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最後のパリ散策:クリュニー美術館で中世を満喫、そして、美味しいイタリアン

2015年7月9日木曜日@パリ/4回目

クリュニー美術館Musée de Clunyの2階の展示室で《貴婦人と一角獣》のタペストリーを堪能しました。タペストリーとは信じられないような繊細な表現で、中世に創られたとは思えないような情熱的なラブストーリーがそこに展開されていました。最後にもう一度、我が唯一つの望みに(À mon seul désir)のタペストリーを名残り惜しく鑑賞します。

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2階で残りの展示室をさっと見て周りましょう。途中、1階を見下ろせます。ロマネスク展示室ですね。

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金細工の展示があります。これは黄金の薔薇ですね。14世紀に作られたものです。とても美しくて、見入ってしまいます。

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フランス北部の町、ボーヴェBeauvaisにあった聖ルシアン教会の内陣の合唱隊席が再現されている展示室があります。合唱隊席の上の壁にはタペストリーが飾られています。

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おやっ、展示されているタペストリーの中に一角獣を発見。一角獣は当時はポピュラーな主題だったんですね。

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クリュニー修道会の修道院長の礼拝堂が当時の状態に再現されている部屋です。壁に飾られているタペストリーも豪華です。

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おっ、何と一角獣の角が展示されています。もちろん、一角獣(ユニコーン)は想像上の動物ですから、これは人間が作った美術品ですよ。実に美しい細工です。

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これは象牙製の角笛です。とても美しい作品ですね。11世紀から12世紀に南イタリアで作られたようです。

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さて、目的の《貴婦人と一角獣》のタペストリーはしっかりと見たし、そろそろ、このクリュニー美術館の見学をお終いにしましょう。出口のほうに向かうと緑の木々の向こうに堂々たる建物が見えます。これこそ、パリの最高学府のパリ=ソルボンヌ大学 Université Paris-Sorbonneです。

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クリュニー美術館の建物から前庭に出て、中世の佇まいを感じさせる建物を見上げます。ゴシック後期のフランボワイヤン様式とルネッサンス様式が混合した古めかしい建物です。

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建物から突き出ている多角柱の塔は階段室なのでしょうか。印象的なデザインです。

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クリュニー美術館(中世美術館)はこんなマイナーで面白くなさそうな美術館ですが、観光客が多く訪れていたのにビックリです。実際、内容は素晴らしかったですから、これまで知らなかったsaraiが無知だったんですね。
クリュニー美術館の周りはメディエヴァル庭園(中世の庭)になっていて、鬱蒼とした緑の木々が茂り、市民の憩いの場になっています。

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ここで、saraiは次の目的地、ブーローニュの森にあるバガテル公園に早速移動しようと配偶者に提案します。配偶者はとんでもないとこの提案を却下。ここでランチをしておかなかったら、食べ損ねるよとのご託宣です。周りを見渡すと、イタリアンレストランがあります。そういえば麺類を久しく食べていません。これにしましょう。Ristorante Del Arteというお店です。お店は、明るく現代風。店内がとても混んでいると思ったら、二階に案内されます。結構大きなお店です。店員さんもみな若いです。2階には空いたテーブルがあり、そこに座ります。

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窓際の席からはクリュニー美術館の周りにある公園の緑が見下ろせます。

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このイタリアンレストランはパスタとピザのお店ですが、我々はもちろんパスタをいただきます。麺類に飢えていましたからね。saraiはアラビアータ風にぴりりとした辛みのソースのボンゴレのパスタ。

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配偶者はベーコンのトマトソースパスタ。

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飲み物は、お水をお願いすると、デキャンタで出てきます。アレッとちょっと期待したら、やっぱり本当に無料でした。水が飲み放題のサービスとは驚きです。暑かったので、ガブガブ飲んじゃいます。パスタは、ぜんぜんアルデンテではないのですが、パンばかり食べていた胃には、こちらの方が美味しいです。これはパリ風のイタリアンですね。大満足のお店です。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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