fc2ブログ
 
  

最後のパリ散策:クリュニー美術館で中世を満喫、そして、美味しいイタリアン

2015年7月9日木曜日@パリ/4回目

クリュニー美術館Musée de Clunyの2階の展示室で《貴婦人と一角獣》のタペストリーを堪能しました。タペストリーとは信じられないような繊細な表現で、中世に創られたとは思えないような情熱的なラブストーリーがそこに展開されていました。最後にもう一度、我が唯一つの望みに(À mon seul désir)のタペストリーを名残り惜しく鑑賞します。

2016122201.jpg



2階で残りの展示室をさっと見て周りましょう。途中、1階を見下ろせます。ロマネスク展示室ですね。

2016122202.jpg



金細工の展示があります。これは黄金の薔薇ですね。14世紀に作られたものです。とても美しくて、見入ってしまいます。

2016122203.jpg



フランス北部の町、ボーヴェBeauvaisにあった聖ルシアン教会の内陣の合唱隊席が再現されている展示室があります。合唱隊席の上の壁にはタペストリーが飾られています。

2016122204.jpg



おやっ、展示されているタペストリーの中に一角獣を発見。一角獣は当時はポピュラーな主題だったんですね。

2016122205.jpg



クリュニー修道会の修道院長の礼拝堂が当時の状態に再現されている部屋です。壁に飾られているタペストリーも豪華です。

2016122206.jpg



おっ、何と一角獣の角が展示されています。もちろん、一角獣(ユニコーン)は想像上の動物ですから、これは人間が作った美術品ですよ。実に美しい細工です。

2016122207.jpg



これは象牙製の角笛です。とても美しい作品ですね。11世紀から12世紀に南イタリアで作られたようです。

2016122208.jpg



さて、目的の《貴婦人と一角獣》のタペストリーはしっかりと見たし、そろそろ、このクリュニー美術館の見学をお終いにしましょう。出口のほうに向かうと緑の木々の向こうに堂々たる建物が見えます。これこそ、パリの最高学府のパリ=ソルボンヌ大学 Université Paris-Sorbonneです。

2016122209.jpg



クリュニー美術館の建物から前庭に出て、中世の佇まいを感じさせる建物を見上げます。ゴシック後期のフランボワイヤン様式とルネッサンス様式が混合した古めかしい建物です。

2016122210.jpg



建物から突き出ている多角柱の塔は階段室なのでしょうか。印象的なデザインです。

2016122211.jpg



クリュニー美術館(中世美術館)はこんなマイナーで面白くなさそうな美術館ですが、観光客が多く訪れていたのにビックリです。実際、内容は素晴らしかったですから、これまで知らなかったsaraiが無知だったんですね。
クリュニー美術館の周りはメディエヴァル庭園(中世の庭)になっていて、鬱蒼とした緑の木々が茂り、市民の憩いの場になっています。

2016122212.jpg



ここで、saraiは次の目的地、ブーローニュの森にあるバガテル公園に早速移動しようと配偶者に提案します。配偶者はとんでもないとこの提案を却下。ここでランチをしておかなかったら、食べ損ねるよとのご託宣です。周りを見渡すと、イタリアンレストランがあります。そういえば麺類を久しく食べていません。これにしましょう。Ristorante Del Arteというお店です。お店は、明るく現代風。店内がとても混んでいると思ったら、二階に案内されます。結構大きなお店です。店員さんもみな若いです。2階には空いたテーブルがあり、そこに座ります。

2016122213.jpg



窓際の席からはクリュニー美術館の周りにある公園の緑が見下ろせます。

2016122214.jpg



このイタリアンレストランはパスタとピザのお店ですが、我々はもちろんパスタをいただきます。麺類に飢えていましたからね。saraiはアラビアータ風にぴりりとした辛みのソースのボンゴレのパスタ。

2016122215.jpg



配偶者はベーコンのトマトソースパスタ。

2016122216.jpg


飲み物は、お水をお願いすると、デキャンタで出てきます。アレッとちょっと期待したら、やっぱり本当に無料でした。水が飲み放題のサービスとは驚きです。暑かったので、ガブガブ飲んじゃいます。パスタは、ぜんぜんアルデンテではないのですが、パンばかり食べていた胃には、こちらの方が美味しいです。これはパリ風のイタリアンですね。大満足のお店です。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
・スーパースターには、ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲルトの名も挙げたいところです。
・清水直子さん後半のみ登場、D

03/01 19:22 aokazuya

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR