サン・レミ聖堂Basilique Saint-Remiの内部空間の美しさを堪能しました。
最後にsaraiの一番お気に入りのサン・レミの墓所の前に佇み、美しい眺めを記憶に留めます。

もうひとつのお気に入りの眺めがこれです。内陣の外側の周歩廊から見るサン・レミの墓所と身廊の眺めです。

お気に入りの眺めを反芻したところで聖堂の外に出ます。出入り口は南ファサードです。このファサードも美しいですね。

これは後陣を外から眺めたところです。あの美しいステンドグラスがゴシック様式の建物の壁一面に配置されています。

ランスではランス大聖堂だけでなく、このサン・レミ聖堂は必見です。じっくりとその美を堪能させてもらいました。
さて、バス停に向かいましょう。先ほど降車したバス停よりも隣のバス停が近そうです。バス停サン=ティモテSaint-Timothéeに移動しました。

再び、バスに乗ってランス大聖堂近くに戻ることにします。すぐにやってきた4番のバスに乗ると、また、さっきの女性ドライバーです。向こうもあらっと言う感じで微笑みます。バス停ロクフェレRockefellerで女性ドライバーに別れを告げて、ランチする予定のレストラン、クリュ・シャンジーCRU Chanzyを探します。バス停から一筋進んだところにそのレストランを発見。テラス席が賑わっていますね。

ここまでの移動ルートを地図で確認しておきましょう。

今日は時間がはっきりしなかったので予約なしですが、中に入って女性スタッフに予約なしでOKかを尋ねると大丈夫だということ。まだ、テーブルはいっぱい空いています。好きなテーブルにどうぞということです。とてもお洒落な内装のレストランです。

さて、どのテーブルにしようかな。

一番落ち着きそうな奥の壁際の席に収まります。

メニューとシャンパンのリストを渡されます。このレストランはシャンパンショップも兼ねています。ですから、このレストランを選んだんです。シャンパーニュ地方に来て、シャンパンを飲まないわけにはいきません。それに何種類ものシャンパンをグラスでいただけるのは魅力です。メニューにはフランスでは珍しく英語でも説明が書かれています。入念に検討しますが、あまり、多くの量は欲しくありません。アントレを2人で1品取り、メインを2品、そして、シャンパンかなと言いながら、saraiはメインにビーフのタルタルを発見。これにしましょう。すると女性スタッフが寄ってきます。顔を見て、驚きます。アジア系の綺麗な若い女性です。すると向こうから「日本の方ですか」という日本語。そうでした。ネットでこのレストランには日本人スタッフがいるという記述がありましたが、このうら若き女性のことだったんですね。彼女のプロとしてのお勧めに従い、saraiはタルタル、配偶者はシーフードサラダを選び、それぞれに合うシャンパンを選んでもらいます。このお店ではメイン一皿だけでもOKだそうです。後でお腹の調子をみて、デザートを検討することにします。これが選んでもらったシャンパンです。美味しくないわけ、ありません。

シャンパングラスになみなみと注いでもらいます。

小さな角切りのチーズを肴にシャンパンをいただきます。

シャンパンの説明書きがあります。これはグラスで9.8ユーロ。

こちらは説明書きの2段目にあるROBERT MONCUITで、8.6ユーロ。いずれも日本円で千円を超えますが、本場で飲むのですから、高くはないですね。

saraiの選んだタルタルは超美味で感動もの。ぺろっといただきます。

配偶者のシーフードサラダです。

サイドメニューのポテトも美味しいです。

最後はカフェ・クレームで締め。デザートを食べる余力はありません。

美食の町ランスで結構なランチをいただき、満足、満足。ところで隣のテーブルのフランス人夫婦を挟んで、一つ向こうのテーブルには後から、日本人のご夫婦と娘さんの3人連れがいらっしゃいました。久しぶりに見かける日本人です。隣のテーブルのフランス人は女性スタッフに日本人かと質問して、彼女がそうですと答えながら、両隣のテーブルのお客も日本人ですよと言うと、本当に驚いて、そして、バカ受けし、我々もみんな爆笑です。フランスの地方の町のレストランではありえない光景でしょうね。和気藹々とした食事になりました。もう一組の日本人は、スイスを旅してきて明日には日本に向かうとのことでした。お互いの旅が楽しく続くことを願いつつ、陽気にお別れしました。
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