ハーレム駅前のコーヒーショップで楽しい一時を過ごした後、ハーレム駅前からハーレム散策の開始です。
駅前の広場にはバスがずらりと並んでいます。バスに乗ってもいいのですが、街の中心までは歩いても10分強なので、ぶらぶら歩いていくことにします。

バスターミナルの先にはちょっとした広場のスタションス広場Stationspleinがあります。広場の真ん中に男女の彫像が立っています。これは、スペインからの独立のために戦った80年戦争で活躍したハーレムの英雄達です。男性は、スペイン軍によるハーレム包囲戦(1572年~1573年)の折にオラニエ公ウィレムに忠誠を尽くして、8か月もの間ハーレムを守り抜いた市民軍のリーダーのWigbolt Ripperdaです。この包囲戦は結局、食料も物資も尽きてスペイン軍に降伏し、彼は囚われの身になった数日後にこれから向かうハーレムのグローテ・マルクト広場で打ち首になりました。女性は、材木商を営む傍ら、ハーレム包囲戦で女性グループのリーダーとしてスペイン軍と英雄的に戦ったKenau Simonsdochter Hasselaerです。2人は今でもハーレムで大切な存在のようです。

駅前から伸びるバス通りのクライス通りKruisstraatを歩きます。なかなか素敵な街並みです。

このクライス通りは、まるで自転車専用の道のように見えます。先程バスは走っていきましたけどね。

クライス通りに交差するランゲ・ヘーレン通りLange Herenstraatを見ても駐車している車は見えますが、やはり走っているのは自転車だけ。歩行者は我々だけです。

ようやく歩行者とすれ違います。先の交差点ではバスも見えます。自転車以外が見えるのが稀です。

パルクラーン通りParklaanとの交差点にさしかかります。樹木の生い茂っている公園通りです。

交差点の信号が青になるのを待って横断します。バスも歩行者もいますね。

通りの真ん中まで来ると、綺麗いなフラワーボックスもあり、まさに公園です。

次にぶつかるのはオランダらしく運河です。

運河にかかる橋を渡ります。

これが左手の方に見えるニーウェ運河Nieuwe Gracht。運河沿いには立派な建物が並んでいます。

こちらが右手に続くニーウェ運河。橋もいっぱい架かっています。

橋の上から運河を眺めます。美しいですね。

運河を渡って、さらにクライス通りを進みます。街の中心が近くなって、だんだんと賑やかになっていきます。

オランダではお馴染みのスーパーのアルバート・ハインAlbert Heijnです。オランダ国内に700店舗ほどあるそうです。

通りの右側にレンガ造りの古い切妻屋根の建物があります。こういう切妻屋根の建物がハーレム名物なんだそうです。美しい建物です。

左手には美しい路地があります。ニーウェ・クライス通りNieuwe Kruisstraatです。路地にはオープンテラスのテーブルが並んでいます。

オランダではデートも自転車ですね。

ここでクライス通りを振り返ります。この辺りはタイル張りの綺麗な道になっています。古都の中心らしい町並みです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

街の中心のグローテ・マルクト広場ももうすぐです。
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