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アミアン大聖堂、パリを離れてリヨンへ

ノートルダム大聖堂巡りの4日目。今日はアミアン大聖堂を訪れます。さらにパリを離れて、リヨンの町に移動して、リヨンのノートルダム大聖堂(フルヴィエール)を訪れ、夜はリヨンの美食を楽しみます。朝の時点ではそういう予定だったんです。

今日の空は雲一つありません。旅始まって以来の快晴です。
今日はアミアンに出かけるだけなのですが、なかなか都合のよい電車がなくスケジュール的には楽なのですが、待ちが多い日程です。朝も早いです。7時過ぎにはパリのホテルをチェックアウトをしてカバンを預けます。高速電車RERでパリ・リヨン駅からパリ北駅に向かいます。日曜日の朝は早めということなのか、電車は空いています。北駅に到着。大きな駅で賑わっています。朝食をゲットして乗り込みます。今日の電車もインターシティで豪華内装のファーストクラスの座席です。
1時間半ほどでアミアンに到着です。アミアンの駅は新しくてなかなかモダンなデザインです。通りも広く、緑も多く、街全体が清々しい印象です。駅前に、異様に高い塔、ペレ塔が立っています。駅の目印になりますね。大聖堂を目指して歩きます。広くて明るい感じのメインストリートを進みます。横の道を覗くと、大聖堂が見えます。立派なファサードだなと驚きますが、よく見ると側面の入り口です。それでは本当のファサードはどんなのでしょう。逸る気持ちを抑えて、正面に向き合います。さすが、アミアンの大聖堂は凄いです。立派です。

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今日は日曜日なのでミサがあるはずで、ミサが始まると写真は撮れません。早く中に入りたいところですが、saraiがSOS。困ったもんです。仕方がないので、大聖堂前のカフェでお茶して、トイレをお借りしましょう。用をたすと、今度は写真が撮りたくてたまらないsarai。まだお茶は出てきていません。配偶者がカフェで待っているので、とりあえずミサの前に写真だけ撮ってくるということで、saraiだけ大聖堂に向かいます。配偶者は、1人で大聖堂を見上げながらゆったりと時間を過ごします。
戻ってきたsaraiの感想は、内部は建物はとても立派だけどステンドグラスは今一つ。ミサの開始を知らせる鐘が盛大に鳴り響きます。それでは、配偶者も見てきましょう。確かに、大聖堂の建物やファサードの素晴らしさに比べたら、少々さびしいステンドグラスだと同じ感想。これからの修復に期待しましょう。
パリに戻る電車まで1時間ほどあります。アミアンに暮らしたジュール・ヴェルヌの家に寄っていきましょう。アミアンの街を散策しながら向かいます。ちょっと分かりづらい所にありましたが、発見。何人かの人がオープンを待っています。天体観測所のような塔まで備えた、いかにもベルヌらしい家です。

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ジュール・ヴェルヌの家は後数分で開きますが、中に入る余裕はないので、あきらめて駅に向かいます。本当に緑の美しい街です。
ところが、saraiが具合が悪いと言い出します。風邪でもひいたのでしょうか。帰りの電車の中ではぐっすりと寝てしまいます。かなり具合が悪い。スケジュールのゆるい日でよかったです。パリ・リヨン駅に着きました。日曜日だからでしょう。家族連れも多く、駅は人でごった返しています。人ごみの中をホテルに向かい、カバンを受け取ります。リヨンへの電車まで1時間半ほどあります。駅のカフェで休みましょう。saraiはアイスクリーム、配偶者はパリのチィーズケーキを頂きます。飲み物をお願いしなかったら、さすがに甘い。ミネラルウォータを注文しようとすると、お水でしょとデカンタに入れた水を持ってきてくれました。そういえば、今回のパリでは、お水は必ずデカンタで提供され、タダ!です。常に、ミネラルウォータを注文させられてたのにね。お水は、日本と同じように無料で提供されるようになったのかしらね。
saraiは熱が出てきたらしいので、手持ちのバッファリンを飲みます。フラフラとホームを歩いて電車に乗ります。座ると、リヨンに着くまでぐっすりとお休みです。検札の対応も配偶者がします。配偶者は車窓を楽しみます。配偶者の感想は・・・リヨンまでノンストップですが、ずっと街もないのですから当然かも。延々と麦畑が続きますが、こんなに作ってどうするのでしょう。麦の他はトウモロコシだけですが、なんとひまわり畑もあったそうです。

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リヨンまでの2時間の旅は終了。駅に降り立つとムッとする暑さ。南に来たからでしょうか。駅前のホテルで助かりました。ホテルに着くなり、今夜のディナーの予約をキャンセルして、saraiはぐっすりお休みです。一晩寝てよくなるといいのですが・・・。リヨンのノートルダム大聖堂(フルヴィエール)の訪問もキャンセルです。配偶者は、ひそかに昨日のタルタルステーキが原因だと思っているようです。生ものを食べていいのかなと気にはなったらしいのですが、saraiがとってもご機嫌だったので止めなかったそうです。

その後、夜中になって、saraiの高熱も引き始め、どうやら快方に向かい始めます。ブログを書く気力も戻ってきます。このまま、よくなればいいですね。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

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公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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