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パリのノートルダム大聖堂:美しきファサードと圧巻の薔薇窓

2016年7月21日木曜日@パリ~シャルトル/14回目

パリのシテ島Citéのノートルダム大聖堂Cathédrale Notre-Dame de Parisに到着。久々の訪問です。今回の旅のテーマであるフランスのノートルダム大聖堂巡りの第2弾になります。ところが、ノートルダム大聖堂に着くと、驚くべき長い行列が続いています。何度も来ましたが、こんな行列は初めてです。ここはさすがにパリでも有数の観光地ですね。

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この長い行列に配偶者は尻込みしますが、やはり、行列に並ぶしかないでしょう。大聖堂のファサードを眺めながら、行列の最後尾に着きます。

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行列はすこしずつ前に進んでいきます。

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ようやく行列の先頭に出ます。目の前に扉口が見えます。3つ並ぶ扉口のうちの一番左側の扉口です。この扉口は聖母戴冠の門と呼ばれています。
3層のタンパンの下部には左側に3人の預言者、右側には3人の王たちがいます。
その上の中央部には二人の天使が聖母マリアを支え、後ろには真ん中にキリスト、まわりには12使徒が聖母を見守っています。左端には聖ペトロと右端には聖ジャンがいます。
上部には、聖母マリアがキリストと並び、天使から王冠を授けれています。左右からは天使が跪いています。
タンパンの上のヴシェール(弧帯)には、4つの列が並び、天使、預言者、王たちの人物像が刻まれています。
ヴシェールの外周には、美しい唐草模様が描かれ、鳥や奇妙な動物も描かれています。
扉口の中央の柱には聖母子がいます。扉口の左側には、王と二人の天使に挟まれて、自分の首を手に持つ聖ドニがいます。扉口の右側には、左から、洗礼者ヨハネ、聖エティエンヌ(キリスト教最初の殉教者)、聖ジュヌヴィエーヴ(パリをフン族率いるアッティラから救った聖女)、オーセールのサン・ジェルマン(または聖シルヴェストル)がいます。

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中央の扉口も見ておきましょう。最後の審判の門と呼ばれています。一番大きな扉口です。
扉口の中央の柱にはキリスト像があります。扉口左の聖人像は、右から、聖ペテロ、聖ジャン、聖アンドレ、聖小ヤコブ、聖シモン、聖バルテレミーが並びます。扉口右の聖人像は、左から、聖パウロ、聖大ヤコブ、聖トーマス、聖フィリップ、聖ユダ・ダダイ、聖マタイが並びます。
3層のタンパンの下部には、最後の審判が訪れたために天使のラッパの起床によってお墓から起き上がってきた20人の人間たちが棺桶から出てきたところが描かれています。
その上の中央部には、真ん中に大天使ミカエルが天秤を持っていて、左には天国に向かう人たち、右には悪魔と地獄に向かう人たちが描かれています。。
上部には、真ん中に最後の審判を下すキリスト、右に十字架を持つ天使、左に3本の釘を持つ天使が寄り添っています。それぞれの天使の後ろには王冠をかぶったマリアと、受難に付き添った聖ジャンが跪いています。
タンパンの上のヴシェール(弧帯)には、6つの列が並び、天国に行く人たち、天使、アブラハム、族長のイサクとヤコブ、モーゼなどの人物像が刻まれています。
ヴシェールの外周には、美しい植物模様などが描かれています。

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最後に右側の扉口も見ておきましょう。聖女アンナの扉口と呼ばれています。
扉口の中央の柱には聖マルセル像があります。聖マルセルはパリの9番目の司教となり、大聖堂のそばの罪深き女性のお墓に住んでいたドラゴン(パリ市民を悩ましていた)を司教杖でたたいて追い出したという逸話があり、その様子がこの彫像に描かれています。扉口左の聖人像は、右から、聖ペテロ、ソロモン王、ザレパテのやもめ(エリヤを救った女性)、預言者エリヤが並びます。扉口右の聖人像は、左から、聖パウロ、ダヴィド王、巫女シビュラ、イザヤが並びます。
3層のタンパンの中央部と下部には聖母マリアの物語が彫られています。
上部には、真ん中に聖母子、左右に香炉を持つ天使が寄り添っています。端には司教と王が跪いています。
タンパンの上のヴシェール(弧帯)には、4つの列が並び、天使、ほかの人物像が刻まれています。

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さて、いよいよ、大聖堂の内部に入ります。これで何度目かの訪問を果たします。長い行列に思えましたが、結局は15分ほどで入場できました。厳かな雰囲気の巨大なゴシック空間です。この内部空間のリヴヴォールト式天井も美しいです。

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やはり、薔薇窓は大きくて素晴らしいですね。これは2つの薔薇窓のうち、北窓です。旧約聖書の登場人物に囲まれたマリアが描かれています。

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こちらの薔薇窓は南窓です。12人の使徒に囲まれたキリストが描かれています。

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ステンドグラスも美しいですね。

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大聖堂の美しさを再認識したところで、内部鑑賞に満足。今回は鐘楼の上に上ることに初挑戦するつもりです。体力的に最後の挑戦になるでしょう。鐘楼に上る階段を探して外に出ます。また、ここで大行列が待っています。



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テーマ : ヨーロッパ
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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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