
隣に咲く紅枝垂桜も綺麗です。

庭園奥には、さらに多くのしだれ桜があります。これも素晴らしいですね。

これは紅白の桜の花が入り交じり、美しい姿を見せています。

このしだれ桜も美しいですね。いやはや、どれも満開で美しいこと、この上もありません。雨と泥土という最悪のコンディションにも関わらず、夢中で見続けます。

この紅枝垂桜も素晴らしいです。きりがありません。

しだれ桜を間近に見ます。一輪、一輪もとても綺麗です。

もう、十分見ました。このあたりで切り上げましょう。昔、saraiも御苑にはよく足を運んでいましたが、こんな素晴らしい桜があるとは知りませんでした。
ところで先ほどタクシーの運転手さんが気になることを言っていました。桜には関係ありませんが、3時過ぎまでは御所の公開に間に合うとか言っていました。予約とかはしていませんが、ともかく様子を見てみましょう。御所の塀沿いに歩きます。

ところどころに桜があります。これは花絨毯が見事です。

やがて、御所の清所門(せいしょもん)に着くと、出入りする人が見えます。係りの人に訊くと、どうぞ、お入りくださいとのことです。ただ、手荷物検査だけは受けて下さいねっていうことです。思わぬことにびっくり。今日は特別な日かとも思いましたが、実は昨年の7月から、一般公開されたそうです。もちろん、無料です。中に入ると、豪華な建物が並んでいます。これは中から見た宜秋門(ぎしゅうもん)です。

これは諸大夫の間(しょたいふのま)です。ガラス張りになっていて、外から内部の豪華な設えを見ることができます。

やがて、紫宸殿を囲む朱の柱と白壁の塀が見えてきます。月華門の向こうに紫宸殿の屋根が見えています。

正面の承明門(しょうめいもん)に周ると、そこから、桜の花が咲く紫宸殿が見えます。この紫宸殿を見たかったんです。

右手のほうから、南庭に入ることができます。これが紫宸殿の全容です。左近の桜、右近の橘が印象的です。これは桜の時期に見るのがぴったりです。屋根の微妙なスロープの美的感覚が見事です。ここで配偶者からの解説が入ります。屋根は檜皮葺(ひわだぶき)なんだそうです。檜(ひのき)の樹皮を葺いている造りなんですね。配偶者の博学ぶりに驚きますが、学生時代に学んだそうです。へー!!

清涼殿も同様に檜皮葺の豪華な木造建築です。豪華な建築に驚きながらも意外に簡素な庭に違和感を覚えます。すると、ちゃんと立派な庭園もあります。御池庭です。すっきりと正統的で文句の付けようのない庭園です。

御所は桜とはあまり関係はありませんでしたが、左近の桜が見られたのが収穫ですね。
恒例の錦市場訪問で、鱧や湯葉などの食材を仕入れて、いったん、ホテルに戻ります。
そして、ちょっと休息した後、十石舟での桜巡りに出かけます。これが乗船券です。正確には、岡崎さくら回廊十石舟めぐりって言うんですね。

乗船場に行くと、救命具を着用して乗船です。南禅寺船溜まりを出発して、桜が満開の岡崎疎水を進みます。

夷川ダム(えびすがわだむ)で折り返します。ここには、我が国最初の事業用水力発電所である蹴上発電所に続いて建造された夷川発電所があります。

十石舟に迫ってくるような満開の桜です。

暗くなるにつれて、ライトアップされた桜が輝き始めます。

宵闇にライトアップされた満開の桜が浮かび上がります。

疎水沿いにライトアップされた桜がどこまでも続いています。

平安神宮の鳥居前で後続の十石舟とすれ違います。みなさん、幸せそうな顔です。

ますます、輝きを増す疎水の桜です。

結局、今日はずっと小雨にたたられました。この後、本当は夜桜見物に出かけるつもりでしたが、強くなってきた雨のために断念。明日の夜は是非、夜桜を見ましょう。それでも満開の桜を見られて、満足の1日ではありました。
明日は《醍醐の花見》です。それが凄かったんです。
↓ saraiを応援してくれる人はポチっとクリックしてsaraiと気持ちを共有してください
いいね!
