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ブルージュ散策:一生忘れられない美しい運河の風景

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/11回目

ブルージュBruggeの街歩き中です。最終目的地のゲント門Gentpoortに着きました。想像していた以上に大きくて、美しい建造物です。しばらくは色んな角度から見入ってしまいます。

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ホテルに向かって、ぶらぶらと歩いて帰りましょう。ゲントポールト通りGentpoortstraatを北に向かって歩きます。少し歩くと、大きな教会の前に出ます。先ほど遠くから見た聖マグダレーナ教会Kerkfabriek Heilige Maria - Magdalena En Heilige Catharinaです。

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教会の前に立ちます。これは比較的新しい建物です。19世紀の中ごろに建てられたネオ・ゴシック様式のすっきりした建物です。

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教会前は多くの通りが集まって、賑やかな一画になっています。もっとも夕方になり、人通りは少なくなっていますけどね。

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教会前の小さな広場には白い聖母子像がぽつんと立っています。

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教会の横を通り抜けていきます。緑の濃い小路が続いています。

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教会の裏手には林のような緑の空間が広がっています。噴水も上がっています。公園になってるようです。

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鬱蒼とした緑の木立で教会の建物はほとんど覆われてしまいます。塔の尖端だけがちょっと顔を覗かせています。

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ここはコーニンギン・アストリッド公園 Kon. Astridparkというブルージュで一番後に出来た市立公園です。一番後と言っても1851年のことですけどね。ブルージュの街の歴史も古いです。
公園の中には綺麗なパヴィリオンもあります。

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これがさっきちょっと見えていた噴水です。その奥の方に進んでいきましょう。

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噴水の奥の方には広場があり、何かのイベント会場になっています。テント張りのステージも設けられ、けたたましい音で騒がしくなっています。古都ブルージュの街歩きにはふさわしくない雰囲気です。若者たちが芝生に座り込んでいます。

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仮設のビアガーデンも設けられて、とても賑やかです。早々にこの喧噪の中を通り過ぎていきます。

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コーニンギン・アストリッド公園を出て少し進むと、もうお馴染みのダイフェル運河Dijverの前に出ます。ようやくブルージュらしい風景に戻り、ホッとします。暮れなずむ運河の風景は幻想的な美しさです。saraiの宿泊しているブールゴンシュ ホフHotel Bourgoensch Hofも運河の対岸に見え、その先にマルクト広場Grote Marktに立つ鐘楼Belfortも見えています。

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運河沿いをホテルに向かいます。また正面に聖母教会が見えます。運河に架かるネポムク橋Nepomucenusbrugも見えています。

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ネポムク橋の手前まで来ました。橋の上のネポムクの聖ヨハネ(聖ヤン・ネポムツキー)の像も見えています。夕暮れの聖母教会は何故か不気味な印象を受けます。

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ネポムク橋を渡って、ウォレ通りWollestraatに入ります。正面には鐘楼が屹立しています。

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夕方の涼しさの中、美しい街並みを散策しました。やはり運河の風景は最高に美しいです。教会の建物や運河の美しい景色はブルージュの街ならではのものであることを再認識させられました。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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夕食のお供にビールを買ってホテルに戻ります。配偶者は歩き疲れてホテルでぐったり。ごめんなさいね。
その後、復活した配偶者とささやかな夕食。オステンドの屋台で購入したものを頂きましょう。

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あれ?海老ではありません。よく出来た練り物ですっ。小さいのは本物の小海老なのが救いです。

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ニシンはそれなりに美味しかったのですが、シント・イデスバルドSint-Idesbaldの魚屋さんで買い求めたものとは比べ物になりません。

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あの魚屋さんのをもう一度食べたい!ちょっと残念な夕食でした。

部屋の窓からの眺めは格別です。暮れなずむ夕暮れの運河の風景はとても幻想的な美しさ。美しい夕暮れ・・・感動的です。

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更け行くブルージュの美しい運河の景色を眺めて気分を直し、ご機嫌です。もはや夕暮れではなく、夜景ですね。いつまでも美しい風景に配偶者と二人で見入っています。

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こちらは裏から見た市庁舎Stadhuisの眺めです。仄暗い空を背景に黒々と屋根が続いています。

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最後にもう一度、運河の風景を脳裏に刻み付けておきましょう。一生忘れることのできない風景になりそうです。

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今日も1日無事に終わりました。明日もブルージュの街歩きを楽しみ、夕方にはブリュッセルに向かいます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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