街の中をあっちへウロウロこっちへウロウロ・・・最短距離を歩いているつもりですけど、かなり歩き周りました。ぐったりしながらもヤン・ファン・エイク広場Jan van Eyckpleinから聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeに向かって、歩き始めます。まずはフラーミング通りVlamingstraatをマルクト広場Grote Marktに戻ります。鐘楼Belfortが目印です。鐘楼の左側に見えている塔は州庁Provinciaal Hofの塔です。

マルクト広場に近づくと、鐘楼がドーンと迫ってきます。さすがの存在感です。

マルクト広場に到着。鐘楼が青空の中に聳え立っています。

広場の真ん中の銅像のまわりに座り込んでいる人たちもいかにも暑そうですが、陽光を楽しんでいるのかもしれません。

広場を抜けて、ステーン通りSteenstraatに入ります。通りの角にはベルギーチョコの有名店GODIVAがあります。

ステーン通りから、救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalの横の路地、救世主大聖堂通りSint-Salvatorskerkhofを抜けて、ハイリゲ・ゲースト通りHeilige-Geeststraatを通って、聖母教会のほうに向かいます。聖母教会の姿が大きくなってきます。

聖母教会に到着。教会の入場は無料ですが、美術品を拝見するためには有料の入口を入る必要があります。また、無敵のブルージュのシティ・カードで無料チケットをゲット。

美術品が色々と展示されていますが、正面に見えているミケランジェロに向かって、一目散に歩きます。

この美術品展示エリアと一般の無料エリア(そういう言い方はありませんけどね)は木製の柵で隔てられているだけです。ひょいとまたげそうですが、教会でそんな行為は慎むでしょうね。

中央にあるのがミケランジェロ作の大理石の聖母子の彫刻です。

もうちょっと寄ってしっかりと見ましょう。ああ、さすがに見事なものです。

これはズームアップして見てみましょう。聖母マリアの顔と姿はバチカンのピエタ像と共通しており、その腕に抱えているのも同じイエスですが、これは幼子イエス。ピエタは十字架に懸けられて息絶えたイエス。とsaraiが言うと、配偶者が作品のレベルが違うでしょうとチャチャを入れます。saraiはこの聖母子も見事な作品だと感じたんですけどね。まあ、ピエタがミケランジェロ最高の作品であることは間違いありませんから、反論するのはやめておいます。

少し見る角度を変えて、じっくりと鑑賞します。

さて、教会の無料エリアに入って、主祭壇を見ましょう。ええーっ!! これじゃ何も見えませんよ! 内陣が大きな白い幕で覆われています。

内陣には、ブルゴーニュ公国のシャルル突進公と娘のマリーの霊廟がある筈ですが何も見えません。残念です。内陣は修復工事なのでしょうか、立ち入ることはできそうにもありません。

恨めしく翼廊のほうを眺めるだけです。うーん・・・。

仕方がないので撤退するしかありません。まあ、美しいミケランジェロの聖母子を見られたのでよしとしましょう。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ここからは足を延ばして、ベギン会修道院に向かいます。
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