ベルヴェデーレ宮殿Schloss Belvedereの上宮Oberes Belvedereからトラムに乗って、今日の路地散策のスタート地点に向かいます。今日はヘレン通りHerrengasseを歩いてみる予定なので、トラムをドクター・カール・レンナー・リンクDr.Karl Renner Ringで降ります。フォルクスガルテンVolksgartenの前です。ここから路地歩きをスタートします。公園の柵沿いにアジサイが綺麗に咲いています。

園内に入ると、美しく手入れされた緑の芝生が目に染みます。

色とりどりの花々も綺麗に咲いています。

赤いバラが綺麗ですね。

公園の中央には噴水がちょろちょろと水を上げています。

バラ園ではまだまだ花が残ってはいますが、盛りは過ぎているようです。今は、アジサイが盛りです。

ホーフブルクHofburgの大きな建物を見ながら、レーヴェル通りLöwelstraßeの方に向かって、フォルクスガルテンを抜けていきます。

フォルクスガルテンを抜けてレーヴェル通りに出ると、美しく立派な建物があります。連邦首相府Bundeskanzleramtです。首相官邸ですね。首相府の前のバルハウス広場Ballhausplatzを白い馬車が通って行きます。なかなか絵になりますね。

連邦首相府の入口の正面に立ちます。なかなか瀟洒なデザインの建物ですね。さすがにウィーンです。18世紀初頭に建設された建物です。

ここからシャウフラー通りSchauflergasseを進むとミヒャエル広場Michaelerplatzに達します。ミヒャエル教会Katholische Kirche St. Michaelのファサードと塔が見えています。

そちらには向かわずに連邦首相府の横のブルーノ・クライスキー通りBruno-Kreisky-Gasseを抜けて、ミノリーテン教会Minoritenkircheの方に向かいます。

ミノリーテン教会の前に出ました。武骨な感じの堂々とした建物ですね。

折角ですから、ちょっと寄っていきましょう。

ミノリーテン広場Minoritenplatzを挟んで、ミノリーテン教会の向かいには連邦首相府の瀟洒な建物が建っています。

教会の側面は、イタリアで言うところのポルティコのようなアーチの連なる通路になっています。

教会の内部に入ります。ヨーロッパの教会はどこも立派ですね。1339年に建設が始まった建物です。ゴシック様式の大きな空間が広がっています。

このミノリーテン教会には、実はダ・ヴィンチの《最後の晩餐》があるんです。《最後の晩餐》はもちろんミラノにあるはずなのでびっくりしますが、これはナポレオンが19世紀にモザイク画を制作させたものらしいです。本物は、キリストの足の部分は修道院食堂のドアの部分になり描かれていないのですが、ここのはちゃんと描かれています。

ご親切にもミラノの《最後の晩餐》の写真が横に張ってあり、違いをチェックできます。

教会を出て、ミノリーテン教会の正面に立ちます。素朴で立派なファサードです。

扉の周りの装飾も結構、簡素です。質実剛健な感じが印象的です。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ここからはヘレン通りを歩きます。
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