ハーレムHaarlemの観光はグローテ・マルクト広場Grote Marktから始めます。古い建造物に囲まれた美しい広場です。ひときわ目立つのは聖バフォ教会Grote of Sint-Bavokerkです。その手前に見える旧肉市場Vleeshalも素晴らしいですね。

広場に立つ銅像は活版印刷の発明家コステルです。活字を持った手を上に掲げています。

広場ではもちろん自転車が走っています。自転車家族です。

まずは、広場に面して聳えている聖バフォ教会に行ってみましょう。残念ながら、ここは昨日ゲットしたMuseumkaartは使えません。料金を払って入場します。英語版の案内パンフレットをいただきます。

教会の内部はとても立派です。後期ゴシック様式の巨大な空間ですが、まず目に留まるのは美しく大きなパイプオルガンです。これは10歳(11歳?)のモーツァルトが弾いたミューラー作のオルガンだそうです。ヨーロッパ中に、モーツァルトゆかりのパイプオルガンがありますね。

子供たちが説教壇のようなところに座っています。えっと思っていると、その向かいには牧師さんと思われる人がいて、子供たちにお話をしています。

いやはや素晴らしい内部空間です。こちらは内陣の方向です。

見上げると、天井の模様が美しいです。

ステンドグラスも綺麗です。

あらっ、カフェコーナーもあります。教会の中にあるのは初めてみました。ここは、もう教会としての役目はしていないようです。

こちらには何かがあります。お墓のようです。

床の上にあるのがフランス・ハルスのお墓です。ハルスは人生のほとんどをハーレムで過ごし、ここに葬られました。

お墓があったのは、柵で仕切られた内陣の中です。

聖バフォ教会の外に出ます。教会は文字通り聳えたっています。

広場にはオープンテラスのテーブルがずらっと並び、まだ午前中なのに賑わいつつあります。そのオープンテラスの向こうには市庁舎Stadhuisが見えています。市庁舎も見学できるとの情報があるので行ってみましょう。

市庁舎の建物に近づき、窓から中を覗いてみます。美しい部屋が見えます。これは中に入って見てみたいですね。

正面の入口は閉まっています。横の方に回ってみましょう。

建物の横に入口のようなものがあります。そこから入ってみます。

入口付近に面白い自転車が置いてあります。何かの業務用でしょうか。

美しい中庭に入れます。ここから建物に入る入口も開いています。

中庭から建物に入りますが、そこから先には進めません。どうやら市庁舎は中庭までしか入れないようです。でも市庁舎の建物はとても立派です。荒れ果てていたのを修復したようです。是非、公開してほしいですね。
グローテ・マルクト広場の観光はこれくらいで切り上げて、肝心のフランス・ハルス美術館に向かうことにします。
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