モンマルトル・バスMontmartrobusでピガール広場Place Pigalleからモンマントルの丘の上のバス停、レ・ヴィーヌLes Vignesにやってきました。
バスを降りたところはソル通りRue des Saulesの坂道です。迷わずにこの坂道を上っていきます。坂道の頂点にサクレ・クール寺院Basilique du Sacré-Cœurがある筈です。

坂道の途中にピンク色の印象的な建物があります。これはラ・メゾン・ローズLa Maison Roseというレストランで、ユトリロが描いた絵に登場する建物です。その絵はオランジェリー美術館にあるそうです。ところで店の名前からすると、建物の色はピンク色ではなくて、バラ色なのか・・・。

このアングルからユトリロはラ・メゾン・ローズを描いています。

このラ・メゾン・ローズの前で道が二手に分かれています。緑も綺麗ですね。

前を行く若いカップルは左に曲がっていきます。そっちに行くのかな。

おや、その左手の道からプチトランがやってきます。観光ルートのようです。が、案内板の説明を見ると、こっちはモンマルトル博物館Le Musée de Montmartreへ行くコルト通りRue Cortotで、サクレ・クール寺院へはまっすぐに進むようです。

まっすぐに坂道を進むと右側にゴッホのパネルがあります。何故か、オーヴェールで描いた絵画が主題です。まあ、ゴッホはモンマルトルゆかりの画家ですから、そんなにおかしなことではありませんけどね。

後ろを振り返ります。ソル通りの坂道をかなり上ってきました。結構、疲れます。

おや、また、ゴッホのパネルがあります。今度こそ、モンマルトルを描いた絵画ですね。ムーラン・ド・ラ・ギャレットMoulin de la Galetteとタンギー爺さん。ムーラン・ド・ラ・ギャレットはルノワールの作品でも有名ですね。後で是非、行ってみましょう。タンギー爺さんはモンマルトルで小さな画材屋を営んでいて、ゴッホも親しくしていました。

ソル通りの坂道をどんどん上っていくと、だんだんと賑やかな一画が近づいてきます。

ソル通りの突き当りまでやってきました。ノルヴァン通りRue Norvinsです。お店が増えて、観光客も一気に多くなります。

突き当りで左に折れて、ノルヴァン通りを進みます。大観光地ですね。

すぐにテルトル広場Place du Tertreに出ます。

このテルトル広場には似顔絵を描く画家が集まっています。あまり、品のいい場所ではありません。似顔絵描きに客引きされる前にさっと通り過ぎましょう。

テルトル広場を横目に見ながらノルヴァン通りを進むと、モン・スニ通りRue du Mont Cenisにぶつかります。前方にはサクレ・クール寺院の塔も見えてきます。

右手に折れて、モン・スニ通りを進みます。左側にはサン・ピエール・ド・モンマルトル教会Église Saint-Pierre de Montmartreの高い壁があります。

最初の角でモン・スニ通りを左に折れて、サン・ピエール・ド・モンマルトル教会の建物の壁沿いにアゼ通りRue Azaisを進んでいくと、サクレ・クール寺院が近くなります。

素敵な撮影ポイントが多過ぎて、寄り道ばかりでなかなか進めませんでしたが、ようやくサクレ・クール寺院に到着です。素晴らしい白亜の教会ですね。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

これから、モンマルトルの丘の上からのパリの街の眺めを楽しんで、サクレ・クール寺院を見学します。
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