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バロックの響きを堪能:フライブルク・バロック・オーケストラ I@トッパンホール 2016.10.21

バロック・オーケストラと言えば、ほとんど、声楽と一緒にしか聴いたことがありません。カウンター・テノールのコンサートとか、オペラとか、マタイ受難曲のような宗教曲です。今日は趣を変えて、バロックのコンチェルトを聴いてみることにしました。独奏ヴァイオリンか複数のヴァイオリンによる合奏協奏曲のガラ・コンサートのようなものです。作曲家はバロックを代表するコレッリ、ヴィヴァルディ、バッハ、ヘンデルとてんこ盛りです。今日、6曲、次回、6曲聴きます。なかでもバッハのヴァイオリン協奏曲はすべて聴くことになります。

ヴィヴァルディが地味な曲であの晴れやかさがなかったのが残念ですが、ほかはバロックらしい落ち着いた中に哀愁や喜びを込めた音楽を楽しめました。なかでもヘンデルの合奏協奏曲はアンコールも含めて、艶のある演奏で心に染み入りました。バッハは堅実な演奏で心地よく聴かせてもらいました。コレッリは滅多に聴く機会がないので新鮮に感じる演奏です。

今日のプログラムを紹介しておきます。

  弦楽合奏:フライブルク・バロック・オーケストラ

  ヴィヴァルディ:歌劇《オリュンピアス》RV725より 序曲
  J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
  ヘンデル:合奏協奏曲 イ長調 Op.6-11

  《休憩》

  ヴィヴァルディ:シンフォニア ロ短調 RV169《聖なる墓にて》
  J.S.バッハ:3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1064R
  コレッリ:合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-1
   《アンコール》
     ヘンデル:合奏協奏曲 ニ短調 Op.6-10より 第5楽章、第6楽章

次回は来週の月曜日になりますが、今度はヴィヴァルディも気持ちよく聴けるといいな。


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ジャンル : 音楽

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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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