体調を崩して眠り込んだsaraiを乗せて、TGVは一路、リヨンLyonに向かいます。線路の周りには、美しい田園風景が広がり、配偶者は車窓の景色を楽しんでいます。

小麦畑の他はトウモロコシくらいが見えるだけです。これからリヨンまでは1時間ほどですが、車窓の景色はほとんど変わりません。

やがて、リヨンまでの2時間の旅は終了。眠り込んでいたsaraiも何とか起きて、リヨン・パール=ディユー駅Gare de Lyon Part-Dieuに降り立ちます。

駅前の広場はムッとする暑さです。南に来たからでしょうか。若い旅行者たちがぐったりと広場に座り込んでいます。

さて、まずはホテルに向かいましょう。今日泊まるホテルは駅前のノヴォテルホテル・リヨン・パール=ディユーNovotel Lyon La Part Dieuです。広場できょろきょろして、ホテルの場所の当たりをつけます。どうやら、広場の左手のようです。

ところが、ちょっと迷ってしまいます。どの建物にもホテルの名前が表示されていません。

広場の前の大通りを左手に出ると、すぐにホテルが見つかります。すぐ駅前のホテルで助かります。レセプションで早速、チェックイン。

何とか、部屋に入ります。一気に体力が萎えていきます。ベッドが魅力的です。

配偶者は部屋のチェックをしています。きっちりしたデスクがあります。

快適そうなソファも装備されています。ソファに倒れ込むのもいいかな・・・。

水回りはシャワーのみ。バスタブはありません。

本来は今から、フルヴィエールの丘にあるノートルダム大聖堂に行く予定でしたが、とてもそんな状態ではありません。それどころか、美食の街リヨンということで予約していた豪華ディナーのレストランにもとても行けそうにありません。これがそのレストラン、ブラッスリー・レオン・ド・リヨンBrasserie Leon de Lyonの予約表です。

泣く泣く、このディナーの予約をキャンセルします。saraiはまた、バッファリンを服用して、休むことにします。ぐっすり眠ったと言いたいところですが、高熱でうなされて苦しくてたまりません。明日は病院に行かないといけないかもしれません。最悪、緊急帰国という事態も覚悟するほどの具合の悪さです。うめき声を上げながら、苦しくベッドに横になります。配偶者は一晩寝てよくなるといいのにねって言っていますが、saraiは悲観的です。配偶者は、ひそかに昨日のタルタルステーキが原因だと思っていたそうです。生ものを食べていいのかなと気にはなっていたそうですが、saraiがとってもご機嫌だったので黙って見ていたそうです。saraiはつらい状態ながら、うとうとしながら眠り込みます。
その後、夜中になって、奇跡的にsaraiの高熱も引き始め、どうやら快方に向かい始めます。ブログを書く気力まで戻ってきます。このまま、よくなればいいですね。明日の朝は天国か、地獄か、神に祈る気持ちです。
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