メインの曲はこのほかにはベートーヴェンのチェロ・ソナタ 第1番だけです。チェロはよかったのですが、ピアノがもうひとつ。よく弾けてはいますが、もうひとつ突き抜けたところが欲しい感じです。もっとも予習したのがロストロポーヴィチ&リヒテルの名人コンビで、特にリヒテルの鮮やかなピアノの素晴らしさが耳に残ってしまったので、誰が弾いても不満を感じてしまいます。
ほかの曲はアンコールピースのような小曲です。チェロの響きの美しさに聴き惚れました。また、藤原真理さんの飾らない人柄が音楽にも滲み出ていたのが印象的でもありました。
今日のプログラムは以下です。
チェロ:藤原真理
ピアノ:倉戸テル
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番
J.S.バッハ:アリオーソ
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
《休憩》
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番
ベートーヴェン: 「魔笛」の主題による12の変奏曲
パラディス:シチリアーノ
フォーレ:シチリアーノ
《アンコール》
ジョン・レノン:イマージン
サン・サーンス:白鳥
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