最初に演奏されたモーツァルトは一昨日の不満を解消してくれる会心の演奏。そして、シューベルトはあり得ないような最高の演奏。ここでsaraiはいったん集中力が落ちて、ハイドンの素晴らしい演奏に身が入りません。ベートーヴェンの素晴らしい演奏もその状態が続きましたが、第2楽章の後半に至って、まさに神が舞い降りてきました。再び、集中力を取り戻し、究極の演奏に耳を傾けます。ベートーヴェンがその最後のピアノ・ソナタで人間としての苦悩の末に自ら神の域に達したことを悟らせてくれるようなシフの超絶的な(技巧ではなく精神的に)演奏の前にsaraiはただただ、感動するのみでした。
・・・今日はここで力尽きたので、残りは明日ということで、申し訳けありません。
今日のプログラムは以下です。
ピアノ:アンドラーシュ・シフ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18(17)番 ニ長調 K.576
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob. XVI: 52
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
※休憩なし
《アンコール》
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV.988~アリア
J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV.825~メヌエットとジーグ
ブラームス:3つの間奏曲Op.117~第1番 変ホ長調
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲??
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16(15)番ハ長調K.545~第1楽章 アレグロ ハ長調
シューベルト:即興曲集D899~第2曲変ホ長調
シューマン:『子供のためのアルバム』Op.68~第1部第10曲 楽しき農夫
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