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ランス大聖堂&シャンパーニュ地方:ランス駅発の電車に間に合うか・・・まるで綱渡り!!

2016年7月23日土曜日@パリ~ランス&シャンパーニュ地方/11回目

フジタ礼拝堂Chapelle Foujitaの慌ただしいけれども感銘深い鑑賞を終えて、2時43分発のシャロン=アン=シャンパーニュ行の電車に乗るべく、急いで駅に向かいます。この電車を逃すと、シャロン=アン=シャンパーニュChâlons-en-Champagneの訪問を断念しないといけません。もう、残す時間は20分。バスもありません。歩くしかありませんが、たった20分で歩けるという確信もありません。ともかく、急いで駅のほうに歩き始めます。歩き始めたシャン・ド・マルス通りRue du Champ de Marsの向かい側には、シャンパンメゾンのG.H.マム(G.H. Mumm)が見えます。

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通りのこっち側にも、シャンパンメゾンのG.H.マムの美しい建物があります。まあ、そんなものに気を取られている場合ではありませんけどね。

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このあたり一帯はG.H.マムが所有しているようです。余計な観察をしながらも、足は速めます。

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10分くらいでバス2区間分歩くと、駅に続く緑の大きな公園、ラ・ポルタ・ドゥ・マース公園Square de la Porte de Marsの前に出ます。この公園の先はどでかい並木道、レ・オーテ・プロムナーデLes Hautes Promenadesが続くので、駅はまだまだ先です。

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残す時間は10分を切りました。もう電車にぎりぎりの時間です。若ければ走るところですが、もうsaraiには無理。すると、配偶者が停留所に入ってくるトラムをいち早く発見。トラムの停留所までならダッシュできます。停留所に滑り込んでくるトラムに追いつき、猛然と飛び乗ります。乗ったら余裕で1日乗車券をピッと読み取り機にかざします。トラムが1停留所分走ってランス駅の駅前のギャール・サントル駅Gare Centreに到着したのはシャロン=アン=シャンパーニュ行の電車が発車する7分前。もう余裕です。トラムに乗れなければ、間に合わなかったかもしれません。駅前で配偶者はニコニコ顔。もちろん、saraiもほっと安堵しています。

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フジタ礼拝堂からランス駅までの急行ルートを地図で振り返ってみましょう。

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ゆっくりと駅構内に入り、電光掲示板で電車を確認します。もう大丈夫です。

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ホームに出ると、向かいのホームにTGVが停まっています。これは関係ありません。

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シャロン=アン=シャンパーニュ行の電車の出るホームGに地下通路から移動します。

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ホームGに移動すると、既に電車が入線しています。シャンパーニュ地方を走るローカル電車です。

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発車まであと3分です。さあ、乗り込みましょう。窓際の席に落ち着きます。向かいのホームHにもローカル電車が停車しています。ここで乗り間違えたら、致命傷ですが、ちゃんと確認したので大丈夫。

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無事にシャロン=アン=シャンパーニュ行の電車に乗り込みました。配偶者は満面の笑みでVサイン。

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定刻に電車は発車します。駅を出るとすぐに右手の車窓から、遠く尖塔が望めます。ランス大聖堂Cathédrale Notre-Dame de Reimsでしょうか。

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すぐにランス大聖堂のほぼ全体の姿が見えます。ずいぶん遠くに見えます。これがランス大聖堂の見納めです。

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ローカル電車の車内はガラガラです。これでは電車の本数が極端に少ないのも仕方のないことですね。

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10分ほど走ると、周りは大平原です。期待していたようなワイン畑は見当たりません。一体、シャンパンを作る葡萄はどこで栽培しているんでしょう。

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それでも美しい緑の野菜畑は目に優しいです。

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20分ほどで途中の停車駅、ムールムロン=ル=プティMOURMELON LE PETITに到着。

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次は20分ほどでシャロン=アン=シャンパーニュです。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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