fc2ブログ
 
  

ル・ピュイ=アン=ヴレイのノートルダム大聖堂:《黒いマリア》・・・圧倒的な存在感

2016年7月25日月曜日@リヨン~ル・ピュイ=アン=ヴレイ~ジュネーヴ/5回目

ル・ピュイ=アン=ヴレイLe Puy-en-Velayのノートルダム大聖堂Cathédrale Notre-Dame-du-Puyの参道、ターブル通りRue des Tablesに着きました。ノートルダム大聖堂のファサードも上り坂の上に見えています。

2017042201.jpg



このターブル通りの急坂を上ります。ターブル通りの坂の下には彫刻のある泉があります。ここが参道の出発点になります。

2017042202.jpg



急坂を一気に上っていきます。

2017042203.jpg



参道の路面にはホタテ貝。このル・ピュイ=アン=ヴレイのノートルダム大聖堂はサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路、ル・ピュイの道の起点となる教会です。参道にも巡礼のシンボルであるホタテ貝が埋め込まれています。なお、フランスには、このほか、トゥールの道、リモージュの道(ヴェズレーの道、サン・レオナールの道)、トゥールーズの道(サン・ジルの道)の3つの巡礼路があります。

2017042204.jpg



もう、一気にこんなに上ってきました。

2017042205.jpg



ターブル通りの急坂を一気に上り切りました。しかし、ここからはまだ、入り口まで高い石段が続いています。

2017042206.jpg



さあ、元気を出して、この石段も上ってしまいましょう。

2017042207.jpg



後ろを振り返ると、遠くまでの風景が眺められます。

2017042208.jpg



石段の最上部まで、もう少しです。

2017042209.jpg



石段の上に到着。絶景が眺められます。

2017042210.jpg



ところが、石段の上から、入り口まで、まだ、建物の中の石段が続いています。行くしかありません。

2017042211.jpg



ふーふー言いながら、大聖堂の建物の入口に着くと、ミサ中の立札が立ち、多くの人たちが座り込んでいます。

2017042212.jpg



我々もここでしばし休憩。建物の中から見える下界の美しい眺めに心も体も休まります。

2017042213.jpg



次々と人がやってきますが、みなさん、心得たもので黙って待ちます。

2017042214.jpg



この癒しのような時間がしばらく続きます。待ち続けること20分ほどでした。

2017042215.jpg



しばらくすると、休憩していた子供たちの一団が出発していきます。と、横の方に上る階段を上っていく人たちがいるので、我々もついていきます。側面の入口から中に入ると、綺麗な歌声が聴こえてきます。まだ、ミサが続いているのですね。そっと、後ろのほうに周り、ミサが終わるのを静かに待ちます。何度も女性(修道女?)のピュアーなソプラノで親しみやすい旋律が歌われます。聖歌にしては新しそうなメロディーラインですが、心に沁み渡るようです。saraiは思わず、後でそのメロディーを口ずさんでしまいます。何て美しい音楽なんでしょう。
ミサが終わり、大聖堂の中を見て回ります。静謐な佇まいの教会です。

2017042216.jpg



内陣に近づくと、主祭壇には《黒いマリア》が飾られています。圧倒的な存在感です。

2017042217.jpg



しばらく、その聖なる姿の前に佇んでしまいます。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR