね。

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まだまだ、この辺りは紅葉真っ盛りでとても美しいです。でも、少し前はもっと綺麗だったのかもしれません。

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しばらくは紅葉が美しく広がりますが、ゴンドラが高度を上げるにつれて、葉を落とした枯れ木が目立ちだします。確かに紅葉のシーズンは終わっているようです。でも、美しい白樺の群生や山並みに目を奪われます。

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やがて、終点の天神平に到着です。
ここも大勢の人で賑わっています。が、さらに上に上がれるリフトが目に入ります。さらに上に行けると知って、saraiは配偶者をせきたてながら一目散にリフト乗り場に向かいます。元来はスキー用なのでしょうが、お蔭で楽ちんで上に上がれます。2人で並んで乗り込みますが、これは吹きっさらし。コートを着込んでいて大正解です。

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すぐに天神峠に到着です。谷川岳も眼前に見えます。

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天神峠の中でも、少しでも高みを目指して移動しながら、360°のパノラマを大いに楽しみます。saraiは岩場の頂点に立ちます。

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遠く連なる山並みが心に沁みます。こういう風景を見るのはとっても久しぶりです。

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高校生と思われる団体がおにぎりを食べています。ちょっと羨ましい。山並みを眺めながら食べるおにぎりは美味しいでしょうね。

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昼食を終えると、若者たちは元気に歩いて山を下りていきます。彼らがおにぎりを食べているのを見て、こちらもお腹が空いてきました。天神平のロッジで昼食にしましょう。我々は、下りのリフトで遠くの山並みの景色を楽しみながら天神平に戻ります。

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天神平のロッジのレストランで、昼食はカレーライスと山菜うどんです。山並みを正面に眺められる窓際に陣取り、美味しく頂きます。

さて、ロープウェイで山を降り、麓に戻りましょう。麓に近づくにつれて、紅葉が美しくなっていきます。

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無事に、麓に到着です。

水上温泉には来たものの、まだ水上の紅葉を楽しんでいません。水上での紅葉といえば諏訪峡。行ってみましょう。水上の温泉街に戻り、道の駅《水紀行館》に車を停めると、諏訪峡はすぐそこです。
利根川の上流の渓谷が諏訪峡です。利根川の土手の散歩コースに出ると、大勢の人が歩いています。奥利根の渓谷はなかなか美しい流れです。水が綺麗です。気持ちよく散策できます。

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渓流では、ラフティングを楽しむ人がいます。と、絶叫が聞こえてきます。渓谷に架かる橋から、バンジージャンプが体験できるようです。その辺りは紅葉が綺麗そうです。その中でのパンジーはなかなか素晴らしい体験かも知れないけれど、心静かに紅葉を楽しみたい者にとっては、少々興ざめな絶叫です。

それでも美しい盛りの紅葉で、辺りは赤と黄色に彩られています。気持を取り直して、紅葉を堪能しましょう。

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渓谷沿いに美しく紅葉が映えています。

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紅葉公園までやってきました。いやはや、紅葉が美しいですね。

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諏訪峡から谷川岳のほうが望めます。渓谷の紅葉っていいですね。

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下を見下ろすと、渓谷を流れる利根川の水が美しく澄んでいます。

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紅葉と美しい渓谷を堪能し、諏訪峡を後にします。

グルリと利根川の土手を歩いてきて、それなりに疲れました。温泉に入って体を休めましょう。ホテル聚楽に向かいます。
水上温泉の温泉街の真ん中にホテル聚楽が建っています。思ったよりも立派なお宿です。ここで立ち寄り湯をお願いします。1人1000円です。
ゆったりと広い湯船で水上の湯を楽しみます。外の露天風呂は利根川の渓谷に面しています。渓谷の色づいた紅葉を眺めながら、天国気分。サウナまで楽しんで、温泉を満喫。やっぱり、温泉はいいですね。疲れも吹っ飛びます。ただ、今日は混浴ではないので、配偶者とは離れ離れでちょっぴり寂しい・・・。

温泉を楽しんだ後はスーパーで夕食を調達してリゾートマンションに戻ります。
充実した1日に満足しながら、今日もワイングラスを傾けます。夜も更けてきました。お休みなさい。明日はどこに行こうかな。


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猿ヶ京温泉と伊香保温泉で紅葉三昧

2015年10月30日土曜日@水上温泉

水上温泉の3日目です。

今日はどこに行こうかと悩んでいると、テレビの天気予報に紅葉情報が流れます。水上にある猿ヶ京温泉が見頃とのこと。それは、行くしかないですね。
リゾートマンションをチェックアウトして猿ヶ京温泉に向かいます。
県道270号を走るとすぐに、赤谷湖にぶつかります。この赤谷湖に面して猿ヶ京温泉があるようです。が、どの辺りが見頃なのでしょう。とりあえず、赤谷湖記念公園駐車場に車を停めます。無料駐車場です。車を降りて湖畔に出ると、湖の周りでは気持ちのよい秋晴れの下、散策している人が多いです。が、湖畔の紅葉は今一つです。

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湖畔の案内板をチェックすると、この赤谷湖はダム湖のようで、ダム近くに見晴らし台があります。まずは、この辺りから散策を始めましょう。
見晴らし台から眺めると、ちょうど正面の赤谷湖の向こう側が美しく紅葉しています。その辺りが温泉街でもあるので、行ってみましょう。

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日帰り温泉施設のまんてん星の湯の駐車場に車を停めます。
今日は、この辺りでハイキングの催しがあるようで、大勢の人が歩いています。観光バスでのツアー客も大勢やってきています。温泉街の中には、あまり紅葉の見どころはないですね。やはり、赤谷川の流域辺りでしょうか。細い道が入り組んでいる街中を彷徨いながら、赤谷川の方に向かいます。途中、見晴らしのよいところから、赤谷湖を見下ろすことができます。なかなか美しい眺めです。

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なんとか赤谷川峡谷に到達。お~、ここは素晴らしいです。水管橋の上から、駒形峡の綺麗な紅葉の眺めが広がっています。

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赤谷湖の方には先ほど渡った相生橋が見えます。こちらも紅葉の渓谷の向こうに赤谷湖の美しい湖面が望めて、絶景です。

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しばし楽しんでいると、またもや絶叫が・・・ここでもバンジージャンプができるようです。紅葉とバンジーの取り合わせが最近のトレンドなんでしょうか。騒がしいので、早々に撤退しましょう。その前に、もう一度、駒形峡の美しい紅葉を眺めましょう。

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意外に早く猿ヶ京温泉の見物は終了してしまいました。このまま帰宅するのはもったいないです。お天気もいいですしね。
群馬県の主要な温泉(草津温泉・水上温泉・四万温泉・伊香保温泉)で訪れていないのは、伊香保温泉のみ。ここに立ち寄り、群馬県の温泉を制覇するのもよいのではということで、伊香保温泉に向かうことに決定。
それではと、一目散に伊香保温泉を目指して、車を走らせます。赤谷湖畔沿いの三国街道(国道17号線)を月夜野IC方面に向かいます。そのまま、関越道と並行して走り、渋川付近で右折して、伊児保温泉方面に向かいます。最後には、榛名山に向けて山道をどんどん上っていき、伊香保温泉に到着です。1時間半ほどのドライブです。イヤァ~、ここは流石に賑わっています。大観光地ですね。車を停める場所を探さないといけません。無料の市営駐車場があるはずなのですが、満車だろうなと思いながら探すと、なんと最後の数台にもぐり込めて駐車できてしまいました。ラッキー!
榛名山の中腹にある伊香保温泉からの眺めは素晴らしいです。

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眺めは素晴らしいのですが、もうお昼も過ぎています。食事ができて、立ち寄り湯もある宿を探します。市営駐車場の目の前の《和心の宿オーモリ》に決定。ここは屋上に露天風呂があるんです。

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立ち寄り湯と食事のセットプランをお願いします。1人ちょうど2000円です。

まずは、食事から・・・。ホテルに併設している豆やキッチンへ案内してもらいます。上州名物「おっきりこみ」と豆腐ハンバーグを頂きます。「おっきりこみ」って何かと言うと、幅広のきしめんみたいなものを、野菜中心の具とともに煮込んだ鍋です。なかなか、美味しくて満足。
では、屋上露天風呂を楽しみましょう。伊香保温泉の高台の標高800mの眺望を楽しみながらのお風呂は豪快そのもの。お湯もたっぷりでゆったりと寛げます。まわりから見られるような気もしますが、男性の裸ですから、問題ないでしょう。屋上露天風呂の写真はホテルのパンフレットから借用しました。

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温泉の次は、やはり伊香保温泉ならではの石段街を歩かないとね。その方向に歩いていきますが、観光客の数がものすごいです。途中、真っ赤な紅葉があります。紅葉も期待できそうです。

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石段街の上に出ました。

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まずは、伊香保神社にお参りしておこうと、石段の一番上に向かいます。

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神社のお参りをします。特段お願いすることもないので、お願いなしのお参りです。こういうのが一番、ご利益があるんじゃないでしょうか。

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お参りを済ませると、神社の奥の方への人の往来が多いのに気が付きます。そちらは紅葉の名所の河鹿橋の方のようです。行ってみましょう。
神社の裏の方に出ると、山間の綺麗な紅葉がすぐに目に飛び込んできます。

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河鹿橋に着くと、オ~、素晴らしいです。まっかっか!です。

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人の数も凄いですが、紅葉を見上げれば気になりません。パチパチとシャッターを切りまくります。

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ふと気がつくと、まわりから聞こえてくるのは中国語・・・。

さて、紅葉を堪能したので、石段街に戻りましょう。途中に見える全山、黄色や橙色の黄葉も綺麗です。奥に見えている形の綺麗な山は榛名富士(榛名山)かな。

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石段を下りてみましょう。階段脇には、お土産物屋さんがズラリと並んでいます。

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もちろん、温泉まんじゅう屋さんも。これは湯の花まんじゅうの田中屋さん。食べないわけにはいきませんね。

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saraiと配偶者、それぞれ1つだけゲット。石段のどこかでいただきましょう。

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立派な温泉宿や、足湯もあります。温泉は入ってきたばかりですから、パス。

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そして、懐かしい射的のお店があります。今時、珍しいというか、ここまで温泉街の風情が残っているのは凄いですね。
これが下から見上げた石段街です。

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十分堪能しました。帰りましょう。

帰りはまた関越道、圏央道、東名を走ります。東名の海老名から町田までの間が少々渋滞に巻き込まれましたが、それでも夕食は家で食べれる時間に帰宅できました。

圏央道開通で上州が近くなりました。また出かけましょう! 楽しい紅葉と温泉のドライブでした。


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プラハのピヴニッツェ&ホスポダ:ウ・ピンカスー、その前にプラハ国立歌劇場でバレエ・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(17日目)

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《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》は2013年6月のドレスデン・ゼンパーオーパーでの楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ティーレマン、シュヴァネヴィルムス、ガランチャと超豪華なキャストでどうしても見逃せないオペラでした。ウィーンでの音楽三昧ももちろん、楽しみました。ウィーンに入る前には23年ぶりにブダペストを訪れ、ウィーンからドレスデンへの往復では、ミュンヘン、レーゲンスブルク、バンベルク、プラハにも立ち寄りました。この2013年6月はヨーロッパが洪水に襲われて、ドナウ川、エルベ川の水位が上がり、はらはらどきどきの旅にもなりました。実際、ザルツブルグ、ミュンヘン間の鉄道運行は中止になりました。さて、どんな旅になったか、お楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

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├- 9~10日目:洪水にもめげず音楽三昧 (6)
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プラハのキュビズム建築、カレル橋、旧市街広場、国民劇場でオペラ・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(18日目)

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ミュシャ・ポスター完全コレクション展(イワン・レンドル所有)・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(19日目-1)

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ヴルタヴァ川クルーズ~エステート劇場でオペラ・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(19日目-2)

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ウィーンへGO、早速オペレッタ・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(20日目)

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ウィーンのシュピッテルベルク地区散策~素晴らしきオペラ《カプリッチョ》・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(21日目)

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リヒテンシュタイン美術館を運良く見学~驚異的なオペラの新人デビュー・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(22日目)

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16日目-3:プラハ国立美術館③ (6)
├-
17日目:プラハのピヴニッツェ&ホスポダ (5)
├-
18日目:プラハのキュビズム建築 (9)
├-
19日目-1:ミュシャ完全コレクション展 (3)
├-
19日目-2:ヴルタヴァ川クルーズ (6)
├-
20日目:ウィーンへGO (4)
├-
21日目:ウィーンのシュピッテルベルク地区散策 (4)
├-
22日目:リヒテンシュタイン美術館 (5)


昨年10月に突然ブログサイトがクローズしたために引っ越しを余儀なくされました。以前の旅の記事は手作業で再アップしなければならず、現在、集中して作業しています。

なお、再アップにあたっては以下のように記事の見直しをはかっています。

 1.基本として、旅の1日分をまとめて読むことができるように再編成します。ストラスブール散策のように2日にまたがる場合には、2日分をまとめます。
   左側のメニューにあるカテゴリで読みたい日をクリックして頂ければ、その日の分がまとめて読めます。

 2.以前の記事には地図がなかったので、散策ルートが分かりづらくご不便をおかけしました。再編成にあたり、地図を新規挿入します。

 3.記事を見直して、細かい修正を行います。



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圧倒的なコダーイに感動! タマーシュ・ヴァルガ・無伴奏チェロ・リサイタル@上大岡ひまわりの郷 2015.11.15

タマーシュ・ヴァルガはウィーン・フィルの首席チェロ奏者。オーケストラではいつも演奏する姿を見ていますが、ソロを聴くのは初めてです。

前半はバッハの名曲、無伴奏チェロ組曲です。これはCDで聴いたどの演奏ともまったく異なる演奏。インティメットな表現の柔らかい響きの演奏です。これが俺の弾くバッハなんだ、どうだ、聴いてみろという演奏とはまったく正反対の音楽です。自宅の居間で優しく弾いてくれるようなバッハ・・・これこそが本当のバッハの無伴奏チェロ組曲ではないかと思ってしまうような実に自然な演奏です。もちろん、こういう演奏をCDで聴き比べすると、多分、もの足りない感じがあるのかもしれませんが、目の前でそれこそ上品とも思える雰囲気で演奏されるとしみじみと聴き入るばかりです。こういうバッハの無伴奏チェロ組曲もあるんですね。ウィーン・フィルの柔らかい弦の響きで演奏されるバッハを聴いて、すっかりと満足しました。しかし、こういう演奏で後半のコダーイはどうなるんだろうという疑問もふつふつと湧きあがります。

そういう気持ちで後半のコダーイの無伴奏チェロ・ソナタの演奏を待ちます。そして、いよいよ始まった演奏の第1音を聴いただけで、すべてが分かります。バッハの静謐な演奏とは異なり、強いアタックの響きです。コダーイの音楽にふさわしい雄大な演奏が繰り広げられます。それに超絶技巧の凄い演奏です。この曲を有名にしたシュタルケルの演奏とはちょっと異質で、どちらかと言えば、ヨー・ヨー・マのような路線の演奏です。あまり突っ込み過ぎず、朗々とした響きの音楽ですが、胸に迫ってくる感動的な演奏です。少なくとも実演の迫力の分だけでも、ヨー・ヨー・マの演奏を超えています。たっぷり30分ほどの演奏ですが、ぐいぐいとその演奏に引き込まれて、束の間のような時間が過ぎ去りました。圧巻の演奏でした。こんな音楽が聴けるとは予想していませんでした。素晴らしいとしか表現できません。

名人揃いのウィーン・フィルの中でも、首席奏者は流石にこれほどの実力があることを実感させられました。素晴らしい演奏にとても大きな感銘を受けました。

今日のプログラムは以下です。

  チェロ:タマーシュ・ヴァルガ

  バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番
      無伴奏チェロ組曲 第3番

   《休憩》

  コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ

   《アンコール》

  ドビュッシー:シランクス(チェロ編曲版)
  バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番より、サラバンド


ところで、この日に向けて、集中的にバッハの無伴奏チェロ組曲の予習をしました。これまで、あまり、ちゃんと聴いていませんでしたからね。
予習したCDは以下のものです。

 パブロ・カザルス(1936~39年録音) EMI(ART処理によるリマスター盤)、opus蔵の復刻盤、Documents盤
  バッハの無伴奏チェロ組曲と言えば、この演奏を聴かないわけにはいかないでしょう。確かに素晴らしい演奏。いろいろな復刻CDも出ていますが、EMIのARTリマスター盤を聴けば、十分なようです。現在はほかにも素晴らしい演奏があるので、この演奏が絶対という感じではありませんが、気魄に満ちた演奏は一度は耳にする価値があります。

 ピエール・フルニエ(1960年録音)、ポール・トルトゥリエ (1982年録音:新盤)、モーリス・ジャンドロン (1964年録音)、ヤーノシュ・シュタルケル (1992年録音:4回目)
  いずれも納得の素晴らしい演奏。どれを聴いても最高の音楽に聴こえます。バッハの音楽の奥深さがうかがい知れます。

 アンナー・ビルスマ(1979年録音:旧盤、1992年録音:新盤)、鈴木秀美 (1995年録音:旧盤)、ピーター・ウィスペルウェイ (1998年録音:旧盤)、ヴィーラント・クイケン(2001/2002年)
  オリジナル楽器の演奏家たちの演奏。ただし、クイケン、ビルスマ(新盤)はモダン楽器を使用。彼らの演奏も聴き応えがあります。ビルスマだけは別次元の演奏に思えます。いいとか、悪いとかではありません。要するに個性ということでしょう。クイケンも説得力のある演奏です。

 ヨー・ヨー・マ(1982年録音:旧盤、1996年録音:新盤)
  旧盤、新盤ともに素晴らしい演奏。特に新盤はベスト盤に推したい演奏です。こういう演奏には文句のつけようがありません。脱帽です。

 ミッシャ・マイスキー(1984年録音:旧盤、1999年録音:新盤)
  これも旧盤、新盤ともに素晴らしい演奏。これは両方ともヨー・ヨー・マの新盤と並んでベストに推したい演奏です。全体的は新盤がいいかもしれません。最高の演奏です。

合計16ものCDを聴き、頭の中はチェロの響きでいっぱいになりました。こんなに素晴らしいCDがあるとは驚きです。でも、まだ、聴くべきCDは残されているようです。

コダーイの無伴奏チェロ・ソナタは以下を予習。

 ヤーノシュ・シュタルケル(1948年録音、1950年録音、1970年録音)
  特に1950年録音のものが有名なものですが、現在では、1970年録音のステレオ録音を聴けば十分でしょう。さすがにこの曲を世界的に広めたシュタルケルの演奏は鬼気迫るものです。

 ヨー・ヨー・マ(1999年録音)
  シュタルケルとは別のアプローチですが、これも凄い演奏です。やはり、彼は天才チェリストですね。

この素晴らしいコンサートシリーズを主催しているのは横浜楽友会のプロデューサーの平井さんですが、今回もこんなよいものを聴かせてもらって感謝です。

その横浜楽友会のホームページのアドレスはここです。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

 

ドナウタワーの眺望~超弩級のコンサート《グレの歌》・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(23日目)

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》を再アップ中です。

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》は2013年6月のドレスデン・ゼンパーオーパーでの楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ティーレマン、シュヴァネヴィルムス、ガランチャと超豪華なキャストでどうしても見逃せないオペラでした。ウィーンでの音楽三昧ももちろん、楽しみました。ウィーンに入る前には23年ぶりにブダペストを訪れ、ウィーンからドレスデンへの往復では、ミュンヘン、レーゲンスブルク、バンベルク、プラハにも立ち寄りました。この2013年6月はヨーロッパが洪水に襲われて、ドナウ川、エルベ川の水位が上がり、はらはらどきどきの旅にもなりました。実際、ザルツブルグ、ミュンヘン間の鉄道運行は中止になりました。さて、どんな旅になったか、お楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。

 23日目:ドナウタワーの眺望 (5)

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《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》の全体は以下をクリックしてお読みください。(左側のメニューにあるカテゴリと同じです。)

-欧州鉄道周遊の旅
├-
企画・準備編 (3)
├- 旅の開始~ブダペストでフォアグラ (6)
├- 1日目-2:ブダペスト西洋美術館 (6)
├- 2日目:ブダペスト満喫 (9)
├- 3~7日目:ウィーンで音楽三昧 (9)
├- 8日目:フンデルトヴァッサーの世界 (6)
├- 9~10日目:洪水にもめげず音楽三昧 (6)
├-
11日目:レーゲンスブルク散策 (9)
├-
12日目:中世の街バンベルク (11)
├-
13日目:ドレスデン散策 (5)
├-
14日目:アルテ・マイスター絵画館 (8)
├-
15日目:ノイエ・マイスター絵画館 (4)
├-
16日目-1:プラハ国立美術館① (5)
├-
16日目-2:プラハ国立美術館② (7)
├-
16日目-3:プラハ国立美術館③ (6)
├-
17日目:プラハのピヴニッツェ&ホスポダ (5)
├-
18日目:プラハのキュビズム建築 (9)
├-
19日目-1:ミュシャ完全コレクション展 (3)
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19日目-2:ヴルタヴァ川クルーズ (6)
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20日目:ウィーンへGO (4)
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21日目:ウィーンのシュピッテルベルク地区散策 (4)
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22日目:リヒテンシュタイン美術館 (5)
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23日目:ドナウタワーの眺望 (5)


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ウィーンにお別れ~グランド・フィナーレ・・・ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅(24日目)

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》の再アップ中も今回で完了です。

《ブダペスト・ウィーン・ドレスデンの旅》は2013年6月のドレスデン・ゼンパーオーパーでの楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ティーレマン、シュヴァネヴィルムス、ガランチャと超豪華なキャストでどうしても見逃せないオペラでした。ウィーンでの音楽三昧ももちろん、楽しみました。ウィーンに入る前には23年ぶりにブダペストを訪れ、ウィーンからドレスデンへの往復では、ミュンヘン、レーゲンスブルク、バンベルク、プラハにも立ち寄りました。この2013年6月はヨーロッパが洪水に襲われて、ドナウ川、エルベ川の水位が上がり、はらはらどきどきの旅にもなりました。実際、ザルツブルグ、ミュンヘン間の鉄道運行は中止になりました。さて、どんな旅になったか、お楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。

 24日目:ウィーンにお別れ (4)

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-欧州鉄道周遊の旅
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企画・準備編 (3)
├- 旅の開始~ブダペストでフォアグラ (6)
├- 1日目-2:ブダペスト西洋美術館 (6)
├- 2日目:ブダペスト満喫 (9)
├- 3~7日目:ウィーンで音楽三昧 (9)
├- 8日目:フンデルトヴァッサーの世界 (6)
├- 9~10日目:洪水にもめげず音楽三昧 (6)
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11日目:レーゲンスブルク散策 (9)
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12日目:中世の街バンベルク (11)
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13日目:ドレスデン散策 (5)
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14日目:アルテ・マイスター絵画館 (8)
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15日目:ノイエ・マイスター絵画館 (4)
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16日目-1:プラハ国立美術館① (5)
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16日目-2:プラハ国立美術館② (7)
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16日目-3:プラハ国立美術館③ (6)
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17日目:プラハのピヴニッツェ&ホスポダ (5)
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18日目:プラハのキュビズム建築 (9)
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19日目-2:ヴルタヴァ川クルーズ (6)
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20日目:ウィーンへGO (4)
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21日目:ウィーンのシュピッテルベルク地区散策 (4)
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22日目:リヒテンシュタイン美術館 (5)
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23日目:ドナウタワーの眺望 (5)
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24日目:ウィーンにお別れ (4)


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なお、再アップにあたっては以下のように記事の見直しをはかっています。

 1.基本として、旅の1日分をまとめて読むことができるように再編成します。ストラスブール散策のように2日にまたがる場合には、2日分をまとめます。
   左側のメニューにあるカテゴリで読みたい日をクリックして頂ければ、その日の分がまとめて読めます。

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旅の開始~ウィーンへGO・・・ウィーン・ベルリンの旅(1日目)

《ウィーン・ベルリンの旅》の再アップ中を今日から開始します。

《ウィーン・ベルリンの旅》は2012年4月のウィーンでガランチャがオクタヴィアンを歌う楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ウィーンではちょうどイースターだったので、ティーレマンの指揮する舞台神聖祝典劇が聴けることもポイントのひとつでした。ウィーンからは20年ぶりにベルリンも訪れ、音楽や美術、そして、カフェ文化を楽しみます。アイゼナハ、ヴァイマールへの小旅行も敢行します。あれやこれや、楽しい旅になります。旅をご一緒にお楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。

 企画・準備編 (6)
 
旅の開始~ウィーンへGO (6)

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企画・準備編 (6)
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旅の開始~ウィーンへGO (6)


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マーラーのお墓参り・・・ウィーン・ベルリンの旅(2日目)

《ウィーン・ベルリンの旅》の再アップ中です。

《ウィーン・ベルリンの旅》は2012年4月のウィーンでガランチャがオクタヴィアンを歌う楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ウィーンではちょうどイースターだったので、ティーレマンの指揮する舞台神聖祝典劇が聴けることもポイントのひとつでした。ウィーンからは20年ぶりにベルリンも訪れ、音楽や美術、そして、カフェ文化を楽しみます。アイゼナハ、ヴァイマールへの小旅行も敢行します。あれやこれや、楽しい旅になります。旅をご一緒にお楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。

 2日目:マーラーのお墓参り (6)

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企画・準備編 (6)
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旅の開始~ウィーンへGO (6)
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2日目:マーラーのお墓参り (6)


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クリムト展@美術史美術館~ティーレマンの《パルジファル》・・・ウィーン・ベルリンの旅(3日目)

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 3日目:クリムト展@美術史美術館 (4)

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青空のプラーターで大観覧車とミニSL・・・ウィーン・ベルリンの旅(4日目)

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 4日目:青空のプラーター (5)

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ベルリンへ飛び、ポツダムへ・・・ウィーン・ベルリンの旅(5日目-1)

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 5日目-1:ベルリンへ飛び、ポツダムへ (7)

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サンスーシ宮殿(ポツダム)・・・ウィーン・ベルリンの旅(5日目-2)

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アイゼナハ旧市街:ルターとバッハの聖地・・・ウィーン・ベルリンの旅(6日目-1)

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 6日目-1:アイゼナハ旧市街 (8)

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5日目-1:ベルリンへ飛び、ポツダムへ (7)
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5日目-2:サンスーシ宮殿 (5)
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ジャンル : 海外情報

 

ヴァルトブルグ城~ヴァイマール・・・ウィーン・ベルリンの旅(6日目-2)

《ウィーン・ベルリンの旅》の再アップ中です。

《ウィーン・ベルリンの旅》は2012年4月のウィーンでガランチャがオクタヴィアンを歌う楽劇《ばらの騎士》を聴きたくて、企画した旅です。ウィーンではちょうどイースターだったので、ティーレマンの指揮する舞台神聖祝典劇が聴けることもポイントのひとつでした。ウィーンからは20年ぶりにベルリンも訪れ、音楽や美術、そして、カフェ文化を楽しみます。アイゼナハ、ヴァイマールへの小旅行も敢行します。あれやこれや、楽しい旅になります。旅をご一緒にお楽しみ下さいね。既にお読みの方も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。

 6日目-2:ヴァルトブルグ城~ヴァイマール (7)

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《ウィーン・ベルリンの旅》の全体は以下をクリックしてお読みください。(左側のメニューにあるカテゴリと同じです。)

-ウィーン・ベルリンの旅
├-
企画・準備編 (6)
├-
旅の開始~ウィーンへGO (6)
├-
2日目:マーラーのお墓参り (6)
├-
3日目:クリムト展@美術史美術館 (4)
├-
4日目:青空のプラーター (5)
├-
5日目-1:ベルリンへ飛び、ポツダムへ (7)
├-
5日目-2:サンスーシ宮殿 (5)
├-
6日目-1:アイゼナハ旧市街 (8)
├-
6日目-2:ヴァルトブルグ城~ヴァイマール (7)


昨年10月に突然ブログサイトがクローズしたために引っ越しを余儀なくされました。以前の旅の記事は手作業で再アップしなければならず、現在、集中して作業しています。

なお、再アップにあたっては以下のように記事の見直しをはかっています。

 1.基本として、旅の1日分をまとめて読むことができるように再編成します。ストラスブール散策のように2日にまたがる場合には、2日分をまとめます。
   左側のメニューにあるカテゴリで読みたい日をクリックして頂ければ、その日の分がまとめて読めます。

 2.以前の記事には地図がなかったので、散策ルートが分かりづらくご不便をおかけしました。再編成にあたり、地図を新規挿入します。

 3.記事を見直して、細かい修正を行います。



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原節子さんと尾道

TVのニュースで往年の名女優、原節子さんが亡くなったことを知りました。saraiでもリアルタイムには彼女の映画での活躍は知らないんです。でも、ヴィデオで小津作品を見て、彼女の魅力に惹かれてしまいました。洋画で言えば、イングリッド・バーグマンと似た思いですね。

そして、原節子さんで思い出す名画は何と言っても《東京物語》。何度も繰り返して見ました。いつも最後のシーンでは胸にジーンとくるものがあります。最後のシーンは原節子さんと笠智衆さんがしみじみと思いを語るシーンです。このシーンは尾道でのシーンなんですが、それを知ったのは偶然の出会いでした。生涯でただ一度きりの尾道訪問で志賀直哉の旧宅を訪れたときのこと。それについてはブログにも書きましたが、古い記事なので現在は消去された状態。これを機に急遽、再アップしました。

 尾道散策

国内のあちこちを訪れた旅も今後、再アップしていくことにしました。予告も再アップ報告もしないつもりなので、気がつかれたかたはどうぞご覧ください。現在はこの尾道を含めて、3つの旅を《心に残る列島の旅》のカテゴリーにまとめています。順次、再アップしていきます。

-心に残る列島の旅
├- 尾道散策 (5)
├- 琵琶湖逍遥 (15)
├- みなかみの紅葉 (3)

なお、今日からは待ちに待ったオッコー・カム指揮ラハティ交響楽団のシベリウス交響曲ツィクルスが始まります。音楽ネタが続きます。旅の記事はちょっとお休みします。


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テーマ : 国内旅行記
ジャンル : 旅行

 

曇り後晴れ・・・シベリウス・ツィクルス①:カム&ラハティ響@オペラシティコンサートホール 2015.11.26

今年はシベリウス生誕150年の節目の年です。その記念すべき年を締めくくるにふさわしいシベリウス交響曲ツィクルスを今日から3回聴きます。真打ち登場という感じでオッコー・カムが指揮する本場フィンランドのラハティ交響楽団の演奏です。ラハティ交響楽団と言えば、ヴァンスカが指揮したシベリウスの一連の素晴らしいCDで華々しく世界に登場したオーケストラです。ラハティは人口10万人ほどの小さな街ですが、このオーケストラと本拠地シベリウス・ホールは世界に誇れるものでしょう。

今回のチケット入手には涙ぐましい努力がありました。セット券の発売日には何とウィーン滞在中だったんです。しかも時差もあります。さらにネットでの販売がなく、電話のみの受付。仕方なく、ウィーンのホテルで深夜に起き出して、携帯で日本に海外発信。1時間ほどかけて、何とか電話がつながって、チケットをゲット。書留でのチケット送付とのことで、日本に戻る頃にチケット送付してもらうことにしてもらいました。電話料金がどれくらいかかったかは恐ろしくて見ていません(笑い)。こんなに苦労して手に入れたチケットなんです。

大変期待していた今日の演奏ですが、前半の交響曲第1番はあれっ・・・という感じです。まずもって、アンサンブルがよくありません。世界の超一流オーケストラと比較するつもりは最初からありませんが、CDで聴いていたラハティ交響楽団の響きとはあまりの違いに愕然。この交響曲第1番は美しく響かせてもらいたい曲ですが、ほど遠い出来です。本場のオーケストラが奏でるシベリウスの音楽を楽しむ以前に響きが悪過ぎ。結局、欲求不満がつのるままでフィナーレ。休憩時間は暗然たる気持ちです。こんな演奏でシベリウスを7曲聴く羽目になるなんて・・・ぶつぶつ。

ところが後半の交響曲第2番は素晴らしかったんです。特に第3楽章以降はCDで聴いていた本来のラハティ交響楽団の響きです。とても美しいシベリウスです。これが本当の実力なんでしょう。最初は固くなっていたか、時差ぼけか・・・調子が出なかったんですね。ともかく安心しました。明日以降はもっと素晴らしい演奏を聴かせてくれる筈です。
交響曲第2番は今年、サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団の素晴らしい演奏を聴きましたが、今日の演奏も並び立つ演奏です。サロネンはスマートかつダイナミックな演奏を聴かせてくれましたが、カムはもっと自然で無骨な演奏で、どちらも素晴らしい演奏。フィナーレの盛り上がりはどちらも凄まじいものでした。

ツィクルスは始まったばかりですから、詳しい感想はこれからにしましょう。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:オッコー・カム
  管弦楽:ラハティ交響楽団


  シベリウス: 交響曲第1番 ホ短調 op.39

   《休憩》

  シベリウス: 交響曲第2番 ニ長調 op.43

   《アンコール》

  シベリウス: ミランダ(組曲「テンペスト」op.109より 第2番 第6曲)
         行列 JS54
         間奏曲(「ペレアスとメリザンド」op.46より)

ところで、だんだん調子が出てきたラハティ交響楽団の響きはアンコール曲で最高潮に達しました。聴いたことにない曲ばかりですが、どれも素晴らしいシベリウス節です。まるで、ウィーン・フィルの演奏するウィンナーワルツみたいです。これだけ聴いていても満足できるほどの素晴らしい演奏です。BISのシベリウス全集のCDをきっちりと聴いてみないといけませんね。ヴァンスカ指揮のラハティ交響楽団の演奏もあったかもしれません。


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美しく凄絶な第4番!!シベリウス・ツィクルス②:カム&ラハティ響@オペラシティコンサートホール 2015.11.27

音楽は不可思議なものです。人間の成せる業なので、それも当然なのかも知れず、それが音楽の持つ魅力なのでしょう。何故、こんな謎めいたことを書くかと言えば、昨日から今日への演奏の精度と質の変化=向上が甚だしいからです。昨日はちょっと抑えて書きましたが、最初に演奏された交響曲第1番はかなりひどいアンサンブルで言っては悪いですが、田舎の下手なオーケストラという感じだったんです。それが昨日の後半の第2番では、フィルハーモニア管弦楽団に近いレベルの演奏になり、今日の前半の第3番では、ヨーロッパの1流オーケストラと肩を並べ、後半の第4番では天下のウィーン・フィルやベルリン・フィルでもこんなシベリウスは演奏できまいというパーフェクトな演奏レベルまで駆け上がったんです。これって何?

今回のツィクルスでsaraiが一番期待していたのは実は今日のプログラムでした。なかでも交響曲第4番はsarai的にはシベリウスの芸術の頂点だと考えており、もしかしたら、凄い演奏を聴かせてくれるんじゃないかと密かに期待していました。そして、実際、凄い演奏でした。第1楽章、チェロで始まる暗い音楽がその皮切りです。チェロの独奏も美しく沈み込んだ響きです。暗い想念に満ちた音楽が連綿と続きます。暗いのですが、美しい音楽でもあります。そして、シベリウスの内面をさらけ出すような音楽は聴く者の心に迫ってきます。きれいごとの音楽ではなく、矛盾をはらんだ人間性に根差した音楽です。カムはそのあたりを見事に表出させていきます。カムの指揮に応えるラハティ交響楽団の美しさとインパクトを兼ね備えた響きの素晴らしさは超絶的とも言えます。低弦の迫力ある響き、高弦の澄み切った響き、そして、特筆したいのは木管の素晴らしさです。昨日と同じメンバーの演奏とは到底思えません。超1流オーケストラに拮抗する演奏です。
こういう素晴らしい演奏を聴いていると、難解である筈のこの音楽がするっと心にはいってきます。人間の苦悩や束の間の心の安寧が共感を持って、受け入れられます。第1楽章と第2楽章は切れ目なく演奏されましたが、カムのこの表現はとてもよいと思います。暗い想念に満ちた第1楽章と明るさを取り戻した第2楽章は違和感を感じるものですが、続けて演奏すると、第2楽章の前半の束の間の安寧は続く暗い想念へのほんの休息だったことがよく分かります。
この交響曲第4番の最高の聴きどころは長大な第3楽章です。カム&ラハティ交響楽団の演奏は最高でした。基本的に美しい響きなのですが、シベリウスの心の独白が綿々と綴られ、色んな感情に揺さぶられる心情の吐露が見事に表現されます。よく解説でこの楽章を牧歌的と表現する評論家の方がいますが、一体、どこが牧歌的でしょう。シベリウスがほとんど唯一と言っていい自己の内面を曝け出した深い精神性のドラマです。ある意味、このとき、シベリウスは音楽的に相容れなかったマーラーの音楽に最も近づいたときでもあります。誤解を恐れずに言えば、シベリウスはこの第4番の音楽の方向性を極め、精神性の高い音楽を創り上げていけば、真の大芸術家に成り得たと思います。シベリウスの音楽の価値を批判しているわけではありませんが、シベリウスは美しい音楽を書いた音楽家であって、ベートーヴェン的な意味で重い精神性を高め上げた芸術家ではなかったというのがsaraiの偽ざる意見です。そして、唯一の例外がこの第4番だと思います。そういう意味でこの作品はベートーヴェン的な意味で高い芸術性の作品だと思います。その深い精神性を湛えた第3楽章をカム&ラハティ交響楽団は見事に演奏しました。終盤盛り上がるところは慟哭にも思え、saraiは感動してしまいました。そして、切れ目なしに第4楽章に移ります。アイロニーにも満ちた第4楽章も第3楽章と合体することで、意味するところが違ってきます。第3楽章の内面性・精神性のエピローグのように感じます。ここでもラハティ交響楽団の精度の高い演奏は続きます。美しいフィナーレまで完璧な表現でシベリウスの最高傑作の最高の演奏が聴けました。CDで聴くベルグルンドの3種の演奏がこれまでの最高の演奏だと思っていましたが、はるかに凌駕する演奏に驚愕しました。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:オッコー・カム
  ヴァイオリン:ペッテリ・イーヴォネン
  管弦楽:ラハティ交響楽団


  シベリウス: 交響曲第3番 ハ長調 op.52
  シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
   《ソリストアンコール》
     イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 op.27-3《バラード》


   《休憩》

  シベリウス: 交響曲第4番 イ短調 op.63

   《アンコール》

  シベリウス: 悲しきワルツ op.44-1
         ミュゼット(組曲「クリスティアン2世」op.27 より)
         鶴のいる風景 op44-2

第4番以外の演奏にも軽く触れておきましょう。

最初に演奏された交響曲第3番は素晴らしく美しい演奏。ベルグルンドのヨーロッパ室内管弦楽団に肉薄する高いレベルの演奏でした。

ヴァイオリン協奏曲は若手ヴァイオリニストのイーヴォネンの活き活きした演奏が素晴らしいものでした。ラハティ交響楽団の演奏も見事でした。CDに録音されたカヴァコス+ヴァンスカ&ラハティ交響楽団の演奏を彷彿させる演奏です。イーヴォネンの今後に期待しましょう。

最後のアンコールは今日も素晴らしいものばかり。《悲しきワルツ》は今年聴いたサロネン&フィルハーモニア管弦楽団の最高の演奏を上回ったかもしれません。

明後日のラストコンサートは最後の3つの交響曲を聴きますが、この勢いで突き進みそうです。シベリウス・ツィクルスと言うよりも、シベリウス・フェスティバルという態を奏してきました。楽しみは倍化します。アンコールも楽しみです。最後は《フィンランディア》でしょうね。


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本日はお休み・・・シベリウス・ツィクルス:カム&ラハティ響@オペラシティコンサートホール 2015.11

素晴らしい演奏に駆け上がっているオッコー・カム指揮のラハティ交響楽団のシベリウス・ツィクルスですが、今日はお休みです。明日が最終日になります。

ということで今日はシベリウス生誕150年の記念すべきシベリウス・ツィクルスに向けて、CDで予習してきた内容について書きます。

以下の全集盤を聴きました。

 パーヴォ・ベルグルンド、ボーンマス交響楽団
 パーヴォ・ベルグルンド、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 パーヴォ・ベルグルンド、ヨーロッパ室内管弦楽団
 レイフ・セーゲルスタム、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 オスモ・ヴァンスカ、ラハティ交響楽団
 ネーメ・ヤルヴィ、イェーテボリ交響楽団(DGの新盤)
 ユッカ=ペッカ・サラステ、フィンランド放送交響楽団
 バルビローリ、ハレ管弦楽団(LPレコード))
 オッコー・カム+渡辺暁雄、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 オッコー・カム、ラハティ交響楽団

半年前に聴いたときには、ヴァンスカ&ラハティ交響楽団、ヤルヴィ&イェーテボリ交響楽団の演奏が最高に思えましたが、今回、聴き直してみて、ベルグルンドの3種の録音盤の素晴らしさに惹かれました。特に最後の録音となったヨーロッパ室内管弦楽団との演奏の引き締まったアンサンブルはパーフェクトに思えます。第3番以降は第4番を除いて、すべてが素晴らしい演奏。今後、saraiのリファレンス盤に決まりです。第4番はなんと一番古い録音のボーンマス交響楽団が素晴らしい演奏です。木管などの個々の演奏はそう上手いわけではありませんが、トータルに曲の厳しい内容を捉えた演奏です。ベルグランド以外の演奏もそれぞれ聴きどころに満ちた演奏ばかりです。特にまた聴きたいと思う演奏は1982年の来日演奏のライブ録音のオッコー・カムと渡辺暁雄がヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団を振り分けたCDです。サラステがフィンランド放送交響楽団とサンクトペテルブルクでライブ録音したCDも魅力あふれるものです。
もちろん、最新のCDであるオッコー・カム指揮ラハティ交響楽団の演奏も素晴らしいものですが、やはり、生の実演のほうが素晴らしいですね。
まあ、流石にこれだけ聴けば、頭の中がシベリウスだらけ。記念の年だから、いいでしょう。この後もシベリウスの管弦楽曲を網羅して聴いていく予定です。

今回のシベリウス・ツィクルスではヴァイオリン協奏曲も演奏されたので、これは今まで聴いていないCDを聴いてみました。

 クーシスト、セーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 カヴァコス、ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団
 フリード、カム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 バティアシュヴィリ,オラモ指揮フィンランド放送交響楽団

クーシストも素晴らしい演奏ですが、スローなテンポが今一つ不満で、一番素晴らしかったのはバティアシュヴィリ。彼女の熱情あふれるヴァイオリンの響きに魅了されました。と言ってもsaraiのベストの愛聴盤のヒラリー・ハーンの座は揺るぎませんけどね。

さあ、明日のツィクルスの締めくくりに大いに期待しましょう。


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圧巻のフィンランディア!!シベリウス・ツィクルス③:カム&ラハティ響@オペラシティコンサートホール 2015.11.29

シベリウス交響曲ツィクルスはやはり、シベリウス・フェスティバルと化してしまいました。締めの音楽はフィンランディア以外はありえません。カムはこれまで椅子に腰かけて指揮していましたが、椅子に腰かける前に手を振り上げて、フィンランディアの金管の咆哮が始まります。これまで聴いたフィンランディアとは次元の違う響きです。圧倒的な迫力。やがて、弦も加わり、艶やかさも増して、ぐんぐんと推進力のある音楽になっていきます。音楽の持つ凄まじい力を実感しながら、感動的なフィナーレを迎えます。胸にずしんと響いてくる素晴らしい演奏でした。
これで3回にわたるシベリウス・ツィクルスが完了。感動的な体験でした。

アンコールの感想はさておき、シベリウス交響曲ツィクルス自体ですが、後半の交響曲第6番の美しい響きに魅了されました。この古典回帰したとも言える交響曲第6番が爽やかな一陣の風のようにさーっと体を吹き抜けていったというように感じました。特に第1楽章と第4楽章の清涼感を感じさせる演奏は最上級のものでした。
最後の交響曲第7番も見事な演奏だったんですが、正直言って、この曲を咀嚼できるレベルまでsaraiはまだシベリウスを理解しているとは言い難いです。美しく、丁寧な演奏で終盤の高揚感は素晴らしかったんですが、その本質的な理解には至りませんでした。この曲はなかなか難物です。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:オッコー・カム
  管弦楽:ラハティ交響楽団


  シベリウス: 交響曲第5番 変ホ長調 op.82

   《休憩》

  シベリウス: 交響曲第6番 ニ短調 op.104
  シベリウス: 交響曲第7番 ハ長調 op.105

   《アンコール》

  シベリウス: アンダンテ・フェスティーヴォ JS.34a
         ある情景のための音楽 Musik zu einer Scene(1904)
         交響詩「フィンランディア」op.26

ツィクルス全体を俯瞰してみましょう。何と言っても、交響曲第4番の演奏が最高でした。今後こういう演奏は聴けないのではないかと思わせられるほどの超絶的な名演でした。交響曲第3番と交響曲第6番も大変素晴らしい演奏。交響曲第1番を除いて、全体的に期待通りの素晴らしいツィクルスでした。
さらに毎回、3曲ずつ、計9曲演奏されたアンコール曲が最高の演奏だったんです。シベリウスの小曲がこんなに魅力に満ちているとは・・・初めて実感できました。交響曲と合わせて、まさにシベリウスを堪能し尽すことができました。こんなに満足できて、とても幸せな気持ちです。

今日のコンサートの最後はいったん退場したオーケストラメンバーをカムが舞台に再度、呼び戻して、満場のスタンディングオベーションで喝采を送りました。これもとても気持ちのよいフィナーレになりました。カム&ラハティ響のシベリウス・フェスティバルinジャパンにふさわしい幕切れでした。


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シリンキナ最高!マリインスキー・バレエ《ロミオとジュリエット》@東京文化会館 2015.11.30

昨年、ボリショイ・バレエでザハーロワの《白鳥の湖》を見て、今年はマリインスキー・バレエでロパートキナが踊る《白鳥の湖》を見ることにしていました。そして、ついでにこの《ロミオとジュリエット》も見ることにしました。だって、マリインスキー・バレエの《ロミオとジュリエット》は本場ものですものね。

今日のキャストは当初のメンバーがロミオ役もジュリエット役も交代になってしまい、どうなるのか心配でしたが、さすがはマリインスキー・バレエ。そんな心配は杞憂に過ぎませんでした。ジュリエット役のマリーヤ・シリンキナはこの役にぴったり。第3幕では少女の儚げさを見事に踊ってくれました。その踊りはうっとりするばかり。再三見せた見事なバックステップは少女ジュリエットの来るべき悲劇への恐れを予感させるかのような切実さに満ちていました。ステージ中がシリンキナが演じるジュリエットの儚さ、もろさにおおい尽されて、痛々しさを感じるばかりです。死すべき運命に定められたジュリエット像を見事に演じ切っていました。純粋でうぶで愛に目覚めた少女は乏しい生命力が消えていくしかないのでしょう。シリンキナの演じるジュリエットは最高のものでした。タイトルは《ロミオとジュリエット》ではなく、《ジュリエット》と改題したいくらいです。

一方、怪我で出られなかったウラジーミル・シクリャローフの代わりに前日、急に出演が決まったロミオ役のフィリップ・スチョーピンは第1幕ではデュエットのジャンプの不揃いも感じられましたが、なんと言っても第3幕のラストシーンでの墓場の階段を死んでいるジュリエットをリフトで持ち上げ・・・それも高々と究極のリフトで難しい階段の上り下りを見事に決めました。最後は毒を飲んで、階段上から転落する命がけの切迫した演技。このシーンだけでも称賛に値します。役に没入しているからこそできた入魂の演技でした。ですから、やはり、《ロミオとジュリエット》のタイトルでよかったのですね。

ともかく、第3幕の出来が素晴らしくて、胸にジーンときてしまいました。第3幕のプロコフィエフの音楽の美しさも胸に沁みました。マリインスキー歌劇場管弦楽団の見事な演奏でした。ゲルギエフが振ってくれれば、もっと凄かったでしょうけどね。


今日のプログラム・キャストは以下です。

  バレエ:ロミオとジュリエット

 振付:レオニード・ラヴロフスキー
   音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
  指揮:アレクセイ・レプニコフ
   管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団

   ジュリエット:マリーヤ・シリンキナ
   ロミオ:フィリップ・スチョーピン
   マキューシオ(ロミオの友人):アレクサンドル・セルゲーエフ
   ティボルト(キャピュレット卿夫人の甥):ユーリー・スメカロフ
   パリス(ジュリエットの婚約者):コンスタンチン・ズヴェレフ
   ベンヴォーリオ(ロミオの友人):アレクセイ・ネドヴィガ
   キャピュレット卿(ジュリエットの父):ソスラン・クラエフ
   キャプレット卿夫人:エカテリーナ・ミハイロフツェーエワ
   モンタギュー卿(ロミオの父):アンドレイ・ヤコヴレフ
   ジュリエットの乳母:リラ・フスラモワ
   ロレンス神父:アンドレイ・ヤコヴレフ
   ヴェローナの大公:ドミートリー・プィハチョーフ
   ジュリエットの友人:ナデージダ・バトーエワ
   吟遊詩人:エルネスト・ラティポフ
   道化:グリゴーリー・ポポフ

予習はロイヤル・バレエのケネス・マクミラン振付のものを見ましたが、第3幕の瑞々しさ、迫力で今日のマリインスキー・バレエのラヴロフスキー版に軍配を上げたい気持ちです。その立役者はやはり、マリーヤ・シリンキナです。彼女の演じたジュリエット像はsaraiの心を貫きました。今回でバレエを見るのは10回目ですが、最高のバレエでした。サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で見るともっと素晴らしいのでしょうね。サンクトペテルブルク詣でも検討しないといけないかな・・・。

週末の土曜日はマリインスキーの来日公演の目玉、ロパートキナが踊る《白鳥の湖》を見ます。楽しみです。
  

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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その後、ザル

07/08 18:59 sarai

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

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