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saraiの音楽総決算2016:オペラ・オペレッタ・バレエ編

さて、前回に引き続き、今年の音楽の総決算です。

今回はオペラ・オペレッタ・バレエ編です。
今年はオペレッタとバレエは見ていません。オペラもたったの8回しか見ていません。そのうち5回は海外です。今年は低調でした。
ちなみに昨年の結果はここです。

で、今年は以下をベスト5に選びました。

1位 最高のモーツァルト!!《コジ・ファン・トゥッテ》@ザルツブルク音楽祭(フェルゼンライトシューレ) 2016.7.31

2位 静謐の美に深く感動!!《ダナエの愛》@ザルツブルク音楽祭(祝祭大劇場) 2016.8.5

3位 ティーレマンが振るとワーグナーの音楽が輝く!!《ラインの黄金》シュターツカペレ・ドレスデン@サントリーホール 2016.11.18

4位 アデスの新作オペラ《皆殺しの天使》@ザルツブルク音楽祭(モーツァルト劇場) 2016.8.1

5位 モラヴィアの深い響き:オペラ《イェヌーファ》@新国立劇場 2016.3.8


人生初めてのザルツブルク音楽祭遠征で初めて見たオペラがこの《コジ・ファン・トゥッテ》。モーツァルト生誕の地で見るモーツァルトの傑作オペラは素晴らしいものでした。いやあ、こんな凄い公演が聴けるなんて、さすがにザルツブルク音楽祭ですね。もう満足を通り越して、唖然としてしましました。文句なしの今年のトップです。

次もまた、ザルツブルク音楽祭に因縁のあるR・シュトラウスの晩年の傑作オペラの《ダナエの愛》。このオペラをザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルの演奏で聴けただけでも満足ですが、第3幕の後半、ウィーン・フィルが美しい音楽を奏でて、ダナエ役のストヤノヴァが心の平安と愛をしっとりと歌い上げるところから後はもう静謐な美に包まれて、静かな感動に心を浸すのみでした。R・シュトラウスの音楽を愛するものとしては何も言うべき言葉を持たない、極上の体験でした。

《ラインの黄金》はサントリーホールのホールオペラでしたが、ちゃんとしたオペラハウスでのオペラ上演にも匹敵するような素晴らしい内容でした。それにティーレマンにはワーグナーが一番、似合っています。ティーレマンが振るシュターツカペレ・ドレスデンの響きは黄金のように輝いていました。

昨年もウィーン国立歌劇場で現代のオペラの旗手アデスによるオペラ《テンペスト》を聴いて感銘を受けましたが、今年はザルツブルク音楽祭で世界初演となるアデスの新作オペラ《皆殺しの天使》を聴きました。特に女声歌手たちの驚異的な歌唱には圧倒されました。なかでもフォン・オッターの素晴らしい歌唱は特筆すべきものでした。また、終幕の荘厳なレクイエム(ルクス・エテルナ)ももう一度聴いてみたいほどの圧倒的な迫力でした。

ヤナーチェックの作曲した《イェヌーファ》を新国立劇場が見事に公演し、深い感動を覚えました。ヤナーチェックの音楽、簡素で音楽志向の演出、粒よりの歌手陣、ホールトーンの響き、すべてが相俟って、最高のオペラに仕上がっていました。中でも女声3人、ミヒャエラ・カウネ、ジェニファー・ラーモア、ハンナ・シュヴァルツの素晴らしい歌唱に感銘を受けました。

次回はオーケストラ・声楽曲編です。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
・スーパースターには、ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲルトの名も挙げたいところです。
・清水直子さん後半のみ登場、D

03/01 19:22 aokazuya

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
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