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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策を開始

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/12回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieに到着しました。入口に入る前に既に美しい庭園が望めます。

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アンヌヴォワ城の入口の案内板があります。案内板の先には生垣に挟まれた小路が続いています。

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生垣越しに庭園の美しい池が見えています。

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綺麗な花も咲き乱れています。

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アンヌヴォワ城の入口になっている建物に足を踏み入れます。お土産のショップを兼ねた受付で入場チケットを購入します。一人7.8ユーロですから、リーズナブルな価格ですね。

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チケットと一緒に見学案内図を渡されます。日本語版です。サービスがいいなあと思っていたら、ちゃんと1.25ユーロの料金を取られていました。まあ、いいけどね・・・。

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と、その受付のカウンターに、このアンヌヴォワ城の庭の四季の写真集が置かれていますが、なんと「日本語」の表示があります(「四季を通じて」)。こんなところにそんなに日本人が来るのかしら・・・買うしかないでしょう。

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受付の女性は、写真集を買うのは庭を回ってきてからにすればと言ってくれて、見学のチケットを渡してくれます。では、楽しんできましょう。
受付の建物を抜けて、庭園散策を開始します。正面には白い彫刻が見えています。花と緑も綺麗です。

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庭園には色とりどりの花が咲き誇っています。

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緑の草原、花、生垣、樹木、青空が見事に調和しています。

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生垣で仕切られた空間に小路が続いています。案内図に従って、ゆっくりと散策します。

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生垣に仕切られた次の空間に入ります。小さな池の間に小路が続きます。

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手前のほうを振り返ります。ここまで歩いてきた小路の向こうに入口の建物が見えています。背中にマシンを背負っている人はこの庭園の管理スタッフです。風を吹き出すマシンで庭園の清掃をしています。

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生垣の次の区画に配偶者が進んでいきます。

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生垣の先に噴水のある水路が見えてきます。

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噴水が続く水路の前に出ます。

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水と緑と空・・・美しい自然です。

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噴水の近くにやってきます。この噴水は18世紀当時としては珍しい扇形をしているため、《海神ネプトゥヌス》と呼ばれています。正式にはLe Grand Eventail大扇です。

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水路に沿って、緑の樹木に囲まれた小路が続きます。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだ始まったばかりです。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・美しい城館

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/13回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
《海神ネプトゥヌス》の噴水の近くに白鳥がいます。水辺の緑も綺麗です。

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小さな滝の中に彫刻の像が配置されています。オンディーヌの像です。庭園内には全部で21体の彫刻が配置されており、これは6番目の彫刻です。これまで5体の彫刻を見てきました。作者はロベール・アルノーRobert Arnouxというパリにアトリエを持つ彫刻家です。

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大噴水Le Grand Cracheurを見下ろします。大水路から流れ出る水を噴き上げるとのことですが、今はそんなに噴き上げていませんね。

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散策路を振り返ります。鬱蒼とした樹木が茂っています。

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散策路の先には水と緑で構成される美しい庭園が続きます。

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大噴水を見下ろしながら、散策路を進みます。

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散策路は樹木に囲まれています。ここで右のほうに折れて、下の庭園のほうに下りていきます。

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左手に大きな館が見えてきます。城館Le Châteauです。アンヌヴォワ城は庭園だけかと思っていましたが、立派な城館もあるんですね。

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右のほうを振り返ると、大噴水が正面に見えます。

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城館の右手にも建物が並んでいます。付属施設でしょうか。

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城館の近くにやってきました。城館の前には大きな池があり、美しい風景を作っています。

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城館のほぼ正面です。城館はルイヨン渓谷に沿って、緩やかなカーブを描いています。何度も増改築を重ねたそうですが、完成した城館のデザインはとても美しいですね。城館は池の水面に映り込んでいます。

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散策路を挟んだ城館の反対側は緩やかな緑の斜面になっています。よく見ると、斜面の各所で噴水が上がっています。これは水棚Le Buffet d'eauという作品で、斜面の上にある大水路から水を引いていることで、動力なしで噴水を機能させているものだそうです。ベルギー国内はもとより、ヨーロッパでも他に類を見ない作品なんだそうです。中央下には小さな滝まであります。その滝を見下ろしている彫刻は海神ネプトゥヌスとアンピトリテです。

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散策路には、可愛いフラワーポットが置かれています。

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城館の中央をよく見ると、そこにも彫刻が飾ってあります。太陽の大地と名付けられています。

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城館を過ぎて、その先にも大きな池があります。

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ここでもう一度、美しい城館を振り返ります。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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究極の“美”!!ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル@横浜みなとみらいホール 2016.11.3

このユリアンナ・アヴデーエワの素晴らしさは分かっていましたが、今日の超絶的な美しさには参りました。大変なピアニストです。saraiがこれまでに実演で聴いたピアニストの中で、ピアノから、これほどの“美”を紡ぎ出してくれる人はほかに誰もいません。今回の来日公演も本来は追っかけをしないといけなかったようです。今日の公演を聴くだけではもったいなかったと痛感しました。

前半のベートーヴェンはまさにベートーヴェンらしく、きっちりした演奏。とりわけ、《創作主題による32の変奏曲》と《ピアノ・ソナタ第26番 「告別」》は素晴らしい演奏で、心底、圧倒されました。ベートーヴェンという枠から逸脱することなく、彼女の音楽性を十分に発揮した見事な演奏でした。彼女のベートーヴェンは初めて聴きましたが、現存するベートーヴェン弾きの大家とも肩を並べる、高いレベルの演奏です。どうして、彼女はこんな風に何でも弾きこなせるのでしょう。音楽の芯がきっちりとできあがっているので、どんな作曲家の作品にも対応できるのかなと想像してしまいます。

でも、圧巻だったのは後半のリストです。前半のベートーヴェンは単なる前菜のようなものだったと感じさせるほどの凄まじく素晴らしい演奏でした。リストの最初の3曲は晩年の神秘主義的な作品。ワーグナーの死に絡んだ作品ですが、以前も同時期の別の3曲を聴いたことがあります。よほど、これらの珍しい曲に思い入れがあるんでしょう。沈み込んで、無調性も感じられる暗い音楽です。若い彼女がそれらを見事に表現します。そして、その3曲に続けて、間を置かず、《ピアノ・ソナタ ロ短調》を弾き始めます。フォルテの部分の凄まじい演奏、メロディアスな部分の極上の美を感じさせる演奏、それらが交錯して、ピアノ芸術の極限を感じさせます。saraiの頭の中はピアノの美しい響きで満たされて、幸福感の絶頂に至ります。これ以上のピアノ演奏はあり得ないと断じたい思いです。予習で聴いたクラウディオ・アラウの新旧録音(1970年、1985年)も大変素晴らしい演奏でしたが、今日のアヴデーエワの演奏はそれをはるかに凌駕する演奏です。ピアノ演奏の“美”とは、こういうものかと実感させられました。まだ、30歳そこそこのピアニストがここまでの高みに上りつめたとは大変な驚きです。《ピアノ・ソナタ ロ短調》は30分ほどの大曲ですが、終始、彼女のピアノの響き、美しい体の動作に魅了され続け、幸せな時間を過ごしました。アヴデーエワは間違いなく、ピアノの演奏技術と類稀なる音楽性を併せ持ったスーパーピアニストです。

アンコールのショパンも同じく、“美”そのものを感じさせる見事な演奏。流石に最後の英雄ポロネーズは少し乱暴な演奏になりましたが、お疲れだったのでしょう。

音楽が“美”の追求であるとすれば、今日のリサイタルは今年聴いた数々のコンサートの頂点に立つものでした。とても素晴らしい音楽に接することができて、とても幸せです。

今日のプログラムは以下です。

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 op.90
  ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 op.81a「告別」

   《休憩》

  リスト:悲しみのゴンドラⅠ
  リスト:凶星!
  リスト:リヒャルト・ワーグナー - ヴェネツィア
  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

   《アンコール》

    ショパン:ノクターン第8番 変ニ長調 op.27-2
    ショパン:マズルカ 変ロ長調 op.17-1
    ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 「英雄」 op.53

今度の来日では、どういう喜びを与えてくれるでしょうか。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       アヴデーエワ,  

アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・城館の先の大池巡り

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/14回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
城館Le Châteauの前を過ぎると、右手には大きな池が現れます。この池を隔てた先には生垣が巡らせてあります。その生垣の裏には庭園空間が広がっているようです。

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左手は大水路Le Grand Canalのある丘の上へ続く小路が見えています。見学案内図に従って、右にも左にも行かずに池に沿った散策路をまっすぐに進みます。

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左手の斜面には、また、彫刻が現れます。家族というタイトルが付けられています。なるほどね。

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右手の池には植物が繁茂しています。睡蓮でしょうか。池の向こうの生垣には、穴が開けられていて、お庭が垣間見えます。

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大きな池の端まで歩いてくると、噴水のある小さな池があります。鏡Le Miroirと名付けられています。

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この鏡という池に近づくと、また、彫刻があります。横たわる母と子という作品です。なるほどね。

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大きな池の端をぐるりと周り込みます。池の先には城館が小さく見えています。

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大きな池の先に見えていた生垣の裏を覗き込むと、意外なことに美しい水路があります。水路を挟んだ先に庭園があるんですね。水路の先には城館が見えています。

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左手のほうを眺めると、水路はずっと先のほうまで続いています。水路の周りには緑の樹木が生い茂っています。

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水路に沿って並木道のような小路が続いています。本当に綺麗に整備された庭園です。

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散策路は大きな池をぐるりと周り込みながら続いています。今度は先ほどまで歩いてきた道を池の向こうに見ながら、元来た城館の方向に戻っていきます。

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大きな池と生垣の間の小路を歩きますが、ところどころ、生垣の穴から水路とその先の庭園が見えます。

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生垣の穴はこんな感じに開いています。風景が美しく見えるように構成されていますね。

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城館近くまで戻ってくると、さっきも見た水棚Le Buffet d'eauが再び見えてきました。

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城館前の池に達したところで左に折れて、生垣の奥の庭園のほうに向かいます。城館前の池には白鳥が遊び、その向こうに水棚が見えます。美しい風景です。

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水路の端を抜けていきます。水路はずっと先まで続いています。

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水路の先には生垣に囲まれた花園があります。

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花が綺麗に咲き誇っています。

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ここまでの道を振り返ります。池端から水路を渡って、城館の横を通ってきました。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・ロマンチックな小路

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/15回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
花園の前を通り過ぎるところです。花園があるのは大遊歩道La Grande Aléeと呼ばれる生垣に囲まれた庭園の中です。その大遊歩道の奥を眺めると4体の彫刻が見えます。これは四季をテーマにした騙し絵彫刻です。騙し絵技法を用いて、人工的に立体感を出しているそうですが、遠くから見ているとまさに騙されるだけです。実際がどういう彫刻なのか、詳細は分かりません。4体はそれぞれ、幼少期、青年期、壮年期、老年期という人間の生涯における4つの時期を表しているそうです。

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この大遊歩道の反対側は城館の建物の裏庭になっています。これも美しくデザインされた庭です。

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裏庭に面した城館の建物も美しいですね。でも、城館の内部には入れないようです。建物の外観だけを楽しむことにします。

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裏庭の周りは城館の建物が取り囲んでいます。裏庭というよりも中庭といったほうが正確です。

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中庭から出て、また、散策路を先に進みます。後ろを振り返ると、城館前の池も遠くに見えるようになりました。右手のすぐ先に大遊歩道の入口が見えています。

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散策路は石造りの建物の間に挟まれた道になります。右側の建物は城館の建物の続きです。

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散策路は左側の建物の裏のほうに周り込んでいきます。そこは石畳のテラスのような空間です。紫色の小さな花が可憐に咲いています。

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石畳のテラスには白いテーブルとチェアーも置かれて、寛げる空間になっています。残念ながら、カフェにはなっていません。

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色んな植物が目を楽しませてくれます。

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石畳のテラスの横の散策路を進んでいきます。

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菜園に沿って、散策路が続きます。菜園の脇にも野花が綺麗に咲いています。

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菜園を通り過ぎて進んでいくと、生垣の間の小路にはいります。小路の先には先ほどの大遊歩道の花園が見えます。

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大遊歩道の方へは行かずに反対側の進むと真ん丸い池の前に出ます。この池はアーティチョークの池Le Bassin de l'Artichautです。写真では、よく分かりませんが、噴水の上がる形がアーティチョークの形を模しています。

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アーティチョークの池から右のほうにある木々のトンネルの中に入って、歩いていきます。涼し気な小路です。この小路には溜息の並木道l'Alée des Soupirsという洒落た名が付けられています。

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溜息の並木道の突き当りには古びた大きな石が置かれ、その石の中から小さな噴水が上がっています。

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愛の噴水La Fontaine de l'Amourです。傍らには彫刻作品、黒の貴婦人La dame en noirが置かれています。妙にロマンチックな雰囲気になってきます。

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また、木々のトンネルの中を進んでいきます。

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明るい広場に出ます。池の真ん中の小島の上にはイノシシの石像が置かれています。ここはその名もイノシシの間Le Salon du Sanglierと呼ばれる空間です。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・小水路を抜けて地下納骨堂へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/16回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
イノシシの間Le Salon du Sanglierから木々のトンネルを抜けて、明るい散策路に出ます。

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散策路の突き当りには、彫刻が飾ってある東屋があります。この彫刻はミネルヴァです。ミネルヴァは詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司るローマ神話の女神です。この東屋はミネルヴァの小部屋Le Cabinet de Minerveと呼ばれています。

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ミネルヴァの小部屋から散策路を振り返ります。散策路の先には、アーティチョークの池と大遊歩道が見えています。

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ミネルヴァの小部屋から離れて、散策を続けます。また、噴水の上がる小さな池があります。池の向こうには彫刻が置いてあります。

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この先、小水路に出ます。ここから全長168mの水路が続き、城館前の池に注ぎ込みます。この小水路の始点は布引の滝Les Nappes d'eauという可愛い滝です。ここにもしっかりと彫刻があります。

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この布引の滝を周り込んで歩いていきましょう。

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布引の滝の上から小水路を眺めます。正面には遠く城館が見えています。

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後ろを見ると、この小水路に流れ込む水源があります。意外に少ない水量ですね。

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元来た方向を眺めると、樹木で作られたアーチが続いています。直接は見えていませんが、一番目のアーチの先の左側にミネルヴァの小部屋があります。

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小水路を過ぎると、広い草原の先に大きな建物が見えてきます。

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円形の花壇では、スタッフが作業中。この素晴らしい庭園は日々の手入れでその美しさを保っているのですね。

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円形の花壇の前からは樹木に覆われた生垣の通路が見えます。この通路は城館前の池とその隣の大きな池に続いています。

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建物前の草原に出ます。彫刻もあります。

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草原の周りは緑の樹木と水路で囲まれています。

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水路を渡って進みます。

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草原の先に青空を背景に大きな木がすっくと立っています。

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大きな建物の前に出ます。礼拝堂でしょうか。

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建物の中央に小さな建物が突き出しています。地下納骨堂La Crypteです。この庭園を造園したシャルル=アレクシ・ド・モンペリエとその子孫の永眠の地です。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・地下納骨堂から丘の上の大水路へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/17回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
今、地下納骨堂La Crypteの前にいます。アンヌヴォワ城の庭園を造園したシャルル=アレクシ・ド・モンペリエとその子孫のための納骨堂です。石造りの美しい建物です。

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入口の鉄柵の間から内部を覗き込みます。壁には墓碑銘のような文字が書かれています。

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少し離れて、地下納骨堂を眺めます。古びた雰囲気が漂っています。

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地下納骨堂の奥の建物です。煉瓦造りの時代を感じさせる建物です。礼拝堂でしょうね。

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建物の前は美しい草原になっています。陽光を浴びて、緑が綺麗ですね。

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地下納骨堂から散策路を進みます。離れたところから、振り返って地下納骨堂を眺めます。美しい佇まいです。

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散策路の前には小さな水路が現れます。その水路の向こうには先ほど歩いていた大きな池が見えます。城館前の池に隣り合った大池です。

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右手には緑に覆われた池があり、池の奥に彫刻が納められた洞窟が見えます。海神ネプトゥヌスの岩Le Rocher de Neptuneという人工洞窟です。17~18世紀の庭園では頻繁に造られたそうです。

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散策路はここから緩やかな傾斜を上って丘の上に向かっています。

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散策路からは大きな池の水面を見下ろせるようになってきます。

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城館も見えるようになってきます。雄大な景色です。

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丘の上に上るにしたがって、木々の間から城館の姿が大きく見えてきます。城館前の池の水面も見えます。

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上ってきた散策路を振り返ります。小高い丘に上ってきました。

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丘の上から空を見上げます。大きな樹木の上の青空にぽっかりと白い雲が浮かんでいます。青空に浮かぶ雲も庭園の風景に溶け込み、美の極致。自然と人間の融合を感じさせられます。まるでマーラーの交響曲第3番と同じテーマです。配偶者はルネ・マグリットの描いた青空と雲に思いを馳せています。

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丘の上には豊かな水を湛える大水路Le Grand Canalが生垣のアーチの先に見えます。

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この大水路は庭園内の泉水の貯水池として機能しています。水源はルイヨン渓谷の対岸にあるフォントニーの泉です。この大水路から庭園内に張り巡らされた水路網を通じて水を供給し、自然の落差によって、機械装置に頼ることなく、噴水を上げています。しばらく、大水路に沿った散策路を歩いていきましょう。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・大水路周辺の美しい風景

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/18回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
丘の上で満々たる水を湛える大水路Le Grand Canalに沿った散策路を歩きます。少し歩いたところで振り返ります。大水路の水面には周りの緑が映り込んで、とても綺麗です。

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大水路の途中では、城館Le Châteauの正面を見下ろすことができます。何とも美しい姿の建物です。

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城館の左には、大遊歩道La Grande Aléeの一部も見えます。

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大水路と城館の間の緑の斜面は水棚Le Buffet d'eauです。大水路から流れ落ちる水を利用して、いくつもの噴水を上げています。

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水棚を過ぎると、城館の姿は少しづつ樹木の緑に遮られるようになってきます。やがて、すっかり見えなくなります。

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大水路から右手の斜面を見上げると、青空を背景に大きな樹木がすっくと立ち上がっています。

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青空と樹木を見ていると飽きることがありません。自然の美しさを体感できるからです。

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大水路も半ばを過ぎました。終点が見えてきます。もっとも大水路はそこから狭い水路に変わり、右に折れ曲がって続いているようです。

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後ろを振り返ると、大水路の始点が遠くに見えます。美しい水面が続いています。

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おや、水面に鴨が泳いでいますね。

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ズームアップしてパチリ。可愛いですね。

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鴨の親子もいます。

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これもズームアップ。穏やかな初夏の風景です。

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大水路に別れを告げて、左に曲がります。刈り込まれた樹木の中に彫刻が置かれています。彫刻のタイトルはみごもった女です。

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林の中の斜面を水辺に向かって下りていきます。

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丘の下の水路にぶつかります。ここで散策路は右に曲がります。

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また、散策路は木々の間を縫うように続きます。

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配偶者は木々の間に咲くピンクの小花を興味深そうに覗き込んでいます。

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やがて、林の先に美しい庭園が見えてきます。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・花の散歩道から池の端へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/19回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
林の中の散策路から、花と緑と噴水のある広々とした庭園に出ます。

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なだらかな斜面に広がる美しい庭園は丘の上から池まで続いています。庭園の真ん中には一本の白い道があります。花の散歩道Le Jardins des fleursです。

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花の庭園の真ん中を貫く散歩道までやってきました。丘の上の方を眺めます。花壇の先には噴水が上がり、丘の上は大きな樹木が青空を背景に立っています。生垣で仕切られた美しい空間です。

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真ん中を貫く散歩道を横切りながら、池のほうに下っている庭園の花壇を鑑賞します。

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花壇のある庭園を抜けると、今度はなだらかな斜面に草原が広がります。草原の先には大きな青空が広がっています。雄大な自然です。saraiの言うところのマーラーの交響曲第3番か、配偶者のいうところのマグリットの絵画風景ですね。

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草原を横切って進んでいきます。どこからも綺麗に広がる青空が見えます。なにかしら心が癒されていきます。

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草原を横切ったところで後ろを振り返ってみます。樹木と生垣の向こうは先ほどの花壇のある庭園です。

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広々とした草原には大きな樹木や刈り込まれた低木が並びます。その草原の中を池のほうにゆっくりと下っていきます。

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池の端に近づきます。池の向こうには、花の散歩道が見えています。緑と青空の美しい空間が広がります。彫刻も見えています。

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池では鴨が泳いでいます。

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池沿いにがっちりした建物があります。団体客向けの宿舎のようです。

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池を隔てて、正面に花の散歩道の全景が見えます。その左の草原が美しい青空が見えたところです。花の散歩道を上った先の丘の上には大水路Le Grand Canalがあります。

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この池の端の散策路を歩いて、ここまでやってきました。

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池の端の散策路を先に進みます。そろそろ、出発点に近くなってきました。

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池の水面には周りの樹木の緑が映り込んで、とても美しい景色になっています。

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道の右側は生垣に沿っています。この生垣の外側には最初に入ってきた入口へのアプローチがある筈です。

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池に沿った道もここでお終い。もう一度、美しい池の景色を堪能します。

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池に別れを告げて、池につながる水路に沿って進みます。水路の先にはまた綺麗な花壇が見えてきます。彫刻も見えます。庭園散策に出発したときに見た景色です。

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遂に庭園散策の出発点に戻ってきました。

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これでアンヌヴォワ城の庭園散策は終了。
ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園は日本では味わったことのない庭です。これはイングリッシュガーデンという感じがしますね。でも、イギリス式庭園とフランス式庭園とイタリア式庭園を混合した庭園なんだそうです。広々とどこまでも広がる自然そのものの庭のようであって、実はしっかりと人工的に造りこまれています。その角の先を曲がると別の風景が・・・という感じで植え込みで様々な様式の庭が区切られています。その中に、噴水ややさしいフォルムの彫像が上手く演出されて現れます。見事なものです。驚きの連発とその広大さで、歩き終えるのに1時間以上もかかりました。あまりの美しさに茫然としながらの庭園巡りでした。
無理してもこのアンヌヴォワ城に来てよかったねと配偶者と熱い会話になります。この上はこのお庭を見ながらのディナーといくしかありません。



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プレイエルでもYAMAHAでも魅惑のショパン、仲道郁代ピアノ・リサイタル オール・ショパン・プログラム@東京文化会館 小ホール  2016.11.13

仲道郁代さんは最近聴いたユリアンナ・アヴデーエワのような天才的な煌きに満ちたショパンを聴かせてくれるわけではありませんが、何か惹き付けられる魅力があるんです。ピアノももちろん素晴らしいんですが、それ以外の何かがあります。その美貌も魅力ではありますが、お人柄が音楽全体にあらわれることも大きな魅力です。そのひとつでもあるのが、研究熱心でプレイエルのピアノをご自分で購入して弾きこなしていることです。プレイエルのピアノは古ぼけた音色ではありますが、ピアノの魅力の原点を感じさせてくれます。その濁りのないピュアーな響きを聴いていると、スタインウェイよりも惹き付けられる気持ちも沸き起こります。

今日のリサイタルは仲道郁代さんのデビュー30周年を記念するもので、お得意のオール・ショパン・プログラムです。その目玉はやはりプレイエルのピアノです。3部構成のプログラムでは、第1部はプレイエルとYAMAHAの弾き比べで響きの違いを検証?すること。その上で、第2部はショパンの名曲をプレイエルで鑑賞します。最後の第3部はYAMAHAの最新型のピアノCFXでショパンの名曲を鑑賞します。なお、練習曲の「革命」と「別れの曲」は第2部、第3部で共通して弾かれますので、プレイエルとYAMAHAの聴き比べにもなります。

今日弾かれたショパンの作品はすべて名曲(有名曲?)ばかりなので、個々にコメントするほどのことはありません。第1部では、いかにプレイエルのピアノの響きが魅力かを再認識させられました。第1部の最後には、《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》が前半の《アンダンテ・スピアナート》はプレイエルで弾かれ、後半の《華麗なる大ポロネーズ》がYAMAHAで弾かれました。プレイエルで弾かれた《アンダンテ・スピアナート》が優美な響きで素晴らしかったのはもちろんですが、YAMAHAで弾かれた《華麗なる大ポロネーズ》が迫力があり、かつ美しい響きだったのが意外?でした。今日はモダンピアノがスタインウェイでなく、どうしてYAMAHAなのって疑問がありましたが、少し分かったような気がします。YAMAHAは弾き方によってはとても繊細なピュアーな響きが出せるんですね。音が重なっても濁った音色にならかったのが不思議です。

第2部はプレイエルの素朴とも思える純な響きにうっとりと聴き入ります。さすがに「革命」は響きがちょっと物足りない感じでしたが、意外に聴き映えがしました。素晴らしかったのはやはり、バラード第1番です。プレイエルで聴くのはなかなか贅沢な感じ。これぞ、ショパンですね。

第3部はYAMAHAのCFXの素晴らしい響きを仲道郁代さんが見事に引き出してくれました。YAMAHAでこれほどの音色を聴かせてくれるのはこれまではピリスだけでしたが、仲道郁代さんの素晴らしい技術に脱帽です。第2部のプレイエルを上回る出来でした。スタインウェイではこうは弾けなかったでしょう。最初の幻想即興曲の第1音から素晴らしい響きが聴けました。「革命」は断然、素晴らしい響きです。プレイエルの時代に生きたショパンもこれなら納得してくれるでしょう。

全体を通して、仲道郁代さんの丁寧で安定した演奏が印象的でした。それを支えていたのが左手が刻む正確なリズムと響きです。特にインテンポのときにその素晴らしさを実感しました。たまにミスタッチはありましたが、それは些細なもので鑑賞には差支えがなく、仲道郁代さんは最近、ますますテクニックに磨きがかかったという印象です。音楽的にもスリリングさとかデモーニッシュさこそ感じられませんが、王道を行く納得の演奏です。心地よく聴くことができました。

今日のプログラムは以下です。

  フレデリック・ショパン

  ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
  練習曲変イ長調Op.25-1「エオリアン・ハープ」
  前奏曲第7番イ長調Op.28-7
  ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
  夜想曲第20番(遺作)嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22

   《休憩》

  マズルカ第13番イ短調Op.17-4
  前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
  練習曲ハ短調Op.10-12「革命」
  練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
  バラード第1番ト短調Op.23

   《休憩》

  幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
  夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
  練習曲ハ短調Op.10-12「革命」
  練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
  ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」

   《アンコール》

    エルガー:愛の挨拶 Op.12

つい、ふらふらと仲道郁代さんの最新のショパンアルバムのCDを買い求め、サインをいただきました。配偶者は少々、呆れ顔でしたけどね。YAMAHAの響きが素晴らしかったとお話しすると、にっこりと美しい微笑みを浮かべながら、「それはYAMAHAの人が喜びますよ」と答えてくれました。次は来年1月のサントリーホールでのコバケンさんとの協奏曲コンサートです。ショパンとチャイコフスキーの2曲を弾くという豪華版です。ピアノはきっとスタインウェイでしょうが、できれば、YAHAMAで弾いてほしいな ⇒ 仲道さん。


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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城での美味しいディナー

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/20回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園散策を終えたところです。
散策を終えて、アンヌヴォワ城のエントランスの前に立っています。散策してきた道を振り返ると、青空と緑と水の美しさが目に沁みます。

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エントランスの建物のドアの前には綺麗な薄紫の花が咲き誇っています。庭園中に花が一杯です。

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エントランスロビーに戻り、購入予定だった日本語版の庭園の写真集をゲットします。

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写真集のページをパラパラっとめくると、綺麗な写真が満載です。いいお土産になります。

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さあ、2階のレストランへ行きましょう。2階のレストランはテラス席からの眺めが最高です。正面には庭園の綺麗な花壇が見えています。

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左のほうに目を転じると、池の美しい水面が見えます。

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今日はワインの気分です。美味しい白ワインで美しい景色に乾杯しましょう。

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テラス席の手摺の外側にプランターのお花が顔をのぞかせています。

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右手のほうを見下ろすと、先ほど歩いた散策路が見えています。楽しかった散策が思い出されます。

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ワインをいただきながら、庭園の美しい景色を眺めます。

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まず、スープが運ばれてきます。ガラス瓶にはいっています。

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ガラス瓶のふたをあけるとこんな感じです。トマトがたっぷりとした美味しいスープです。

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お庭の眺めが最高の調味料です。

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メインの料理が運ばれてきます。ここの料理はすべてガラス瓶にはいっています。きっと、どこかで調理されたものが配達されてくるのでしょう。

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配偶者の料理のガラス瓶のふたをあけます。ウナギのグリーンソース煮です。ウナギは脂が乗った香ばしいもので初体験。日本では高価過ぎて食べられなくなったウナギですが、こちらのものを輸入したいくらいです。

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これはsaraiのメインの料理です。

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saraiの料理のガラス瓶のふたをあけます。川マスの包み焼きです。こちらも美味しかったですよ。

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もっとも、お庭を見下ろすテラス席での食事は舌よりも目の楽しみのほうが大きかったかも。

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最後はコーヒーで〆。

ブリュッセルへの帰りは、ここから一番近いゴディン駅Godinneに歩いて出る予定です。でもできればワインで少し酔いのまわった体で歩きたくないので、saraiがタクシーを呼べないかレストランのスタッフの女性にお願いしてみます。彼女はこんなことを依頼された経験はないようで、タクシー会社の電話番号も知らないしと言いながらもいろいろ調べてくれます。結局、この近くにはタクシー会社はなくて、ディナンかナミュールから呼ぶしかないので無理という返事です。いいんですよ、もともと歩くつもりだったのだから。素晴らしいガーデンに別れを告げ、ゴディン駅に向かって歩き始めます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城からゴディン駅まで、テクテクと徒歩移動

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/21回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieでのディナーを終えて、ブリュッセル行きの電車に乗るために最寄りの駅ゴディンGodinneに向かいます。
アンヌヴォワ城のレストランを出て、ジャルダン・ダンヌヴォワ通りRue des Jardins d'Annevoieに出ます。何とアンヌヴォワ城の前にはバス停があります。でも、観光客に都合のよい時間にはバスは運行していないようです。このあたりに住む人たちが町への通勤に便利な時間だけ、日に2本ほど、それぞれディナンやナミュールの間を往復しているようです。すごすごとバス停の前を通り過ぎます。

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ジャルダン・ダンヌヴォワ通りを来たときとは逆方向に歩きます。今度は坂道を下りるので楽ちんです。

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ディナンから乗ってきたバスを降りた場所に戻ってきました。このナミュール通りChaussée de Namurには案内板が立っています。通りを右へ行けばディナン、左に行けばナミュールです。ゴディンへはとりあえず、左に向かえばよいようです。

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すぐにロータリーにぶつかります。案内の標識に従って、ナミュール通りから右の通りに折れて、ゴディン駅に向かいます。

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直ぐに、ムーズ川Meuseにかかる橋が見えます。ディナンのツーリストインフォメーションのお姉さんが、橋を渡るのよと言っていた橋のようです。でも、よく見ると工事中のようです。エ~、この橋が渡れなかったら大変です。よ~く見ると、人は渡れるようです。一安心です。

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橋の袂からはムーズ川の美しい流れも見えます。この流れの先にはディナンの町があります。

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saraiは元気よく工事中の橋の中央を渡ります。この橋はルイヨン橋Pont de Rouillonです。

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ルイヨン橋を渡り終えると、ゴディンの町です。

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橋に続くポン通り(橋通り)Rue du Pontをまっすぐに歩いていくと、やがて、ゴディン駅の案内板があらわれます。安心して歩けますね。

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盛大な看板もありますが、残念ながら、これにはゴディン駅の表示はありません。しかし、色んな施設があるほうに向かえば大丈夫でしょう。

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住宅街が続きます。また、ゴディン駅の方向を示す小さな案内板があります。助かります。ちょっと不安になるほど真っ直ぐ歩きますが、小さな案内板がしっかりあります。あれ、ない!と思ったら右折の案内板をうっかりと見過ごすところでした。

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右折して、フェルム通りRue de la Fermeを少し歩いていくと、その突き当りで踏み切りを発見。ぶつかったグランド通りRue Grandeの反対側です。

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グランド通りを渡って、踏切に向かいます。

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踏切に近づくと案内板が立っています。どうやら、踏切の左のほうに駅があるようです。

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踏切を渡ると、すぐ目の前にプラットホームがあります。ホームに上がって、ホームの中ほどまで進みます。

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ここまで歩いて30分ほどかかりましたが、無事にゴディン駅に到着。

アンヌヴォワ城からゴディン駅まで歩いたルートを地図で確認しておきましょう。大雑把な地図ですが、この地図のお陰で何とかなりました。

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ブリュッセル行きの電車が来るまで、まだ30分ほど時間があるようです。駅の様子でも見物しながら気長に電車の到着を待ちましょう。



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アルデンヌでの1日:ゴディン駅・・・ブリュッセルに帰着

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/22回目

ブリュッセル行きの電車を最寄りの駅ゴディンGodinneで待っているところです。
線路を渡って、ブリュッセル方面の電車が出発するホームに移動します。ヨーロッパの駅のホームは高さが低いので向かい側のホームに移動するのが簡単です。

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しかし、線路上には横断禁止の表示があります。ゴメンナサイ!!

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これがゴディン駅の駅舎です。ずいぶん、古びた建物ですね。

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駅前に出てみましょう。あれっ、小さな駐車場しかありません。お店の一軒もありませんね。超ローカルな駅です。

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駅前から見たゴディン駅の駅舎です。煉瓦造りのとてもよい雰囲気ではあります。

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駅舎の壁には赤い郵便ポストがあります。1日1回の集配ですね。

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駅前には何にもないので、また、プラットホームに戻ります。駅自体は無人駅のようですが、鉄道チケットの自動販売機だけはちゃんとあります。地元のご婦人がチケット購入中です。saraiは往復のシニアチケットを購入済です。

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向かい側のホームにディナンDinant方面行きの電車が到着。ずいぶん、ホームの端に停車しますね。多分、その先の踏切の近くに停まったほうが乗降客にとって便利なんでしょう。なかなか気が利いています。日本と違って改札がないのでこういうことが可能になります。

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あれあれ、電車を降りた人たちが禁止されている線路横断をしています。saraiがとやかく言えることではありませんけどね。

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電車は行ってしまいましたが、線路横断はまだ続いています。線路横断しやすくするために電車がホームの端に停車したのかな。

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馬鹿なことを感心して見ているうちにブリュッセル行きの電車も予定時刻通りにやってきました。電車に乗り込むとムーズ川Meuse沿いに走り出します。

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堰の上に橋が架かっています。saraiがさっき渡った工事中の橋の次に架かっている橋ですね。

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やがて、ムーズ渓谷という感じの風景になってきます。

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電車はムーズ川沿いを順調に走っていきます。

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やがて、ムーズ川の鉄橋を渡って、ナミュールNamurの町に入っていきます。

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ナミュールを出て、しばらくすると、美しい大平原の中を走ります。夕日が綺麗です。

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どこまでも大平原は続きます。これこそヨーロッパですね。

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このまま、無事にブリュッセルに到着かと思ったら、途中のオティニー駅Gare d'Ottigniesで、乗っていた電車(IC)は運転打ち切り。乗り合わせた女性が親切にもそのことを教えてくれ、向かいの電車に乗り換えることが出来ました。

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その後は、順調にブリュッセルまで戻ることができて、何とかホテルに戻れました。ただ、残念だったのは、saraiがどうしてももう一度カップラーメンを食べたかったのに、帰りが遅くなり、スーパーが閉まっていたことです。たいしたことじゃありませんけどね。

ゴディンからブリュッセルまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ベルギーの旅の最後は思わぬ古城訪問になり、大満足。素晴らしい庭園で楽しい時間を過ごせて楽しい1日になりました。

明日は最後の訪問地パリに移動します。また、音楽三昧です。


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ティーレマンが振るとワーグナーの音楽が輝く!!《ラインの黄金》シュターツカペレ・ドレスデン@サントリーホール 2016.11.18

ティーレマンの指揮はやはり凄いです。やや地味な印象の《ラインの黄金》もティーレマンが振れば、こうも輝かしい響きになるのですね。ティーレマンが振るワーグナーのオペラを聴くのはウィーン国立歌劇場での《パルジファル》に続いて、2回目ですが、その素晴らしさに圧倒されてしまいます。ティーレマンにはワーグナーが一番、似合っています。今日は終始、椅子に座ったままでの指揮で、それほどの大きなアクションもありませんでしたが、それでこの迫力でした。終幕後、振り返ったティーレマンの顔は大変紅潮していましたから、なかなかの熱気に満ちた指揮だったようです。

今日のオペラはコンサート形式ではなく、ホールオペラです。舞台後方の巨大なパイプオルガンの下に中空のミニステージを設置して、一夜限り(実際は日曜も公演があるので2夜限り)のサントリー歌劇場の出現です。ミニステージの下のオーケストラが陣取る舞台がまるでオペラハウスのオーケストラピットのようにも見えます。ワーグナーの楽劇はシンプルな舞台セットでOKなので、こういう形式で十分にオペラの上演が可能です。この調子で来年もティーレマンが《ワルキューレ》をやってくれないかと淡い望みを抱いてしまいます。4年かけてのリング上演です。

歌手はちゃんと衣装を着けての登場です。最初から圧倒的な歌唱を聴かせてくれたのはアルベリッヒ役のアルベルト・ドーメンです。まるで主役のような堂々たる歌唱。ミヒャエル・フォッレのヴォータンもよかったのですが、食ってしまった印象があります。そういえば、2年前にバルセロナのリセウ劇場で《ワルキューレ》を聴いたときには、ドーメンが素晴らしいヴォータンを歌ってくれました。今日もドーメンのヴォータンでもよかったんでしょうが、やはり、アルベリッヒはキーになる登場人物なので、ドーメンが歌ったのが正解なんでしょう。とは言え、ドーメンとフォッレを入れ替えたら、どうだったんだろうという興味もあります。藤村実穂子のフリッカもやはり、期待通りの素晴らしさ。ますます、声に磨きがかかってきたようです。ただ、歌う場面が少ないのが残念なところです。やはり、2年前のバルセロナのリセウ劇場での《ワルキューレ》でも彼女がフリッカを歌いましたが、こちらは出番が多かった分、その素晴らしさが際立っていました。これ以外の歌手も粒よりで素晴らしい歌唱を聴かせてくれて、満足しました。

とは言え、この舞台での主役はティーレマンであり、彼が指揮したシュターツカペレ・ドレスデンです。このコンビの演奏を聴くのは昨年の2月のサントリーホールでのブルックナーとR・シュトラウス以来、約1年半ぶりですが、その美しい響き、それでいて、重厚な迫力もある響きは見事です。ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に並ぶ存在ですね。もうすぐバイエルン放送交響楽団も聴けますが、どうでしょうね。もちろん、ベルリン・フィルも忘れたわけじゃありません。来週はオペラではなく、コンサートでティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのR・シュトラウスを聴きますので、そのときに詳細な感想を書きましょう。

キャストは以下です。

  指揮:クリスティアン・ティーレマン
  演出:デニー・クリエフ

  ヴォータン:ミヒャエル・フォッレ
  フリッカ:藤村実穂子
  フライア:レギーナ・ハングラー
  アルベリッヒ:アルベルト・ドーメン
  ミーメ:ゲアハルト・ジーゲル
  ローゲ:クルト・シュトライト
  ドンナー:アレハンドロ・マルコ=ブールメスター
  フロー:タンセル・アクゼイべク
  ファーゾルト:ステファン・ミリング
  ファフナー:アイン・アンガー
  ヴォークリンデ:クリスティアーネ・コール
  ヴェルグンデ:サブリナ・ケーゲル
  フロスヒルデ:シモーネ・シュレーダー
  エルダ:クリスタ・マイヤー
  管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン

ああ、やっぱり、バイロイトでティーレマンを聴きたくなりました。それもリングとパルジファル。2020年以降にそれは実現するんでしょうか。今回は予習はバイロイトのライブを中心に聴きました。

 1956年 クナッパーツブッシュ バイロイト音楽祭 ホッター、ナイトリンガー、グラインド
 1958年 クナッパーツブッシュ バイロイト音楽祭 ホッター、アダム、グラインドル
 1958年 ゲオルク・ショルティ ウィーン・フィル ロンドン、スヴァンホルム、フラグスタート、ナイトリンガー
 1980年 ピエール・ブーレーズ バイロイト音楽祭 マッキンタイア、サルミネン、シュヴァルツ、ベヒト

クナッパーツブッシュの迫力は言うまでもありませんが、今回、ティーレマンを聴いて、彼こそ、クナッパーツブッシュを継ぐものという思いを強くしました。



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庄司紗矢香、意欲的なデュティユー・・・東京都交響楽団@サントリーホール 2016.11.19

今日の大野和士の音楽への取り組みは評価できるポイントとそうでないポイントのいずれもがあった印象です。まず、評価できたポイントは今日のこのプログラムの素晴らしさです。《ペレアスとメリザンド》にかかわる2つの作品でデュティユーのヴァイオリン協奏曲をはさみこむという離れ業のようなプログラムは大野和士の知的な音楽センスなしには考えられません。さらなるポイントは演奏面での知的なアプローチです。よく考え抜かれた作品解釈であるという印象でした。その解釈に基づいたオーケストラの統率力も見事なものでした。しかし、その結果とした生み出された音楽の内容にはsaraiはいささか納得できません。フォーレの組曲《ペレアスとメリザンド》の出だしは抑えた見事な表現でおっと驚かされましたが、その後のフォルテがいけません。鳴らせ過ぎで音が濁り、うるさい感じ。どうして、ここまで鳴らす必要があるのか、不思議です。ただ、それを除くととても上品な音楽表現で全体としては素晴らしい音楽でした。次のデュティユーのヴァイオリン協奏曲については後にして、最後のシェーンベルクの交響詩《ペレアスとメリザンド》について触れましょう。これは一言で言えば、ただただ力み過ぎとしか言えません。大野和士によれば、この曲は明らかにワーグナーの《トリスタンとイゾルテ》に影響を受けているとのこと。そのせいか、どうにもうるさく鳴らせ過ぎとしか思えません。もっと静かに後期ロマン派の美しい響きを聴かせてほしかったところです。実際、予習で聴いたブーレーズ&グスターフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団は素晴らしい演奏でした。もっとも同じブーレーズが指揮したシカゴ交響楽団はもう一つの演奏でしたから、この曲はなかなかの難曲ではありますね。

で、いよいよ本題のデュティユーのヴァイオリン協奏曲です。演奏のよしあしは別にして、とても惹き付けられて聴き入った演奏ではありました。まず、この曲の素晴らしさ・・・無調をベースにして、熱情の込められた音楽です。というと、まるでベルクの音楽を連想してしまいます。新ウィーン楽派の流れを継ぐ音楽にフランス音楽のエッセンスを加えたという具合に感じられます。この曲を充実著しい庄司紗矢香がどう演奏するかが期待されました。で、結果ですが、彼女の真っ正面からの真摯な取り組みは新鮮な音楽となって、とても魅了されました。が、一方、彼女ならば、もっと踏み込んで、熱い演奏ができたのではないかという残念さも残りました。少し、この曲の取り組みが足りなかったようです。是非、もう一度チャレンジしてほしいと感じました。もうひとつ感じたのはもっと自由奔放に弾きまくってほしかったという思いです。指揮の大野和士のアンサンブルに取り込まれ過ぎていた印象があるんです。たしかにオーケストラとのアンサンブルはよかったのですが、そうではなくて、ヴァイオリニストの庄司紗矢香が感じるままに弾き、それを大野和士と都響がサポートするという音楽が聴きたかったんです。明らかにこの演奏を支配していたのは指揮者でした。そういう音楽もあるのでしょうが、やはり、ソリストと指揮者、オーケストラの真剣勝負が聴きたいんです。特に庄司紗矢香はそういうことを期待するレベルの音楽家ですからね。満足と不満足がミックスされた演奏でした。アドレナリンが出まくった演奏ではあったんです。ものすごく集中して聴いたという意味では素晴らしい音楽ではありました。

今日のプログラムは以下のとおりでした。

  指揮:大野和士
  ヴァイオリン:庄司紗矢香
  管弦楽:東京都交響楽団

  フォーレ:組曲《ペレアスとメリザンド》 Op.80
  デュティユー:ヴァイオリン協奏曲《夢の樹》

   《休憩》

  シェーンベルク:交響詩《ペレアスとメリザンド》Op.5

予習したデュティユーのヴァイオリン協奏曲《夢の樹》は以下のものです。

 ルノー・カプソン、チョン・ミュンフン、フランス国立放送局管弦楽団
 アモイヤル、デュトワ、フランス国立管弦楽団

特にアモイヤルとデュトワのCDが素晴らしい演奏を聴かせてくれました。庄司紗矢香もこのレベルで聴きたいものです。



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       庄司紗矢香,  

心に沁みる晩年のシューベルト:ロベルト・ホル《白鳥の歌》@上大岡ひまわりの郷 2016.11.20

昨年はロベルト・ホルの《冬の旅》を聴いて、感銘を受けましたが、今日は《白鳥の歌》を聴いて、それ以上に心に沁みました。
今年は既にテノールのユリアン・プレガルディエンの素晴らしい《白鳥の歌》を聴きました。テノールのユリアン・プレガルディエンとバス・バリトンのロベルト・ホルという違いがあるにせよ、いずれも素晴らしい歌唱でした。それはシューベルトの《白鳥の歌》がいかに名曲であるかということを再認識することでもありました。ロベルト・ホルのシューベルトのリートはいかにもワーグナー歌手が歌っているという、ちょっと変わった感じではありますが、それがこの《白鳥の歌》にはぴったり合っていて、心にしみじみと響いてきます。巨大な体格のホルから肉感的とも思える実に人間的に語りかけてくるような真実の声が響いてきます。CDで聴いてきたフィッシャー=ディースカウの見事な歌唱がかえってわざとらしく感じられてしまうほど、ホルの歌声には人間の本質的な何かが感じられて、心からの共感を覚えてしまいます。

なお、今日のプログラムでは、一般的な曲順(ハスリンガー社が出版した曲順)を大幅に変えて、前半はレルシュタープの詩による7つの歌曲、後半はハイネの詩による6つの歌曲が歌われました。なかなか、その変更はよかったと思います。特に最後を《アトラス》でしめくくったのが効果的でした。レルシュタープの詩による7つの歌曲では、最後に歌った《遠い地で》が素晴らしい歌唱。しかし、後半のハイネの詩による6つの歌曲の素晴らしさはどうでしょう。最初の《漁師の娘》だけは軽めの歌唱でしたが、その後の5曲の深遠さには心を動かされずにはいられませんでした。

今日のプログラムを紹介しておきます。

  バス・バリトン:ロベルト・ホルRobert Holl
  ピアノ:みどり・オルトナーMidori Ortner

  シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D.957/1-7
          レルシュタープの詩による7つの歌曲
           愛の使い/戦士の予感/春の憧れ/セレナード/別れ/住み処/遠い地で

   《休憩》

  シューベルト:冬の夕べ D.938
         鳩の使い D.965a
         歌曲集「白鳥の歌」D.957/8-13
          ハイネの詩による6つの歌曲
           漁師の娘/海辺で/都会(街)/影法師/彼女の肖像/アトラス

   《アンコール》
      シューベルト:音楽に寄せて(An die Musik) D.547,Op.88-4
             夕映えの中で(Im Abendrot) D.799


アンコールの《夕映えの中で》もとても深々とした響きの歌唱で強い感銘を受けました。



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マイケル・ティルソン・トーマス、感動のマーラー!、そして、ユジャ・ワンの圧倒的なショスタコーヴィチ! サンフランシスコ交響楽団@サントリーホール 2016.11.21

今日は何と豪華なコンサートだったでしょう。前半はユジャ・ワンの切れ味鋭く、迫力満点のショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番とお洒落なアンコール演奏。後半はマイケル・ティルソン・トーマスことMTT(マイケル・ティルソン・トーマスのイニシャルでMTTと呼ばれるそうなので、以後、MTTと略します)の精密極まるマーラーの交響曲第1番「巨人」の演奏に大変な感動を覚えました。今年は膨大な数のコンサートに足を運びましたが、多分、記憶の限りでは、今日が今年最高のコンサートでした。

順番は逆になりますが、まずは後半のマーラーの「巨人」について触れます。実はMTTの実演は初聴きなんです。MTT指揮サンフランシスコ交響楽団のマーラー交響曲全集のCDに魅せられてしまって、どうしても実演を聴きたくて、今日の公演のチケットを購入しました。しかし、本当はMTTのマーラー全集の中では、今日演奏する「巨人」はあまり良い出来ではないんです。精密さが不足した演奏に思えます。それでも第4楽章は盛り上がっていますから、そのあたりに期待ということです。ところでMTTのマーラー全集はすべて、ライブ録音ですが、とてもライブとは思えないような完成度の高い演奏ばかりです。そのあたり、実際に生演奏はどうなのかも興味津々です。
出だしはそれほどの出来には思えません。MTTの指揮もインテンポを刻んだ少し単調なものに思えます。それでもサンフランシスコ交響楽団の緊張感高い演奏には、saraiの集中力も高まります。次第にMTTの指揮は決してインテンポではなく、微細にテンポを変えていることが分かります。ちょっとした仕草にオーケストラが敏感に反応していることが分かります。だんだんとテンポや強弱の細かい変化が多くなっていきます。さほどにアンサンブルが素晴らしいとも思えませんが、何と言うか、実にセンシティブなオーケストラの響きです。MTTの指揮は繊細さを極めた精密なもので、それにオーケストラが見事に反応していきます。オーケストラはテンポや強弱といったアーティキュレーションを見事に表現しているという意味ではアンサンブルは良いと言えるのでしょう。ただ、この第1楽章では、響きそのものが格段に素晴らしいわけではありません。第2楽章になって、MTTの指揮の動作が大きくなって、オーケストラの響きも劇的に素晴らしくなります。色んな意味で指揮者とオーケストラが一体になっている感じです。saraiも段々と演奏に惹き込まれていきます。第2楽章の中間部はゲネラルパウゼの後、弦による優美なレントラーが歌われますが、そのタッチの柔らかさ、優しさには心を打たれます。技術を超えた何かが感じられます。なんて素晴らしいマーラーなんでしょう。第3楽章は実に精妙さに満ちた葬送の音楽が続きます。ですが、この第3楽章まではまだ序章に過ぎません。嵐のように始まる第4楽章の素晴らしさといったら、言葉を失います。ヴァイオリンで演奏される第2主題の美しさと言ったら、メローでありながら、心の隅々まで沁み込んできて、大きな感動を味わいます。展開部、再現部と進むにつれて、心が大きく高揚します。ここには既に第9番までの予感に満ちた音楽があります。輝かしさの陰に来るべき甘美な死の予感が潜んでいます。今日の演奏でそれを実感します。そして、高らかに歌い上げるフィナーレに駆けあがっていきます。あまりの感動に涙が滲んできます。頂上で音楽が止んだ後は呆然自失に陥ります。ブラヴォーや拍手が沸き起こりますが、saraiはしばし、感動の余韻に浸っていました。
これがMTTとサンフランシスコ交響楽団のマーラーなんですね。とっても完成度の高いライブ演奏です。このまま、この演奏を収めた海賊盤が出たら、saraiの最高の1枚になりそうです。

前半のユジャ・ワンのショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番に話を戻しましょう。実は生ユジャ・ワンを見るのはこれが2回目ですが、コンサートで聴くのは初めてなんです。ユジャ・ワンも初めて、MTTも初めてという実に楽しみなコンサートだったんです。で、ユジャ・ワンはそれはもう、期待通りの凄い演奏を聴かせてくれました。sarai好みのピュアーなタッチの響きではないのですが、そんなことは跳ね飛ばすような勢いの迫力のピアノです。これを聴いて興奮しないわけにはいきません。低音部も叩きまくり、高音部も音が割れても叩きまくり、それはもう凄まじい演奏です。それでいて、実に切れのある鋭い演奏なので、聴いていて、気持ちがいい会心の演奏です。実はsaraiはかぶりつきの席、多分、彼女に最も近い席で聴いていたので、ヴィジュアル的にも楽しめてしまいました。背中の空いた素敵なドレスのユジャ・ワンはとってもチャーミング。音楽には関係ありませんが、可愛いにこしたことはないでしょう。爽快なショスタコーヴィチでしたが、サポートしたサンフランシスコ交響楽団の弦が素晴らしく、どんな高速パートもぴったりと美しい響きで合わせます。本当に完璧なショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番でした。
アンコールが秀逸なのはユジャ・ワンならではです。トランペットとジャズっぽく弾きまくった《ふたりでお茶を》でも超絶技巧。そして、得意のチャイコフスキー《4羽の白鳥》のめくるめくような超絶技巧。ただ、単に超絶技巧だけではなくて、彼女がピアノを弾くとヴィジュアル同様、お洒落なところが最高です。saraiはユジャ・ワンに恋してしまいました。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
  ピアノ:ユジャ・ワン
  トランペット:マーク・イノウエ
  管弦楽:サンフランシスコ交響楽団

  ブライト・シェン:紅楼夢序曲<サンフランシスコ交響楽団委嘱作品/日本初演>
  ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
   《アンコール》 ユーマンス:ふたりでお茶を(ピアノ&トランペット・アンコール)
           チャイコフスキー:4羽の白鳥(ピアノ・アンコール)

   《休憩》

   マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」


今日は何て素晴らしいコンサートだったんでしょう。ユジャ・ワンに恋し、MTTのマーラーに酔ってしまいました。
是非、日本でMTTのマーラーの全交響曲のチクルスを企画したもらいたいものです。⇒ AMATI殿



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       マイケル・ティルソン・トーマス,        ユジャ・ワン,  

天才R.シュトラウスの音響世界を描き尽すティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン@サントリーホール 2016.11.22

この5日間、ロベルト・ホルの《白鳥の歌》の絶唱をはさんで、サントリーホールで素晴らしいオーケストラコンサートを聴き続けて、これ以上の満足はないくらいです。特に昨日のMTT&サンフランシスコ交響楽団のマーラー、今日のティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのR.シュトラウスは絶品中の絶品で感動の極み。

今日はティーレマンもさることながら、シュターツカペレ・ドレスデンの素晴らし過ぎる響きに酔いしれました。最初のベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番での何とも言えない弦楽合奏の響きは音響的に聴いているだけで気持ちよくなります。音楽以前の素晴らしさです。やはり、世界最高峰に並び立つオーケストラです。そして、後半のR.シュトラウスのアルプス交響曲ではオーケストラ演奏の極みとも言うべき痺れるような官能美に満ちた音響を響き渡らせてくれました。弦楽パートの素晴らしいことはもちろんですが、金管がこれほどのレベルにあるのはシカゴ交響楽団くらいしか思い当たりません。そのシカゴ交響楽団を聴いたのも随分以前のことですから、saraiがしっかりと記憶に留めている超一流のオーケストラのなかではこのシュターツカペレ・ドレスデンが最強です。トータルな力量で言えば、シカゴ交響楽団を番外にすると、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と並んで世界の3強です。ティーレマンが首席指揮者に就任後はますます強力なアンサンブルに上りつめている印象もあります。今度の日曜日にヤンソンス指揮のバイエルン交響楽団を聴きますが、この3強に食い込める実力が感じられるでしょうか。ベルリン・フィルは音響的には素晴らしいですが、音楽的表現で3強の後塵をはいしている感じが否めません。もちろん、ハンティンクやティーレマンが振れば、その実力を発揮するかもしれませんけどね。ペトレンコはまだ聴いたことがないので、これからベルリン・フィルがどうなるのか、予想もできません。

さて、肝心のティーレマンですが、もちろん、シュターツカペレ・ドレスデンのアンサンブル力だけによって音楽を構成しているわけではありません。ワーグナー、ブルックナー、そして、R.シュトラウスを振るときには尋常ではない力を思い知らされることになります。シュターツカペレ・ドレスデンとのR.シュトラウスでは、英雄の生涯、メタモルフォーゼン、ばらの騎士(オペラ)と聴いてきて、思わぬことに気が付きました。意外に正統派的な指揮で、その剛直さを隠して、とても美しい演奏を展開するんです。多分、よほど、R.シュトラウスは相性がよくて、余計な力を入れないで、真っ正面から音楽美・音響美を追求できるのではないでしょうか。実は今日のアルプス交響曲も高らかに音響美を追求した演奏でした。もちろん、それだけに終わったら、下手な描写音楽に堕することになりますが、ティーレマン流の綿密な音楽設計が底流にあります。見かけ上はシュターツカペレ・ドレスデンのアンサンブルの音響美が聴こえてくるわけですが、その実、本当に素晴らしかったのはティーレマンの音楽解釈です。後半まではとても美しい自然描写とも思える音響が流れます。後半、嵐の中を下山した後に音楽の本当の山場がやってきます。予習したティーレマンが指揮したウィーン・フィルとの演奏でもそうでした。激しい起伏のある音楽のあとにやってくるカタルシスとも思える安らかな音楽が極め付きなんです。自然の中に己を置いて、自然の大きさ・豊かさを感じ、自然と自分を一体化して、安らかで優しい気持ちになり、来るべき死を受け入れる。これこそ、天才R.シュトラウスの究極のテーマではないでしょうか。それをティーレマンは最高の形で表現してくれます。晩年のR.シュトラウスは《4つの最後の歌》でもこういう最終的な安寧さを提示してくれましたし、最後の2つの楽劇《ダナエの愛》、《カプリッチョ》でも最終的な安寧さで聴く者を感銘させてくれました。晩年にはまだ遠かったアルプス交響曲でも既にこの終生のテーマは埋め込まれていたことをティーレマンは見事に表現してくれました。シュターツカペレ・ドレスデンの音響美をベースに究極の音楽表現を完成したティーレマンの偉大な才能に敬意を表したいと思います。saraiはこの終盤の美しさ、安らかさ、優しさに大変な感動を味わうことができました。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:クリスティアン・ティーレマン
  ピアノ:キット・アームストロング
  管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン

  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
   《アンコール》 J.S.バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825 メヌエット(ピアノ・アンコール)

   《休憩》

   R.シュトラウス:アルプス交響曲 Op.64


ところでブロンフマンの代役を務めたキット・アームストロングは見事なピアノを聴かせてくれました。このモーツァルトもどきとも言えるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番に関しては、恐らく、ブロンフマンと同等以上のピアノ演奏を繰り広げてくれたという印象です。ブロンフマンの真骨頂はプロコフィエフにありますから、今回の曲目はもともと、そんなに期待していませんでした。キット・アームストロングは粒立ちのよいクリアーな響きでモーツァルト、あっ違った、ベートーヴェンの協奏曲を美しく表現しました。モーツァルト的な音階も見事な演奏でした。アンコールのバッハは音量を少し抑えて、バッハの静謐な音楽を美しく演奏。何と言っても、このパルティータがsaraiが偏愛する曲なので、そんなに簡単に最高だったとは言いませんが、これならば、リサイタルでも聴いてもいいかなと思えるほどの演奏ではありました。楽しみな若手のピアニストの一人が現れました。

音楽の秋のコンサートはほとんど、これでおしまい。残すはヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団のマーラーの交響曲第9番を残すのみ。まだ、最後の楽しみが残っています。それを聴いた後にsaraiの重大な発表を予定しています。お楽しみにね。



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       ティーレマン,        シュターツカペレ・ドレスデン,  

ブリュッセル、最後の散策・・・コングレ記念塔~サン・ミッシェル大聖堂

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/1回目

旅の19日目、ブリュッセル5日目です。

ブリュッセルの朝は曇っています。昨日のアルデンヌへの遠征は快晴だったのに、天気は日替わりです。遠征日が快晴だったことを配偶者は我ながら強運だったと今更ながら驚いています。本当に晴れ女でこちらも助かりますよ。
今日は昼過ぎに、ブリュッセルからパリに移動します。それまでは何にも予定がないので、最後の散策をしてきましょう。荷物をまとめて、チェックアウトし、ホテルに荷物を預けます。散策できる時間は2時間ほどなので、ホテルから歩ける範囲で楽しみましょう。ロワイヤル通りRue Royaleをぶらぶら歩いて、コングレ記念塔Colonne du Congrèsに向かいます。木立の先にそれらしい塔が見えてきます。

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コングレ記念塔の前には、大きなコングレ通りRue du Congrèsがロワイヤル通りに交差した走っています。お洒落な建物が並んでいます。

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これがコングレ記念塔の全景です。コングレ記念塔は1831年の憲法発布を記念して、1859年に造られました。

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記念塔の基部の前には無名戦士の墓があり、その墓の前には永遠の炎が上がり、両脇を2匹のライオン像が固めています。

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記念塔の尖端にはベルギー最初の国王レオポルド1世の像が立っています。

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記念塔の下に近づいてみます。立派な無名戦士の墓ですね。

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このコングレ記念塔の立つコングレ広場からは素晴らしい眺めが望まれると観光案内書には書いてありますが、ビルが立ち並び遠くは見えません。昔はよい眺めだったのかもね。次はコングレ広場の裏のリーニュ通りRue de Ligneを歩いて、サン・ミッシェル大聖堂Cathédrale des Sts Michel et Guduleに向かいます。すぐに大聖堂の側面に出ます。巨大な建物ですね。

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サン・ミッシェル大聖堂の正面に出ます。は~、これも見事な大聖堂です。典型的なゴシック様式の建物です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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大聖堂の建物があんまり巨大過ぎて、全景が撮影できないので、ぐっと下がったところで全景を撮影します。大聖堂前の大階段も立派です。

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これが大階段。素晴らしい石段です。

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ファサードには細かい意匠が凝らされています。特に3つの大扉まわりの精細な彫刻が目を惹きます。

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近づいて、よく見てみましょう。扉の上部には、聖人像がずらっと並んでいます。

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中央の扉です。いくら近づいても、その精細さは少しも損なわれることがありません。見事な彫刻芸術です。300年もかけて作り上げた大聖堂ということが納得できます。

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大聖堂の中に入ります。素晴らしいゴシック様式の空間が広がります。大きな柱の1本、1本に彫像が取り付けられています。こんな豪華な空間は見たことがありません。

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内部構造は3廊式になっています。こちらは右手の南側廊です。柱の彫刻の見事さに驚かされます。

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こちらは左手の北側廊です。パイプオルガンも見えます。

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説教壇です。何とも豪華です。

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南側廊には美しいステンドグラスが輝いています。

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こちらは北側廊のステンドグラス。ため息をつくほどの豪華な内部空間です。

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クロッシングまで進むと内陣がよく見えます。意外に簡素な内陣です。

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サン・ミッシェル大聖堂の見学をもう少し続けます。



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美しきカヴァティーナ:ダンテ・カルテット@鶴見サルビアホール 2016.11.25

今年はずい分、室内楽を聴きましたが、今日からは100席という小さな室内楽専用ホールで聴く鶴見サルビアホール・クァルテット・シリーズを1年の締めとして聴きます。3回シリーズの幕開けはイギリスで活躍するダンテ・カルテットです。このカルテットは初めて聴きましたが、その素晴らしく美しい響きが魅力です。その美質で魅了してくれたのは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲 第13番の第5楽章のカヴァティーナです。ベートーヴェンが創造した音楽の中でも最も美しい音楽のひとつである、このカヴァティーナをうっとりするような美しい響きで聴かせてくれました。カヴァティーナに続く大フーガはもう少しデモーニッシュさが欲しいところではありましたが、豊かな響きで圧倒されました。また、冒頭で演奏されたメンデルスゾーンの弦楽四重奏のためのカプリッチョも極めて、美しい響きで魅了されました。

今日のプログラムは以下です。

  弦楽四重奏:ダンテ・カルテット
   ヴァイオリン:クリシア・オソストヴィッツ ヴァイオリン:オスカー・パークス
   ヴィオラ:井上祐子 チェロ:リチャード・ジェンキンソン

  メンデルスゾーン:弦楽四重奏のためのカプリッチョ Op.81-3
  スタンフォード:弦楽四重奏曲 第5番

   《休憩》

  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 Op.130「大フーガ(Op.133)付」

   《アンコール》
    コダーイ:ガヴォット

2番目に演奏されたスタンフォードの弦楽四重奏曲ですが、スタンフォードと言えば、イギリスのマイナーな作曲家で、これまで交響曲くらいしか聴いたことがありません。弦楽四重奏曲も音源を探しましたが結局、入手できず、今日がまったくの初聴きです。演奏者による異例の解説がありましたが、19世紀の有名なヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムと作曲者スタンフォードが親交を結んだことから一連の弦楽四重奏曲が生まれたとのことで、今日演奏された第5番はヨアヒムの死後、彼の思い出に捧げられたそうです。4楽章に共通しているテーマはヨアヒムのヴァイオリン小品《ロマンス》だそうで、そのテーマを事前に演奏してくれました。美しいメロディーです。そういう作曲の経緯があるせいか、全4楽章にわたって、とても美しい響きの音楽が続きました。珍しい音楽を聴けました。

ところでベートーヴェンの弦楽四重奏曲 第13番の予習は以下の2枚のCDを聴きました。

 ヴェーグ弦楽四重奏団(新盤)
 ブッシュ弦楽四重奏団

ヴェーグ弦楽四重奏団のとても美しい演奏に心を奪われました。第6楽章は大フーガが使われていますが、改訂版の第6楽章もその後に付加されています。やはり、大フーガのほうがいいですね。ブッシュ弦楽四重奏団は大フーガを録音していません。残念です。弦楽合奏版の大フーガをブッシュ・チェンバー・プレーヤーズで録音しているのみです。


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マーラーの描くもの・・・薄明の先の無、ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団@サントリーホール 2016.11.27

素晴らしいエンディングでした。美しい弱音で表現される人生の終わりを告げるような薄明の世界に強い感銘を受けて、目を閉じながら、演奏に耳と心を集中します。そして、遂に弦楽器の響きが途絶えます。そこにはぽっかりと虚無の暗黒が広がるのみです。ヤンソンスが表現したのは甘美な死の世界ではなく、残酷過ぎる絶対的な死の世界。この先、何にもありはしません。渺渺たる暗黒の世界を覗き込むような沈黙がホールを包み込みます。それが長い時間だったか、短い時間だったのか、気が付くとホールに歓声と大きな拍手があふれています。saraiは拍手もできず、呆然としていました。大多数の聴衆とは気持ちが共有できなかったようです。
第4楽章の後半までは、もうひとつ心に響くものが足りない演奏に思えました。オーケストラの響きは素晴らしいし、ヤンソンスの指揮も的確ですが、感動がありません。マーラーの交響曲第9番で感動がなければ、致命的です。美しい音楽が頭の中を通り過ぎていくだけ。何故、こんなに空疎に思えるのか、不思議でした。思い当たったのはオーケストラの姿勢の問題です。いくら超一流のオーケストラであっても、マーラーの交響曲第9番で聴衆に感動を与えるためには、圧倒的に曲にのめり込む気持ちが不可欠です。今日のバイエルン放送交響楽団には、その思い詰める気持ちが不足していたのではないでしょうか。指揮者のヤンソンスにも責任の一端はあるでしょうが、バイエルン放送交響楽団ほどのオーケストラならば、指揮者に煽り立てられなくてもマーラーの交響曲第9番が何たるものかを心得るべきでしょう。ラファエル・クーベリックが培ってきたマーラー演奏の伝統は継承されなかったのか・・・まあ、今日はたまたま日が悪かったのかもね。終わりよければ、すべてよしということにしましょう。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:マリス・ヤンソンス
  管弦楽:バイエルン放送交響楽団

  
マーラー:交響曲第9番 ニ長調


ちなみに比べるのも変な話ですが、1週間前に聴いたマイケル・ティルソン・トーマスの超絶的なマーラー(こちらは交響曲第1番でしたが)の素晴らしさが思い出されました。サンフランシスコ交響楽団の懸命に打ち込む演奏、それを統率したマイケル・ティルソン・トーマスは尊敬すべきものでした。こちらで第9番を聴きたかったくらいです。

今回の予習はベルナルト・ハイティンクの最近の録音を聴きました。

 2009年 ロンドン交響楽団 ライブ、非正規盤
 2011年 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ライブ、非正規盤
 2011年 バイエルン放送交響楽団 ライブ、正規盤

実は巨匠ハイティンクの指揮でもバイエルン放送交響楽団の演奏はもうひとつで、ほぼ、今日の演奏と同じようなものだったんです。もっとも、このときの演奏はヤンソンス指揮の予定だったのが、ヤンソンスが健康不良でハイティンクは代役の指揮でした。準備不足もあったかもしれません。その2年前のロンドン交響楽団の演奏はテンポも遅めで実に気合のはいった名演。CDではありますが、感動しました。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏はその中間くらいの出来です。ハイティンクのこの曲の初録音は1969年のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団ですから、ほぼ半世紀にわたって指揮してきていることになります。全部で9種類の録音が残されています。

何故、こんなにハイティンクの演奏だけを聴いたかと言えば、ここだけの話、来年のザルツブルグ音楽祭でのハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番を聴きにいこうとひそかに計画しているからです。saraiの人生の総仕上げに、是非ともハイティンク指揮でマーラーの交響曲第9番を聴きたかったし、是非ともウィーン・フィルの演奏でマーラーの交響曲第9番を聴きたかった・・・その夢が一挙に実現できるんです。それほど、saraiにとって、マーラーの交響曲第9番は特別な曲なんです。この夢が実現できれば、もう思い残すことはありません。長く続けてきたヨーロッパ、音楽の旅も完了してもいいかなと思っています。



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ブリュッセル、最後の散策・・・サン・ミッシェル大聖堂~朝食~中央駅

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/2回目

ブリュッセルのサン・ミッシェル大聖堂Cathédrale des Sts Michel et Guduleの大きな内部空間を見学しています。空間の中央のクロッシング部分に立って、後方を振り返ります。林立する柱と彫刻、入口の扉の上の大きなステンドグラス、天井のリブ、美しいゴシック様式の空間です。

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彫刻の取り付けられた柱の後ろには側廊が見え、美しいステンドグラスも見えます。

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内陣の奥に進むと素晴らしいステンドグラスが見えます。

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内陣の前からクロッシングのほうを眺めます。頑強な石造りの建物です。

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中央部分に戻って、美しいパイプオルガンを眺めます。後で壁に取り付けられたようです。妙なる響きが大聖堂内部に満ちるのでしょう。パイプオルガンの下に覗いて見えるステンドグラスも超美しいですね。

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これで内部空間の見学を終了。
サン・ミッシェル大聖堂は外から見ても、中を見てもあきれるばかりの規模と美しさを誇ります。
大聖堂を出ると、遠くに尖塔が見えます。グランプラスGrand-Placeにある市庁舎Hôtel de Ville de Bruxellesの塔でしょうか。

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大聖堂の立派な石段を下りて、大聖堂前の広場に出ましょう。

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大聖堂前の広場に出ました。この辺りでブリュッセル観光は終了としましょう。そろそろカフェでゆっくりと朝食を食べて過ごしましょう。中央駅に向かい、そこで朝食を食べて、地下鉄でホテルに戻るのがよさそうですね。大聖堂からサント・ギュデュ広場Place Sainte-Guduleを歩いて中央駅のほうに向かいます。大聖堂の重厚な建物を眺めながら歩きます。

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右に折れて、シャンセルリー通りRue de la Chancellerieを進みます。

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コロニー通りRue des Coloniesにぶつかったところで右に折れて、まっすぐに進むと中央駅に出ます。中央駅近くでキッシュとスープで5ユーロという看板が目に留まります。こちらは、交通費は安いですが、飲食はかなり高い気がします。初めて手頃感のあるメニューです。このMeeting Pointというカフェに入ります。セルフサービススタイルのお店です。1階のカウンターで料理を購入して、2階に上がります。テーブルはがらがらに空いています。中途半端な朝食タイムですからね。

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窓際の眺めのいい席につきます。コロニー通りが見下ろせます。

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これが配偶者のキッシュとスープです。

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同じようなものですが、これはsaraiの選んだキッシュとスープです。5ユーロですから、こんなものでしょう。

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なかなか美味しかったですよ。
ところで、昨日から絵葉書が出せていないことが気になっています。朝食を終えたところで、中央駅に郵便局があるとガイドブックに書いてあるので行ってみましょう。中央駅Bruxelles Centralはそんなに広くはないのでグルリと見渡しますが、郵便局らしきものはありません。構内のお菓子スタンドの人に聞くと、地下の本屋にあるとのことです。まさか本屋さんと郵便局が同居しているわけはないので、本屋さんの近くにあるということでしょうね。早速、地下に移動しますが、郵便局も本屋もありません。うろうろ探し回って、ようやく本屋を見つけました。その本屋で聞くと、反対側にあるお店に行けとのこと。探しているのは、お店じゃなくて郵便局なんですけどね。反対側のお店はこれです。

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このお店に入ると、何とポストがあります! これが探していた郵便局のようです。そして、エアメールの切手も売ってくれます。ようやく絵はがきに切手を貼って、ポストに投函。ほっ・・・

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でも、このお店は外見ではとても郵便局にはみえません。その気で見ると、案内板には、封筒の印があります(一番右下にあるアイコン)。

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そして、bpostという表示もあります。しかし、これくらいでは分からないですね。

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すぐそばにコインロッカーのようなものがありますが、bpostという表示があるので、これは私書箱か、郵便受け取りボックスなんでしょうか。まあ、国によって、色んな文化があるものです。

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サン・ミッシェル大聖堂から中央駅まで歩いてきたルートを地図で確認しておきましょう。

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さあ、急いで、ホテルに戻って、荷物を持って、パリ行きの列車に向かうことにしましょう。あまり、時間に余裕はありません。



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ブリュッセルを出発しパリへ・・・タリスの鉄道旅

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/3回目

ブリュッセル中央駅で郵便局を探し回ったので、散策に予定していた時間よりかなり遅れています。さあ、急いでパリ行きの列車の出発するブリュッセル南駅に向かいましょう。駅の地下から、いったん1階のロビーに上がって、そこから地下鉄の駅に向かいます。

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地下鉄の駅にすぐに到着。

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あらかじめ買いためていたチケットを打刻機に差し込むと“BAD CARD”という表示が出ます。カバンに入れていたチケットの管理が悪くて、どのチケットが使い終わったチケットでどのチケットが未使用のチケットか、分からなくなっています。何枚か試して、ようやく未使用のチケットを見つけられます。こんなことでは駄目ですね。

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ちゃんと正しいチケットを見つけておいて正解でした。珍しくホームの出入り口でチケットのチェックをやっています。ほっ・・・。

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地下鉄を1号線、2号線と乗り継いでボタニーク駅Botanique近くのホテルに急いで戻り、さっと荷物を受け取って、また地下鉄2号線に飛び乗って南駅Gare Du Midiに着いたときには、パリ行きのタリスの発車10分前。
先日この駅に降り立ったときにはおのぼりさん状態でオロオロしたのに、今日は不思議にスイスイ歩けます。これが慣れというものでしょうか。あっという間にホームにたどり着きます。

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発車5分前には、無事に乗車できました。国際線タリスのファーストクラスです。なかなか立派で座り心地もよいです。

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席に落ち着いて、窓からホームの様子を眺めていると、急にタリスの写真を撮っていないことに気付きます。急いで外に出て写真を撮ってきましょう。

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タリスの車体はとても綺麗ですね。

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ついでに反対方向もパチリ。

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saraiが列車の写真を撮り終えて、慌てて列車に乗り込むと、タリスはすぐ発車します。タリスのチケットは2か月ほど前にネットで購入済です。SEMI-FLEXという格安チケットでパリ北駅まで一人65ユーロ。ファーストクラスであることを考えると結構お得な料金です。

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パリ北駅までは1時間25分の楽しい鉄道の旅の始まりです。ファーストクラスの特権なのか、挨拶かわりに濡れナプキンが配られます。

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saraiは、早速ネットのチェックをしますが、残念ながら中途半端にしかつながりません。

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タリスはすぐにブリュッセルの郊外を抜けて、田園風景の中を走ります。

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車掌さんが早速、改札にまわってきます。ネットで購入してプリントしたチケットを見せてOK。

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乗ったのは昼時なので、タリスではランチが出ます。飛行機と同様の内容ですが、あまり美味しくはないです。
これは配偶者のサーモンとサフランライスです。

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これはsaraiのペンネとチーズと野菜のサラダです。

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配偶者は、また車窓を楽しんでいます。

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どこまでも変わらぬ大平原が続きますが、配偶者は飽きずに眺めています。本当に車窓の景色を黙って眺めるのが大好きなようです。

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もうすぐ、ベルギーを抜けて、フランスに入りそうです。タリスが一目散にパリを目指して走り続けます。9日間と長かったベルギーの旅も終わりを告げます。



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麦秋の美しい景色・・・タリスの鉄道旅、パリへ到着

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/4回目

ブリュッセル南駅から高速列車タリスに乗って、一路、パリ北駅めざして、ひた走っているところです。

しばらくすると国境を越えて、フランスに入ります。やはり、フランスは豊かな大地ですね。

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配偶者はますます魅入られたように車窓の美しい景色に見入っています。

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眼前には広大な麦畑が広がています。そろそろ収穫なのでしょう。麦秋の美しい景色です。

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と、畑の中に風力発電ユニットが林立しています。ドイツではよく見かけた光景ですが、原子力発電の盛んなフランスでもやはり時代の趨勢なんですね。

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大規模な風力発電ユニットの横をタリスが走り抜けていきます。

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豊かな麦畑がどこまでも広がっています。農業大国フランスの象徴のような景色です。

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と、また、風力発電ユニットです。膨大な数の風力発電ユニットが設置されているようです。

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美しい景色に見とれているうちに、1時間半で、パリ北駅Paris Nordに到着です。すぐにホームに降り立ちます。

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これが今まで乗ってきたタリスのファーストクラスの車両です。乗務員もさっと降車ですね。

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タリスの先頭を撮影してきましょう。真っ赤な美しい車体ですね。

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パリ北駅の大鉄傘の下にタリスが向かい合って停車しています。右側のタリスがsaraiがブリュッセルから乗ってきたタリスです。

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もう夏休み真っ盛りですから、ホームは大きな荷物を持った人でごった返しています。

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人ごみをかき分け、かき分け、進んでいきます。

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パリ北駅の表示板の写真も撮っておきましょう。

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ホームの端までやってくると、こちらにもタリスの先頭車両があります。わざわざ、向こうの先頭の写真を撮る必要はなかったわけですが、まあいいでしょう。

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ホームを出て、駅の広い構内に出ると、ここも人、また人です。それにしても大鉄傘の下の巨大な空間です。

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ここからはメトロでホテルに向かいます。ところがメトロのチケット売り場も長い行列で、もたもたしています。

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ようやくメトロの10枚セットのチケットが買えました。これはその1枚のチケットの表と裏。

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その間の配偶者の観察で、メトロのホームへの改札口の2箇所が壊れていることが分かったので、それを避けて入場。結構、この改札の壊れた機械につかまって入れてない人がいるんですよ。なんとかして欲しいですね。
メトロを4号線、2号線と乗り継いでいきます。乗り換え駅のバルベス・ロシュシュアールBarbès - Rochechouartでホームからホームへと移動中、saraiの後ろから付いてくる配偶者を追い抜いていった若い女の子の二人連れが、すっとsaraiに近づきかばんに手を伸ばしたそうです。あっと思い、配偶者が「sarai、かばんに気をつけて!」と大きな声で叫ぶと、はにかんだように配偶者を見て、引き返していったそうです。危ないね・・・。
無事にバルベス・ロシュシュアール駅の2号線のホームでメトロを待ちます。

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パリの宿は、モンマルトルMontmartreのムーランルージュMoulin Rougeの大交差点の角にあるアパルトマンです。メトロ2号線の最寄り駅のブランシュBlancheに到着し、地上に出ようとすると・・・エスカレータはありません。エレベータもありません。案外、パリのメトロ駅は階段のみということが多いんです。そりゃ荷物を持って上がるしかありません。気合を入れていると、同年代くらいのご夫妻が寄ってきて、ご主人が配偶者の荷物を持って上がるのを手伝おうとのお申し出。ありがたいですね。でも甘えてはいけません。自分の荷物は自分で何とかしましょう。配偶者は頑張りますからとお断りして、持って上がります。地下から地上に出てきて、うっとsaraiが悩みます。ホテルのあるのがどの角なのか分かりません。ムーランルージュは見えているんですけどね。

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さあ、どうしましょう。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico

kicoさん、初めまして。saraiです。

心配ですね。私はそのまま、沈静化するのを待っています。シュターツオーパーのチケットも購入しました。何としても行こうとは思って

03/09 22:12 sarai

はじめまして。私も同じ時期にウィーン滞在の計画をしており、楽友協会でのベルリンフィルのチケットを購入しました。が、新型コロナの件で、そもそも旅行に出られるのかど

03/09 16:59 kico

お役に立てて、なによりです。我が家では今でもメインのCDプレーヤーとして活躍しています。ただ、最近はCDはいったんリッピングしてHDDに格納し、USBオーディオでオーディ

01/18 15:18 sarai

父からアンプとセットで譲り受けたもののトレイが動かず困っていましたが、
ブログを見て自分で購入・修理することができました。
利益目的でもなくまた素人でも分かる記事

01/18 13:50 hisa

のりしんさん

saraiです。コメントお寄せいただき、ありがとうございました。
同じ追っかけ仲間、今後ともよろしくお願いいたします。
彼女の声は素晴らしいですね。

12/01 12:07 sarai

私も中村さんの追っかけやっております。昨日の演奏も圧倒的でしたね。中村さんの歌を聴いていると、なぜか涙腺が緩んで来ます。

12/01 09:39 のりしん
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