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ジュネーヴ散策:レマン湖畔で美味しい朝食

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/2回目

ジュネーブGenèveの街を散策しています。

歩行者用の橋、ベルグ橋Pont des Berguesを渡って、ローヌ川の対岸に渡りました。また、レマン湖Lac Lémanのほうに向かいます。モン=ブラン橋Pont du Mont-Blancから続く大通り、ジェネラル・ギザン通りQuai du Général-Guisanの前に出ます。通りの向かいには大きな公園が見えます。イギリス公園Jardin Anglaisです。

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ジェネラル・ギザン通りを渡って、公園の前に出ると、大きな花時計があります。この花時計L'Horloge Fleurieはイギリス公園の名物のようです。なかなか綺麗ですね。

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公園に入って、レマン湖畔に向かいます。ここにもクルーズ船乗り場があります。イギリス公園港Genève-Jardin-Anglaisです。先ほどの対岸のモン=ブラン港CGN Genève-Mont-Blancの次に寄港するCGN社の乗り場です。

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この湖畔からはまた、ランドマークの大噴水Jet d'Eauが見えます。そっちのほうに歩いていきましょう。

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イギリス公園は樹木の多い緑濃い公園です。ですが、特にどうということはありませんね。

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結局、また、視線は大噴水に吸い寄せられます。

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湖畔の花と大噴水、なんだかんだ言っても、絵になります。

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湖畔には、やはりクルーザー乗り場があります。レマン湖でクルーザーを走らせるのはさぞ気持ちがよいでしょう。

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大噴水の眺められる湖畔カフェで朝ごはんにしましょう。

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さもないカフェですが、湖畔という立地でなかなか気持ちがいいんです。

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まずは飲み物。配偶者は例によってチョコレート。美味しいそうです。saraiはシュヴェップスのレモン・スカッシュ。結構、好物です。

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食べ物はトーストサンドイッチとホットドッグにします。ホットドッグはパンはやはりフランスパンなんですね。いずれもなかなか美味しいです。

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トーストサンドイッチはハムとチーズ。とろりとしたチーズが美味しいです。

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湖からの風がとっても気持ちよく、いい気分ですっかりのんびりしてしまいます。小鳥が寄ってきますが、餌はあげませんよ。もう全部食べてしまいましたからね。

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さて、ずっと眺めている大噴水に近づいてみましょう。大噴水の近くまで堤防が伸びています。これは行くしかありません。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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大噴水、楽しみです。



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ジュネーヴ散策:大噴水に大接近

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/3回目

ジュネーブGenèveの街を散策しています。

レマン湖Lac Lémanの大噴水Jet d'Eauを間近に見るために、オー・ヴィーヴ防波堤Jetée des Eaux-Vivesに上ります。

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途中からは防波堤に沿って設置されている木製デッキに下りて歩いていきます。

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どんどん、大噴水が近づいてきます。

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近くで見ると、大噴水は大きく風にあおられています。

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風にあおられて水しぶきが飛んできますが、それほど濡れることはありません。

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大噴水の前に出ました。さすがにすぐ近くへは侵入禁止です。

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大噴水を過ぎて、さらに防波堤の突端を目指します。対岸のパキ防波堤Jetée des Pâquisの灯台も見えています。

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防波堤の上から眺めるレマン湖の景色は美しいですね。正面に見えているのはモン=ブラン橋Pont du Mont-Blancです。その先はローヌ川です。

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その右手の景色です。さきほど、ホテルからレマン湖畔に出た辺りの景色です。左手にはクルーズ船がモン=ブラン港に停泊しています。

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突端までいけました。小さな灯台があります。向かい側の灯台との間がレマン湖の航路のようです。

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突端から大噴水を眺めます。素晴らしい眺めです。

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また、大噴水のほうに戻ります。

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大噴水の吹き出し口もよく見えます。それにしても、噴水の吹き出し口もそっけなくていささか、がっかりです。

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大噴水の横を抜けて、防波堤を歩いていきます。

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また、水しぶきが少しかかりそうです。さっと通り過ぎましょう。

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オー・ヴィーヴ防波堤の位置を地図で確認しておきましょう。

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次はサン・ピエール大聖堂Cathédrale Saint-Pierre Genèveに向かいます。これが大変なことに・・・



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ジュネーヴ散策:丘の上のサン・ピエール大聖堂

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/4回目

ジュネーブGenèveの街を散策しています。オー・ヴィーヴ防波堤Jetée des Eaux-Vivesでレマン湖Lac Lémanの大噴水Jet d'Eauを間近に見て、今度はサン・ピエール大聖堂Cathédrale Saint-Pierre Genèveに向かいます。湖畔に並行したグスターヴ・アドール通りQuai Gustave-Adorを歩きます。

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例によって、ヨーロッパの街では必ず、お寿司屋さんを見かけます。

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グスターヴ・アドール通りと並行する隣のオー・ヴィーヴ通りRue des Eaux-Vivesに移動して、歩きます。

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ピクテ=ド=ロシュモン通りAvenue Pictet-de-Rochemontと交差する十字路に出ます。はて、この先はどう行けばいいか、よく分かりません。

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ともかく先に進み、トラムの走るテラシエール通りRue de la Terrassièreに出ます。

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テラシエール通りの先のリヴ通りRue de Riveに進み、その裏通りのヴュー=コレージュ通りRue du Vieux-Collègeに入るとマドレーヌ寺院Temple de la Madeleineがあります。この裏手の丘にサン・ピエール大聖堂がある筈です。

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マドレーヌ寺院の前から、見上げると、丘の上にサン・ピエール大聖堂が見えます。ここまで、saraiが道を間違えたというか、方向を見誤ったというか。かなり遠回りをしてしまいました。

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マドレーヌ寺院の横の坂道、フォンテーヌ通りRue de la Fontaineを上っていきます。立派な石造りの建物があります。裁判所のようですね。

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ブール=ド=フール広場Place du Bourg-de-Fourに出ます。可愛い泉があります。

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オテル=ド=ヴィーユ通りRue de l'Hôtel-de-Villeにまわり込みます。少し進むと、右手にタコヌリー広場Place de la Taconnerieがあります。その先にサン・ピエール大聖堂が見えます。

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サン・ピエール大聖堂の正面に出ます。ギリシャ神殿を思わせる造りです。

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少し、このファサードを鑑賞します。

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大聖堂の内部に入ります。堂々としたゴシック空間です。

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大きなパイプオルガンが見えます。

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内陣近くに行きます。プロテスタントの教会らしく、簡素な佇まいです。

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この大聖堂はカルヴァンがプロテスタントの活動を行った宗教改革の拠点として、歴史的価値は高いのですが、教会の建物自体はそれほど見るべきものはありませんでした。
ただ、ちょっと小高い丘にあるので見晴らしはなかなかです。

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結局。大聖堂は大したことなく、疲れただけになってしまいました。
大聖堂までの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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観光船が出る時間が迫っています。急いで乗り場に移動しましょう。



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ジュネーヴ散策:レマン湖クルーズ、START!

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/5回目

ジュネーブGenèveの街を散策しています。サン・ピエール大聖堂Cathédrale Saint-Pierre Genèveの見学を終えて、レマン湖Lac Lémanのクルーズのために観光船乗り場のモン=ブラン港CGN Genève-Mont-Blancに急いで向かいます。今度は迷うことなく最短経路を歩いて、レマン湖畔に出ます。モン=ブラン橋Pont du Mont-Blancを渡った先がモン=ブラン港です。

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レマン湖の大噴水Jet d'Eauがよく見えます。

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モン=ブラン橋をどんどん歩いていきます。

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モン=ブラン港に停泊している観光船の姿が大きくなってきます。

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やはり、どうしても気になって、視線は大噴水に向いてしまいます。

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ようやく観光船乗り場に到着し、13時発の観光船のチケットを購入します。

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これが購入したチケットです。一人16スイスフランです。

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もう出航10分前ですが、まだ乗船は始まっていません。

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乗船時間を示す看板が立っています。右側がsaraiが乗る1時間クルーズです。間違いなく、13時出航です。

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出航数分前に乗船が始まります。なんと一番に乗船でき、デッキの日覆のある席をゲット。

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すぐに出航です。

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岩壁を離れて、船首をターンしていきます。

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大噴水を遠くに見ながら、イギリス公園港Genève-Jardin-Anglaisに向かいます。

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すぐにイギリス公園港に近づきます。

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イギリス公園港に着岸。対岸のモン=ブラン港が遠くに見えています。

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観光船は意外に乗客が少ないなと思ったのですが、このメインのイギリス公園港では行列が出来ていて、ぞろぞろ乗り込んできて、デッキは人でいっぱいになってしまいました。早くに乗っていてよかったです。

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いよいよ、イギリス公園港を出航します。

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これから、1時間かけてレマン湖をめぐります。クルーズのルートを確認しておきましょう。

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レマン湖の南の一部を巡るだけですが、貴重な体験になりそうです。



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宮崎国際音楽祭 モーツァルト:弦楽五重奏曲ト短調@宮崎県立芸術劇場 2017.5.6

今年も宮崎国際音楽祭に遠征。ライナー・キュッヒルとウィーン・フィルのメンバー、ミッシャ・マイスキーが演奏するモーツァルトの弦楽五重奏曲ト短調を聴くことにしました。有名曲ですが、意外に聴けそうで聴けない曲です。それに演奏メンバーが興味あります。
たっぷりと予習して、本番に臨みました。
予習した演奏は以下です。最高の1枚はアマデウス四重奏団&アロノヴィッツの新盤です。

アマデウス四重奏団、アロノヴィッツ
スメタナ四重奏団、スーク
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団、シュタングラー
ラルキブデッリ
ブダペスト弦楽四重奏団、トランプラー
メロス四重奏団、バイアー
アルバン・ベルク四重奏団、ヴォルフ
ザロモン四重奏団、ウィストラー

意外によかったのが、アルバン・ベルク四重奏団&ヴォルフとメロス四重奏団&バイアーの2枚です。8枚のCDを聴いて思ったのは、この曲はなかなか、表現の難しい曲だということです。シンプルでありながら、深い味わいを持った傑作を十分、表現し尽くすのは並大抵のことではありません。過去において、バリリ四重奏団が録音を残してくれなかったのが残念です。まあ、アマデウス四重奏団&アロノヴィッツの演奏を聴いていると、十分、感銘を受けますけどね。ハーゲン・カルテットあたりの挑戦も期待したいところです。

で、今日の演奏ですが、冒頭の第1楽章はかなりの高速演奏であっさり目の表現です。いささか淡白な演奏が第2楽章まで続きます。それはそれで無駄な贅肉のない演奏ではあります。第3楽章にはいって、がらっと雰囲気が変わり、緊張感が高まります。ゆったりとした演奏ながら、パウゼの緊張感、抒情的な表現は一気に音楽の味わいを深めていきます。実演ならではの緊迫感です。ぐぐっと演奏に気持ちが引き込まれます。そして、第4楽章の冒頭の悲哀を感じさせる演奏の質の高さに感銘を受けます。キュッヒルのヴァイオリンの美しくも柔らかい響きが感興を高めます。悲哀感が頂点に達するとき、明るい長調に転換し、音楽は飛翔していきます。第1ヴァイオリンのキュッヒルの推進力とチェロのマイスキーの控え目とも言えるサポートによって、見事なフィナーレに収斂していきました。古典性と現代的な表現がマッチした名演でした。これで第1楽章の味わい深さが表現できていればとも思いましたが、これは聴くものの好みの問題かもしれませんね。

最初に演奏されたモーツァルトの《ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第1番》はとても珍しい曲。これまで聴いたことはなく、このコンサートの予習で初めて聴きました。モーツァルトの中期の作品ですから、それなりに完成度の高い作品です。キュッヒルのヴァイオリン、コルのヴィオラで堪能させてもらいました。ウィーン・フィルのコンビの演奏で見事な演奏でした。

休憩後、メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲です。このメンデルスゾーンの若いときの作品はあまり聴く機会がありません。これも以下のようにたっぷりと予習しました。

ラルキブデッリ
エマーソン四重奏団(多重録音)
イタリア合奏団
アカデミー室内管弦楽団
スメタナ四重奏団,ヤナーチェク四重奏団

室内合奏団のシンフォニックなアプローチと弦楽四重奏団主体の室内楽的なアプローチがありますが、スメタナ四重奏団&ヤナーチェク四重奏団の緻密な演奏がとても魅力的でした。

で、今日の演奏はミニ・ウィーン・フィルを思わせるシンフォニックな演奏で大変、気魄のこもった素晴らしい演奏でした。何と言っても、ライナー・キュッヒルの大変な力演が印象的でした。かって、ウィーン・フィルのコンサートマスター席に座っていたときの表情を思い出させるものでしたし、演奏の踏み込み方はそのとき以上のものでした。残りの7人のアンサンブルのサポートも見事でした。このまま、CD化してもらいたいくらいのレベルです。これまでウィーン風のシンフォニックな演奏がなかっただけに、決定盤になるかもしれません。それほど期待していなかったので、ある意味、嬉しい誤算の素晴らしい演奏でした。

今日のプログラムは以下です。

  モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第1番 ト長調 K.423
     ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
     ヴィオラ:ハインリヒ・コル

  モーツァルト:弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516
     ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
     ヴァイオリン:ダニエル・フロシャウアー
     ヴィオラ:ハインリヒ・コル
     ヴィオラ:川崎雅夫
     チェロ:ミッシャ・マイスキー

   《休憩》

  メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
     ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
     ヴァイオリン:ダニエル・フロシャウアー
     ヴァイオリン:漆原啓子
     ヴァイオリン:川田知子
     ヴィオラ:川崎雅夫
     ヴィオラ:ハインリヒ・コル
     チェロ:ミッシャ・マイスキー
     チェロ:古川展生


最後、アンコール演奏がなかったのが残念です。せめて、メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲の終楽章を演奏してもらいたかったんですけどね・・・。
来年はこのメンバーにウィーンのシュミードルを招いて、モーツァルトのクラリネット五重奏曲でもやってくれないかなあ。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       キュッヒル,  

ジュネーヴ散策:レマン湖クルーズ・・・湖上の絶景

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/6回目

ジュネーブGenèveの街を散策しています。今はレマン湖Lac Lémanをクルーズ中です。対岸のモン=ブラン港CGN Genève-Mont-Blancやモン=ブラン橋Pont du Mont-Blancを見ながら、レマン湖を北上します。

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すぐにレマン湖の大噴水Jet d'Eauの前を通過。湖上から見る大噴水もいいですね。

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パキ防波堤Jetée des Pâquisが近づいてきます。

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パキ防波堤の灯台の横を通り過ぎます。

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やがて、オー・ヴィーヴ防波堤Jetée des Eaux-Vivesと大噴水が船尾に見えます。

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湖岸のビーチで湖水浴の人たちがいます。暑いですからね。

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湖畔には瀟洒なホテルが見えます。レストラン・オテル・ドゥ・パルク・ド・オー・ヴィーヴRestaurant Hôtel du Parc des Eaux-Vivesです。

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もう、大噴水もずい分、遠くに見えるようになってきます。

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観光船はぐんぐんスピードを上げて、北上を続けます。

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湖畔の緑が美しいです。遠くの山並みも見えています。

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湖上ではサーフボードで遊んでいる人たちがいます。

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後方にはレマン湖の広い湖面が広がります。かろうじて大噴水も見えています。

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湖畔の緑の中に綺麗な邸宅が点在しています。

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遠くに国際連合ジュネーブ事務局L'Office des Nations Unies à Genèveが見えています。国際都市ジュネーヴの顔が垣間見えます。

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レマン湖は北の方にずっと広がっています。この先にはローザンヌやモントルー、そして、我が愛するピアニスト、クララ・ハスキルが後半生を送ったヴヴェイの町もありますが、そんな遠くは望むべくもありません。この観光船はそろそろターンして、レマン湖周遊の帰途に着きます。

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舵を切った観光船の側面からはクルーズの出発点が遥か彼方に見えています。大噴水は極めて小さく見えています。

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ここまでのクルーズ航路を地図で確認しておきましょう。

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後、残り半分のクルーズをたっぷりと楽しみます。



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本日休載

ジュネーヴ散策中の記事を書いているところですが、本日、saraiは熱発し、ブログ記事が書ける状況にありません。
本日はブログ休載にさせていただきます。
明日、熱が下がり、復活するとよいのですが・・・。



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ジュネーヴ散策:レマン湖クルーズ・・・突堤で泳ぐ人々

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/7回目

ジュネーブGenèveの街を散策しています。今はレマン湖Lac Lémanをクルーズ中です。観光船はベルビュー Bellevueあたりで折り返して、出発したモン=ブラン港CGN Genève-Mont-Blancのほうに戻っていきます。半分ほど戻ったところで右舷に自然史博物館Musée d'Histoire des Sciencesの瀟洒な建物が見えます。

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続いて、右舷にパレ・ウィルソンPalais Wilsonの堂々たる建物が見えてきます。現在、ここには、 国連人権高等弁務官オフィスOffice Of The United Nations High Commissioner For Human Rights (OHCHR)があります。その昔、1920年から1936年までは最初の国際連盟本部が置かれていました。アメリカ大統領ウッドロー・ウィルソンが国際連盟の創設を提唱したことから、この建物の名前にウィルソンの名前が冠されました。

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おや、驚きますね。レマン湖に突き出した突堤で泳ぐ人がいっぱいです。

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これはパキ防波堤Jetée des Pâquisです。

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何やら大賑わいです。

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飛び込み台のようなものもあります。よく見ると、壁がボルダリング用になっていて、フリークライミングしている人もいます。落ちても湖面なので安全ですね。

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次々とボルダリングに挑戦している人がいます。ビーチも大騒ぎですね。

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湖水浴で賑わうパキ防波堤の横を通り過ぎます。

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左舷には、勢いよく水を噴出している大噴水Jet d'Eauがあります。

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大噴水の横を通過していきます。凄い水しぶきです。かなり、風が強いです。

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1時間の航海を終えて、モン=ブラン港に着岸。
ここまでのクルーズ航路を地図で確認しておきましょう。

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特に何か見るべきものがあるわけではなかったですが、風が涼しく気持ちがいいクルーズでした。ビーチで水泳を楽しんでいる人、ボートやヨットを楽しむ人もいました。レマン湖の楽しみ方は、観光ではないのですね。

船を降りて、ホテルに戻ります。港の前には、ブランズウィック公記念碑Monument Brunswickがあります。ブランズウィック公はジュネーヴを愛した北ドイツの小国の君主です。これは先ほども眺めましたが、今度は目の前でゆっくりと鑑賞。

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ホテルへの道の途中、鄙びた教会があります。エマニュエル教会Emmanuel Churchです。この小さな石造りのアメリカン・チャーチでは日本人カップルもよく挙式するようです。

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昨夜、美味しいスイス料理をいただいたレストラン、オーベルジュ ドゥ サヴィエーズAuberge de Savièseの前を過ぎます。

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すぐにホテルに到着。ノボテル・ジュネーブ・サントルNovotel Genève Centre hotelのロビーは立派です。

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ロビーで飲み物をいただいて、一服します。

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電車の時間が近づいたので、荷物を受け取り、ジュネーヴ中央駅(通称コルナヴァン駅La Gare de Cornavin)に向かいます。



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ジュネーヴからブレゲンツに鉄道でGO!

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/8回目

ジュネーブGenèveの街の散策を終え、ホテルで預かってもらった荷物を引っ張って、ジュネーヴ中央駅(通称コルナヴァン駅La Gare de Cornavin)に向かいます。次の目的地、ブレゲンツBregenzに向かう電車での移動は約5時間の長旅です。旅のお供を仕入れていきましょう。駅のスーパーでめぼしいものをチェックします。

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“おにぎり”が豊富に並んでいます。これは意外です。しかも表記は日本語です。まさか日本人向け?

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その横にある海藻サラダも日本語表記。これは一体どういうことなんでしょう。

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でも、結局、お寿司をゲットします。本当にお寿司は簡単に手に入りますし、そんなに間違いありません。

ホームに出て、電車を待ちますが、どうしてもファーストクラスのある場所が分かりません。

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出入りする電車を眺めて研究して、見当をつけます。

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見当をつけた場所でスタンバイ。

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発車時刻5分前です。電車の到着を待ちます。

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電車がホームに滑り込んできます。チューリッヒZurich行のインターシティICです。

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予想は上手くいきました。ちょうど、ファーストクラスの車両が目の前に停車します。電車に乗りこみます。座席をばっちり確保。スイス国鉄は基本的に指定席はなく、すべて、自由席なんです。インターシティは定刻通り、発車して、ホームを離れていきます。

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ジュネーヴ中央駅の入り組んだ線路を縫うように走り出します。

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これが購入済のチケットです。ジュネーヴ~ブレゲンツ間のファーストクラスです。チューリッヒでユーロシティECに乗り換えます。

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この鉄道旅ではチューリッヒを通り、ボーデン湖のほとりのブレゲンツまで、一気にスイスを走り抜けます。ブレゲンツはオーストリアの町です。
出発して5分ほどで右手の車窓にレマン湖Lac Lémanが見えてきます。

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ワイン畑越しに見えるレマン湖は美しいですね。

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発車後、15分くらいで早速、車掌さんの検札です。スイス国鉄はフランス国鉄よりも厳格です。

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レマン湖が見えなくなり、平原と青空と雲が車窓から見えます。

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これは小麦畑かな?

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水浸しの畑の向こうに黄色いものが見えます。

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何と何と、ひまわりが真っ盛り。なんだかスイスにひまわりは意外です。でも、見事なひまわりに感激です。

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続いて、ワイン畑が美しいです。

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20分ほど車窓の景色を楽しみました。次は、腹ごしらえです。駅構内のスーパーでゲットしたお寿司を広げます。

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にぎりと巻物を美味しく頂きます。

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ランチに舌鼓を打ちました。まだ、鉄道旅は始まったばかり。スイス横断はさらに4時間続きます。



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チューリッヒに向け、湖畔の鉄路を往く。

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/9回目

ジュネーブGenèveからブレゲンツBregenzへの約5時間の鉄道旅を続けているところです。ランチを食べているうちに1番目の停車駅モルジュMorgesを通り過ぎました。モルジュを過ぎると、インターシティはレマン湖Lac Lémanを離れていきます。ランチを食べた後は車窓を楽しみます。山々を背景に、美しい緑の草原が続きます。

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スイスというと山という感じがしますが、大きな平原があるんですね。

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麦畑の中をインターシティは走り抜けていきます。

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と、突如、ひまわり畑が現れます。

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一面に広がる黄色いヒマワリに配偶者は歓声を上げています。

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こんなひまわり畑はあのスペインのアンダルシアでも見ることができなかったものです。何せヒマワリの花がこちらを向いていますしね。

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2番目の停車駅、イヴェルドン・レ・バンYverdon-les-Bainsに到着。定刻通りです。ここはスイス・フランス語圏を代表する温泉地だそうです。

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イヴェルドン・レ・バンを過ぎると、車窓には大きな湖が見えてきます。ヌーシャテル湖Lac de Neuchâtelです。

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ヌーシャテル湖は右側の車窓に見えていますが、左側の車窓には黄色いヒマワリ畑が見えています。

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車窓は全面にヌーシャテル湖の美しい湖面が見えます。

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どこまでもヌーシャテル湖が続きます。

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湖の斜面にワイン畑が現れます。ここはスイスワインの産地のひとつのようです。

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しばらくワイン畑が続きます。

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湖畔に可愛い家々が点在しています。

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ヌーシャテル湖の湖畔をインターシティは疾走します。

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やがて、3番目の停車駅、ヌーシャテル Neuchâtelに到着。スイス最大規模を誇るヌーシャテル湖の北端にある大きな町です。

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ヌーシャテルを過ぎると、ここでヌーシャテル湖にお別れです。

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次に現れるのは、ビール湖 Bielerseeです。スイスは湖が多いですね。

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4番目の停車駅、ビール Bielを過ぎると、インターシティは平原の中を走ります。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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チューリッヒまではあと1時間ほどです。



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チューリッヒを過ぎ、一路、ブレゲンツへ

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/10回目

ジュネーブGenèveからブレゲンツBregenzへの約5時間の鉄道旅を続けているところです。4番目の停車駅、ビール Bielを出たインターシティは平原の中を走り抜け、5番目の停車駅、ゾロトゥルン Solothurnを通り過ぎ、やがて、アーレ川Aareを渡ります。

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アーレ川と言うと、ベルンを思い出します。そのアーレ川沿いを進みます。

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すぐに6番目の停車駅、オルテンOltenに到着。

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オルテンを出たインターシティはしばらく走って、7番目の停車駅、アーラウ Aarauに到着します。

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アーレ河畔にある古都アーラウは美しい町並みで知られているそうです。ちょっと眺めてみたかったところです。

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やがて、チューリッヒに近づき、インターシティはリマト川Limmat沿いに走ります。

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このリマト川がチューリッヒ湖に注ぐところがチューリッヒの町です。

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やがて、チューリッヒ Zürichに到着します。ここまで、沿線には、ずっと町が続いていました。どの町も綺麗で立派な建物ばかりが並んでいました。やはりスイスは富める国ですね。
このチューリッヒ中央駅Zürich HBで乗り換えです。大きな駅なので、素早い乗り換えが必要です。

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チューリッヒからブレゲンツまではスイス、オーストリア、ドイツを走る国際列車ユーロシティECです。ファーストクラスの指定席チケットを購入済です。

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ユーロシティの指定席の車両は、列車編成が長くてかなり歩かされます。乗り込むとすぐに発車です。我ながら、よく間違えずに乗り換えられたもんです。
チューリッヒ中央駅を定刻通り出発したユーロシティはすぐにほかの線路を跨いで、大きく右に曲がっていきます。

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ここからブレゲンツまで、約1時間40分の鉄道旅になります。東の方向に走ります。なお、最終目的地ザルツブルクSalzburgはさらにずっと東のほうです。

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緑の多いチューリッヒの町を見下ろしながら、進んでいきます。

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リマト川を渡る鉄橋を走ります。これでリマト川も見納めです。

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1番目の停車駅、チューリッヒ空港駅Zürich Flughafenを通り過ぎると、厳格なスイス国鉄らしく、すぐに車掌さんが検札に周ってきます。

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やがて、2番目の停車駅、ヴィンタートゥールWinterthurに到着。以前の旅で訪れた町です。懐かしい・・・。

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ヴィンタートゥールを出ると、美しい景色の中を走ります。牛たちが牧草を食べています。

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やがて、3番目の停車駅、ヴィル駅Bahnhof Wilを通り過ぎ、美しい野原、点在する町の中を走ります。

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山間の鄙びた風景が続きます。

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車窓の美しい風景に見入っています。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ブレゲンツまではあと45分ほどになりました。約5時間の鉄道旅ももう終盤にはいりました。



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ボーデン湖、そして、上ライン川

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/11回目

ジュネーブGenèveからブレゲンツBregenzへの約5時間の鉄道旅を続けているところです。チューリッヒ中央駅Zürich HBでユーロシティECに乗り換えて、3番目の停車駅、ヴィル駅Bahnhof Wilを通り過ぎ、美しい野原、点在する町の中を走ります。

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なだらかな起伏の美しい自然が広がっています。

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何とも表現のできない、美し過ぎる牧草地の中を走っていきます。

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車窓の風景に見入るだけです。

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やがて、ゴッサウ Gossauの町に入っていきます。

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4番目の停車駅、ゴッサウ SG駅Gossau SGを通り過ぎると、また、車掌さんがまわってきます。

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ゴッサウを過ぎると、また、美しい風景が車窓に広がります。

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谷あいには高い自動車橋が架かっています。

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やがて、大きな町が見えてきます。

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堂々とした建物も見えます。

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5番目の停車駅、ザンクト・ガレンSt. Gallenに到着。大きな屋根のホームです。

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ザンクト・ガレンを過ぎて、山間を抜けると、平坦な風景が現れます。ボーデン湖Bodenseeはすぐそこです。

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湖畔の家々が見えてきます。

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湖畔沿いの道に並行してユーロシティは走ります。

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ボーデン湖を少し離れて、美しい緑の野原を走ります。

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6番目の停車駅、ザンクト・マルグレーテン St. Margrethenに到着。次の停車駅はもうブレゲンツです。

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駅前には綺麗な建物があります。

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ザンクト・マルグレーテンを過ぎるとちょっと緊張します。上ライン川を見逃したくありませんからね。すぐに上ライン川にさしかかります。

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上ライン川はさもない川でしたが、見ることが出来、ホッとします。ラインを遡る4年前の旅が完結できたような気がします。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ブレゲンツも間近に迫っています。



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ブレゲンツ音楽祭の会場は大賑わい・・・夕食はどうなる?

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/12回目

ジュネーブGenèveからブレゲンツBregenzへの約5時間の鉄道旅を続けているところです。チューリッヒ中央駅Zürich HBからの最後の停車駅、ザンクト・マルグレーテン St. Margrethenを過ぎ、上ライン川の畔に差し掛かりました。あの大河ライン川と比べると、実に小さな川ですが、この上ライン川がボーデン湖Bodenseeに注ぎ込み、そのボーデン湖からライン川が発することを考えると、どうしてもライン川の雄大な流れに思いを向けてしまいます。

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上ライン川を過ぎると、家々が立ち並び、ブレゲンツの町が近づいてきます。

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ようやくブレゲンツに到着です。

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降り立ったホームから跨線橋に上がります。ホームの先にブレゲンツ中央駅Bregenz Hauptbahnhofの駅舎が見えています。

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跨線橋から線路を見下ろします。

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跨線橋の通路を駅舎とは反対方向に進みます。ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場とこれから泊まるホテルがこっちにあります。真っ正面には今日見るオペラ《トゥーランドット》の看板が見えます。いやがうえにも気持ちが高まります。

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ホテルは駅前すぐのところです。ホテルの中に入ると、レストランが大賑わいです。彼らもオペラを見るのかな?

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ホテルの外のテラス席も大変なことになっています。saraiもまだ夕食をいただいていませんが、ホテルで夕食をいただくのは無理なようです。

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さて、早速、レセプションでチェックインします。音楽祭の影響でとっても高い法外な料金で予約しました。ホテルはメルキュール ブレゲンツ シティMercure Bregenz Cityです。

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部屋に入ります。ちゃんとした部屋ですが、払った料金に見合うほどではありません。

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調度品はすっきり、モダンです。

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まあ、深夜に終わるオペラの後、ゆっくりと休めそうです。

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水回りはちゃんとバスタブ付きです。

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部屋のバルコニーから外を見下ろします。もう夜の8時過ぎですが、まだまだ陽が高いです。ぞろぞろと音楽祭会場に向かう人たちが見えます。我々も急いで身支度しましょう。

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カジュアルな服装からフォーマルな服装に着替えて、すぐに出かけます。やはり、ホテルのレストランは食事を楽しむ人でいっぱいです。

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歩いて30秒で音楽祭会場に到着。会場も、飲み物を楽しむ人でいっぱいです。

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ともかく、食事が出来るところを探しましょう。オペラの開演まで1時間弱です。



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ブレゲンツ音楽祭:美味しいディナー、しかし、オペラ上演は暗雲!!

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/13回目

ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場に到着しました。何とか短時間で夕食をいただきたいものです。ともかく会場は人でごった返しています。

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テラス席で食事している人たちがいますね。

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ビュッフェのような特設レストランはありますが、よくしくみが分かりません。

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何か美味しそうなものが並んでいます。ここで何か食べることにしましょう。

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ビュッフェのスタッフのお姉さんにお伺いをたてると、彼女がテーブルに案内してくれます。案内されるままに従っているとテーブルについたところでこのビュッフェのシステムの説明があります。それによると・・・テーブルについて、そこで食べたいものをスタッフに伝えると、そのコースのチケットがもらえ(もちろん、購入するんです)、そのチケットを持って、料理を提供してくれるビュッフェコーナーに行けばよいとのことです。案内されたテーブルのまわりはこんなにお客さんでいっぱいです。何とか空いているテーブルがあってラッキーでした。

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なんとか食事をゲットできました。もちろん、よく冷えた白ワインもゲット。

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saraiはビーフを選び、付け合わせをお皿に乗っけていただきます。

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配偶者はお魚を選び、saraiと同様に付け合わせをお皿に乗っけていただきます。

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ボーデン湖を眺めながら、美味しいディナーをいただきます。

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単なるビュッフェの料理ではありますが、料金はかなりお高めです。食材は高級でとても美味しいです。ワインも美味しいです。食事をしているうちにだんだんと湖の景色が暮れていきます。

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そろそろ、開演の時間です。ディナーを急いで終えて、観客席のほうに向かいます。横から見ると、観客席やステージは湖の中に突き出しています。

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観客席の入り口はこちらのほうですね。

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ところが入り口でスタッフに入場を阻止されます。一体、どういうこと? 既に観客席に入っている人もたくさん、いるのにね。

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何かの理由で開演が遅れていて、現在は入場できないようです。オペラが行われるかどうかも分かりません。風が強いことは確かですが、オペラを上演できないほどのことはないような気がします。以前も野外オペラが途中で雨のために中止になったことがあるので、不安感が頭をよぎります。折角、ここまで来たので、是非、オペラを上演してほしいと祈るのみです。



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ブレゲンツ音楽祭:オペラは上演されるの・・・??

2016年7月26日火曜日@ジュネーヴ~ブレゲンツ/14回目

ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場で夕食はいただきましたが、その後、オペラ公演を行うかどうか、音楽祭運営者が検討中の模様です。会場でごった返す人たちも不安そうに状況を見守っています。

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仕方がないので、会場をぶらぶらしながら、オペラの開演を待つことにします。これが今日のオペラ《トゥーランドット》のポスターです。なかなか、派手な演出のようです。是非とも見たいですね。

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ここは会場の外れです。音楽祭に来た人たちは皆、入り口付近に固まっています。

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ホテルのあたりは閑散としています。落ち着き払って、椅子に腰かけている人がいます。まあ、あせっても仕方がないので、ゆったりと待つのが正解ですね。

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とは言え、何となく落ち着きません。また、会場の入り口付近で様子を窺います。

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しかし、なかなか結論が出ないようです。本来なら、あと5分で開演ですが、この様子では開演が遅れるのは必至です。だんだんと日が暮れてきます。もう、夜の9時過ぎですからね。

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ゆったりと特設レストランで寛いでいる人たちも多いです。saraiも慌てて、夕食を終える必要はありませんでした。

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もう、開演時刻を15分過ぎました。まだ、アナウンスがありません。皆、手持ちぶたそうにしています。

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ずいぶん待たされて、気をもみましたが、ようやく、開演決定のアナウンスがあります。ほっとします。待っている人たちからも大きな拍手が巻き起こります。今度こそ、チケットを提示して観客席に入場します。

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席は右手の前から6列目。思ったよりも見やすい位置です。まだ、観客は席を探して、うろうろしています。

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舞台セットは北京の紫禁城を模したもののようです。水中には、兵馬俑のような人形が見えています。プッチーニのオペラ《トゥーランドット》ですから、すべてが中国の雰囲気になっています。

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観客席全体はこんな感じです。満席の人気です。

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ステージに出演者が現れます。いよいよ始まります。結局、30分遅れで開始。遅れた明確な理由は分かりません。

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ステージ手前には、何故か、ベッドが置いてあります。やはり、有名なアリア《誰も寝てはならぬ》を意識した演出なのでしょうか。

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その後始まったオペラはなかなか楽しめました。久しぶりのプッチーニでしたが、やはり、メロディアスでいいですね。オペラの詳細はここにアップ済です。

オペラが終了したら、すぐそこがホテルというのが配偶者にとっては最高ということです。最後はハラハラドキドキの長い1日でした。高額ホテルでゆっくりと休みます。
明日からはチロルの旅の開始です。天気に恵まれることを願いましょう。



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ブレゲンツ散策:旧市街、初見参

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/1回目

旅の8日目、ブレゲンツBregenzの2日目です。

昨夜はブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの野外オペラを楽しみ、夜更かししたので、今朝はゆっくりの起床です。8時頃に置きだした配偶者は、空が雲に覆われていてガッカリしたそうですが、saraiが起きた9時頃には素晴らしい青空。今日も楽しく過ごせそうです。
ところで、部屋のロッカーを開けると、びっくりです。何と野外オペラ用の座席クッションが置いてあるではないですか。折角のホテル備品を見落としていました。残念です。昨日、気が付いていれば、持っていったのに・・・。昨夜はオペラを見ているうちにお尻が痛くなりました!

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お部屋のバルコニーで、強烈な陽を浴びながら、コーヒーをのんびり頂きます。

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バルコニーのすぐ下は昨夜の音楽祭会場ですが、静かなものです。

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町の向こうには山が見えます。あれがプフェンダー山Pfänderでしょうか。後で登ってみましょう。

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部屋はホテルの2階です。音楽祭会場に向かって、バルコニーがずらっと並んでいます。

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青空を眺めながら、バルコニーでゆったりとコーヒーを飲んでいると、静かに時間が過ぎ去っていきます。(コーヒーのお供は日本から持参したピーセン(笑い))

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そろそろ11時です。出かけましょう。ホテルのエントランスロビーに下りると、もう、レストランはお客さんもいなくて、テーブルを片付けています。それはそうでしょう。

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チェックアウトをし、ホテルのレセプションにカバンを預けます。

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このホテルも、もちろん絵葉書に切手を貼り、投函してくれるとのこと。今回の旅は、基準を大きく超えたリッチなホテルが多いようです。いいのでしょうか・・・って、配偶者がぼそりと呟きます。

ホテルを出ると、緑に囲まれた公園があります。さすがにこの時間は閑散としています。

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跨線橋を通って、ブレゲンツ中央駅Bregenz Hauptbahnhofを超え、市街地側の出口に出ます。階上通路から駅前広場を見下ろします。ここも静かですね。

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駅前広場に下りて、ブレゲンツ中央駅を眺めます。階上通路の奥に駅舎が見えています。

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旧市街のほうに歩いていきます。レーマー通りRömerstraßeに出ると、フォアアールベルク州の州政府の庁舎Amt der Vorarlberger Landesregierungがあります。ブレゲンツはフォアアールベルク州の州都なんですね。立派な建物と噴水が印象的です。

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レーマー通りからモントフロント通りMontfortstraßeを進みます。色んなレストラン、ショップがあります。ホテルも多く立ち並んでいます。昨夜オペラを楽しんだ人達も、この辺りのホテルにお泊りだったのでしょう。

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バーンホフ通りBahnhofstraßeに入ります。とっても広い歩行者専用の通りです。このあたりは雰囲気が一変します。まずは建物が新しいですね。

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またまた、綺麗な歩行者専用通りと交差します。カイザー通りKaiserstraßeです。この通りには後で寄ってみましょう。実は今、ツーリストインフォメーションを探して歩いているんです。この町の情報がほとんどないので、せめて、シティマップでも手に入れようと思っています。

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ラートハウス通りRathausstraßeに出ると、大きな広場があります。コルンマルクト広場Kornmarktplazです。

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このすぐ近くにブレゲンツのツーリストインフォメーションBregenz Tourismus & Stadtmarketing GmbHがありました。

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早速、中に入って、シティマップをゲットして、町の情報も教えてもらいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後はシティマップを片手にプフェンダー山に登るロープウェイ乗り場を目指します。



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ブレゲンツ散策:プフェンダー山のロープウェイ

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/2回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。ブレゲンツのツーリストインフォメーションBregenz Tourismus & Stadtmarketing GmbHでシティマップを手に入れて、それを片手に歩きだします。目的地はプフェンダー山Pfänderへ登るロープウェイ、プフェンダーバーンPfänderbahnの乗り場です。まずはコルンマルクト広場Kornmarktplazから続くコルンマルクト通りKornmarktstraßeを歩きます。広い歩行者専用通りの両側にはお店が立ち並び、お店の前にはテラス席が設けられ、多くの人がゆったり食事や飲み物を楽しんでいます。リゾート地なんですね。

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ネポムク教会Nepomukkapelleの可愛い建物がコルンマルクト通りの中ほどにあります。

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交差点に出ると、プフェンダーバーン乗り場への道案内の標識があります。ここで右に折れて、シラー通りSchillerstraßeを進みます。

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シラー通りを歩いていると、路面にロープウェイの標識が書いてあります。分かりやすくて、いいですね。

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こんなところにもロープウェイの標識があります。念が入っています。さすがに観光地です。

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やがて、シラー通りの端までやってきます。道が左に曲がっているところにロープウェイ乗り場の看板が見えます。

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道を左に曲がると、ロープウェイ乗り場の建物が目に入ります。

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ロープウェイ乗り場の前にはプフェンダー山の山頂の案内図があります。山頂には動物園みたいなものがありますね。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ロープウェイのチケット売り場の行列に並びます。結構、ロープウェイを利用する人が多いようです。

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往復チケットを購入。一人12.5ユーロです。

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プフェンダー山の案内パンフレットもゲット。

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さて、ボーデン湖Bodenseeを見下ろすプフェンダー山に登ってみましょう。基本は30分おきの運行のはずですが、観光シーズンの今日はひっきりなしにピストン輸送しているようです。大きな犬を連れた人や、自転車を持った人が多いです。山の上で自転車?という気がしますが・・・。

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ゴンドラの到着を待ちながら、配偶者は町の景色を眺めています。

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すぐにゴンドラが到着。乗り込むと中はすし詰め状態です。

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ゴンドラは早速、上昇を開始。乗り場から離れていきます。

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ロープウェイ乗り場の全景が見えるくらい、ゴンドラは乗り場から離れました。町の景色も見えてきます。

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すぐに町の家々の屋根の向こうにボーデン湖が見えてきます。

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ボーデン湖を眺めながら、ゴンドラは山頂駅に向かいます。



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ブレゲンツ散策:プフェンダー山頂に到着

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/3回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。プフェンダー山Pfänderへ登るロープウェイ、プフェンダーバーンPfänderbahnのゴンドラに乗って、ボーデン湖を眺めながら、山頂駅に向かっているところです。まだ、麓駅を出たばかりです。

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ゴンドラはぐんぐん高度を上げていきます。次第に視界が広がっていきます。

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ゴンドラの下は緑の樹木になっていきます。

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ボーデン湖が遠くまで見渡せるようになります。このブレゲンツはオーストリアですが、遥か先に見えているボーデン湖はスイスです。

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ブレゲンツの町並みのすべてが見渡せます。湖畔に広がる美しい町ですね。

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ゴンドラの真下を見下ろすと、プフェンダー山の山麓に点在する家が見えます。別荘なんでしょうか。

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ボーデン湖の風景が大きく広がります。左側はスイス、そして、右側のずっと先はドイツです。

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ブレゲンツの町はプフェンダー山とボーデン湖の間のわずかな空間に作られたことがよく分かります。軍事上の絶好の立地であり、古代ローマ帝国がこの地に軍営地を置いたことをその歴史の源とします。

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町の中心をズームアップしてみましょう。湖岸に沿って、鉄道線路が伸び、ブレゲンツ中央駅も見えます。駅の湖岸沿いにブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場も見えています。観客席のスタンド、紫禁城を模したステージがはっきりと見えます。

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見渡す限り、ボーデン湖が視界いっぱいに広がります。

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頂上駅に到着です。

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ゴンドラから降りると、寒い! 海抜1000m位(正確には1064m)なんですけどね。思わず羽織るものを取り出します。頂上駅を出たところは休憩所になっていて、大勢の観光客が寛いでいます。

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頂上駅のまわりには、丘が連なり、どこまでも歩いていけそうな高原が広がっています。

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saraiが、目ざとくソフトクリームを見つけます。もちろん頂きます。

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ちょっと日本とは味が違うかな。美しい高原でいただくソフトクリームは格別に美味しいです。

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ちょっと休んだところで、プフェンダー山の高原を散策します。



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ブレゲンツ散策:アルプスの動物園

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/4回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。現在、プフェンダー山Pfänderへロープウェイ、プフェンダーバーンPfänderbahnで山頂駅に登ったところです。まずは展望台から絶景を楽しみます。ボーデン湖を眺める絶景を楽しむことを目的にプフェンダー山に登ってきたんです。ボーデン湖に砂州のように突き出しているのは上ライン川(新ライン川)です。

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この絶景を説明するボードがあります。まあ、それほど詳しい説明はありませんね。

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ボーデン湖に目を凝らすと、湖に突き出た綺麗な町が見えます。リンダウLindauです。リンダウはドイツのバイエルン州の町です。今回の旅でも、ブレゲンツではなく、このリンダウに宿泊することも検討しましたが、ブレゲンツ音楽祭への往復の足がなかったので断念しました。まあ、ホテルも高級ホテルが多くて、宿泊料も高かったんですけどね。

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展望台の横には、大きなレストハウスがあります。先ほど、ソフトクリームを購入したのはここでした。
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子供の遊び場もあります。ファミリーで楽しめる場所になっています。

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動物園もあります。ただ、こんなところまで来て、動物園を見る気持ちにはなれません。

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しかし、横にある看板を見ると、この動物園にはアルプスの動物がいるようです。それは珍しいですね。俄然、興味を惹かれます。

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ちょっと見てみましょう。広々とした空間に、散策路で区切られたような感じで、アルプスに生息する珍しい動物を見ることが出来ます。

まず、シュタインボックSteinbockが見えます。シュタインボックはドイツ語ですが、学名はアルプスアイベックスAlpenibexです。アルプスの希少動物で野生のものはなかなか見られないそうです。ヤギ属に属する哺乳類の一種で立派な角が特徴です。

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すぐ近くには小さな山羊がいます。ツヴェルクツィーゲZwergziegeと言うんだそうです。可愛いですね。

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これ、子供かと思っていたら、その後ろにもっと小さなのがいます。本当に小さな山羊さんですね。

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元気よく動き回っています。

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ともかく柵の近くに寄ってくれるのが嬉しいところです。

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お次は豚さんです。ポットベリー・ピッグ(ベトナム原産)Hängebauchschweinです。世界的なペットのブームになっている、いわゆるミニ豚ですね。これはアルプスとは関係ないようです。

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これは猪Wildschweinですね。

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再び、シュタインボックです。素晴らしい角ですね。この角ゆえに乱獲にあって、野生のシュタインボックは一時、絶滅状態だったようです。

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このシュタインボックは歩いています。

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このシュタインボックは野生のシュタイバッハ同様に斜面の上のほうに座っています。

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我々には珍しい動物で、結構楽しめました。アルプスに登らずにして、アルプスの動物が見られるとは楽ちんなものです。動物園はこれくらいにして、散策を続けましょう。



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ブレゲンツ散策:フェンダー山の山頂とハイキング

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/5回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。現在、プフェンダー山Pfänderの山頂を歩いています。アルプスの動物園で珍しい動物を見たところです。動物園の入り口の前では子供たちが楽しそうに遊んでいます。

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まわりには雄大な風景が広がっています。

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さらに、プフェンダー山頂に続く道があります。もちろん、saraiは行く気満々です。かなり急な勾配の坂道をヒーヒー言いながら登りきります。1064mの山頂には、山の上では定番とも言える十字架のキリスト像があります。山頂のランドマークのようなものです。

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十字架の前にはお供え物のようなものが見えます。ヨーロッパでもお供え物をする習慣があるんですね。と思って、よく見たら、これは色んな色の蝋燭のようです。

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これが1064mのプフェンダー山の山頂広場です。ここはファミリーの憩いの場にもなっています。

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山頂からは山頂レストハウスの先に高い電波塔が立っているのが見えます。この電波塔はホテルのバルコニーからも見えていました。

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山頂近くからはハイキング道が整備されていて自転車でも走っていけます。こんな所を走り抜けたら気持ちがいいでしょうね。

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山頂レストハウスの前にはテラス席が並んでいます。閑散としていますね。山頂でゆったりしている人はいないようです。

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この山頂にはたくさんの人が詰めかけて、賑やかです。

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山頂レストハウスの看板を見ると、簡単な地形図が描いてあります。電波塔、山頂レストハウス、十字架の立つプフェンダー山の山頂が描いてあります。

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山頂を下りて、山頂レストハウスの横のハイキング道に出ます。地図と案内標識があります。とりあえず、ハイキング道をぶらぶら歩いてみましょう。

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美しい草原とうっすらと白い雲のかかった青空、そして、ドイツ国境近くのボーデン湖が見渡せます。

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山小屋の横を通り過ぎます。木の枝にお菓子やケーキの名前が書かれたカードが吊り下げられています。美味しそうですね。

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馬小屋があり、一頭の馬がつながれています。乗馬でもできそうです。高原の乗馬は楽しそうですね。でも、坂道を馬が走り出したら、恐いかな。

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電波塔が目の前です。

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頑張って、もう少し坂道のハイキングを続けましょう。



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ブレゲンツ散策:フェンダー山をハイキング

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/6回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。今はプフェンダー山Pfänderの山頂をハイキングしています。なだらかな草原が広がっていて、とてもいい気持ちです。

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草原の向こうには、山並みが連なっています。あの山はドイツなのでしょう。

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山の上のハイキング道はずっと続いています。どこまで行ってもきりがないので、適当なところできりあげて、まわりの景色を楽しみながら元のほうに戻ります。

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ロープウェイのあたりにやってくると、動物の群れが見えます。放牧されている牛のようです。

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展望台があります。ここからは雄大な眺めが望めます。草原の中に続くハイキング道も見えます。ハイキング道はドイツまで続いているそうです。

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このあたりのハイキング道をもう少し歩いてみましょう。

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ロープウェイの下は柵で囲まれています。柵の中は動物園の敷地のようです。

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柵の向こうに動物が見えますが、馬のように見えます。動物園というよりも単なる放牧でしょうか。

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プフェンダーバーンPfänderbahnのゴンドラが見えます。満員のゴンドラは麓に下っていきます。

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我々もそろそろ帰りましょう。山頂駅に戻って、登ってきたゴンドラに乗り込みます。
出発したゴンドラから山頂駅を見上げます。真下のハイキング道を歩いている人たちも見えます。

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おや、ハイキング道の脇の引っ込んだベンチに仲良く座っている人がいます。気持ちよさそうですね。

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さっき行った電波塔が青空の中にすっくと立っています。

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ゴンドラはどんどん下っていきます。山頂駅や電波塔も遠ざかります。

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ボーデン湖が間近になってきます。

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町並みも近づいてきます。

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麓駅はもうすぐ。

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この後はランチにしましょう。



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ブレゲンツ散策:旧市街でランチし、ボーデン湖畔を散策

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/7回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。プフェンダー山Pfänderの山頂もハイキングを終えて、ロープウェイでブレゲンツの町に下りてきました。ランチにしましょう。お店のある旧市街の中心のほうに向かいます。途中、ベルルプト通りBelruptstraßeを歩いていると、大きな教会が見えます。ヘルツ・ジェス教会Herz-Jesu-Kircheです。

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レーマー通りRömerstraßeに出て、saraiが事前にネットで調べていたお店、ヴァインシュトゥーベ・キンツWeinstube Kinzに到着します。しかし、残念ながらお店は閉まっています。外観はなかなか趣があるのに残念です。

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お店の前には、小便小僧ならぬ小便おじさんが佇んでいます。まあ、これが見られただけでもいいかな。

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ランチのお店を探しながらレーマー通りを歩きます。格式のありそうなホテルのレストランはありますが、中は閑散としていて、入りづらいのでパスします。

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カイザー通りKaiserstraßeを歩きながら、ランチのお店を物色します。通りは賑わっているのですが、パン屋さんやケーキ屋さんが多く、なかなかランチ屋さんが見つかりません。結構、イタリアンのお店が多いです。オーストリアでイタリアンのお店は心外なのですが、仕方なく、イタリアンのレストランに入ります。

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バーンホフ通りBahnhofstraßeとインゼル通りInselstraßeの角にあるピッツェリア・リストランテ・サン・ジュゼッペPizzeria Ristorante San Giuseppeというイタリアン・レストランです。テラス席のようなテーブルに落ち着きます。

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スープとパスタ、ピザにします。ガーリックスープは意外に美味。

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あさりスープも美味しかったんですが、あまりにもアサリが多すぎて、アサリを残してしまいます。

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パスタやピザも、もちろん我々には多すぎ。かなり残してしまいました。いつもながら、御免なさい。

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お店を出ようとするとゴロゴロと雷の音が聞こえ、怪しい雲行きです。急いでホテルに戻りましょう。それでも慌てず騒がずボーデン湖畔の道を歩くことにします。まずは踏切を渡って、湖畔に出ます。

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湖畔近くは自転車や歩行者で賑わっています。

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すぐに湖畔です。

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やはり、湖畔は気持ちがいいですね。湖面には白鳥や鴨が浮かんでいます。ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場も見えています。

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湖畔の道を選んだのは大正解です。ついにぽつぽつと雨が落ちてきますが、湖畔のプロムナードは豊かな緑の並木道。葉っぱの生い茂る木の下は雨宿りに最適です。

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貸ボートが並んでいます。本当は気持ちよく、ボーデン湖に漕ぎ出たいものです。

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しかし、傘をさしてまで、ボートに乗る気はしません。

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恨めしく、ボート乗り場を過ぎます。

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傘も広げずにホテル、すなわちブレゲンツ音楽祭のステージを目指して歩いていきます。最後の最後、ホテルの目の前で雨除けの木々が途切れます。ここだけは傘を開き、ほんの30mほどを歩き、ホテルに駆け込みます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これで束の間のブレゲンツ散策も終了です。



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チロルへ:ブレゲンツからの鉄道旅

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/8回目

ブレゲンツBregenzの町の散策を終えて、小雨の中、ホテルに駆け込みました。レセプションで預けた荷物を受け取り、また、傘を広げて、駅に向かいます。ほんの5分ほどの距離です。駅に着くと、座席指定したレールジェットが既に入線しています。このブレゲンツが始発駅で終点はウィーンです。我々はここからチロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergに向かいます。

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ホームへは跨線橋からエスカレーターで下りてきました。

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向かいのホームはこんな感じ。ホームに車が直接、乗りつけられるんですね。

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これがネットで購入済のチケット。

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1時間半ほどの鉄道旅ですから、ここは節約してセカンドクラス。指定席のチケットも購入済です。と言っても始発ですから、席はがらがら空いています。

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レールジェットですから、セカンドクラスでもそこそこの座席です。レールジェットは定刻に出発。車窓はだんだんとチロルっぽい景色に変わっていきます。

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最初の停車駅、ドルンビルンDornbirnに到着。

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ドルンビルンを出ると、大きな岩山の前を過ぎます。

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岩山が連なっています。

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岩山の手前には美しい草原が広がります。

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草原の中をレールジェットが走っていきます。

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渓流を過ぎます。美しい自然を満喫できます。

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綺麗な町を通り過ぎます。ランクヴァイル Rankweilのようです。

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また、沿線には岩山が続きます。これもチロルの風景なんですね。

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次の停車駅、フェルトキルヒ Feldkirchに到着。

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しばらく、ここに停車します。時間調整のようです。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ザンクト・アントンまで、残り30分ほどです。



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チロルへ:チロルの風景の中、ザンクト・アントンに到着

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/9回目

ブレゲンツBregenzからレールジェットに乗って、チロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergに向かっています。フェルトキルヒ Feldkirchを出て、山の間の美しい草原を走り抜けていきます。

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ようやく、巨漢の車掌さんが検札にまわってきます。スイス国鉄に比べると、オーストリア国鉄は検札の頻度が低いようです。フランス国鉄並みかな。

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車窓の風景はチロルの定番になった岩山と草原です。

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それにしても、例えようのない草原の美しさです。

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その草原の中に可愛い家々が点在しています。これこそ、チロルの風景です。

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見飽きることのないチロルの風景が続きます。

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石造りの家や木造の家々が並んでいます。

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おや、草原の中に陥没したような凹んだ土地があります。何でしょう。

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美しいチロルの風景の中に無粋な送電線の鉄塔が並んでいます。便利さのためには仕方がないことかもしれません。

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可愛い家々が点在する草原と雲に巻かれた険しい山々が対照をなしています。これもチロルなんですね。

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このチロルっぽい風景はそろそろ終わります。

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山間の渓谷のようなところを抜け、最後は長いトンネルを抜けて、ザンクト・アントンに到着です。到着は10分ほど遅れました。

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レールジェットはすぐにウィーン目指して、走り去ります。

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レールジェットが走り去った後はホームは閑散としています。あまり、訪れる人はいないようですね。

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駅前に出ます。目の前にザンクト・アントンの町の家々が立ち並んでいます。山の斜面が町に迫り、いかにも山岳の町という風情です。明日はあの山の上をハイキングする予定です。

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これがザンクト・アントンの駅舎です。真新しいモダンな建物です。お店はほとんどありません。それほどの観光地ではないようです。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここもブレゲンツ同様、雨模様です。傘をさして、荷物をがらがら引っ張ってホテルに向かいます。明日のお天気は大丈夫かな。ハイキング日和になることを祈りましょう。



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ザンクト・アントンのデザインホテルでまったりし、町を散策

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/10回目

ブレゲンツBregenzからレールジェットでチロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergに到着しました。駅からは傘をさして、荷物をがらがら引っ張ってホテルに向かいます。ザンクト・アントンの町の繁華街の1本道を進み、10分弱で今日のお宿に到着。1階がレストランでその一角にホテルのレセプションがあります。

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早速、チェックイン。m3ホテルm3Hotelというお洒落なデザインホテルです。

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2階から5階までがホテルのプチホテルです。でも、お部屋は40㎡もあり、バルコニーも付いている豪華な部屋です。とても居心地がよさそうです。

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大きな液晶テレビなど、部屋の調度・備品も充実しています。

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ベッドも大きくて、寝心地よさそうです。

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ただし、バスタブはなくシャワーのみです。

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マウンテンビューの部屋なので、眺めはまあまあです。

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周りには、いかにもスキーリゾート風のホテルが並んでいます。

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バルコニーには気持ちのよさそうな寝椅子もありますが、生憎の雨模様です。

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コーヒーサーバー用のカプセルもちゃんと用意されています。

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こういうデラックスな部屋にリーズナブルな料金で宿泊できるのは素晴らしいです。この町は冬のスキーシーズンのほうが繁忙期なのかもしれません。ザンクト・アントンはスキー発祥の地で名だたるスキーリゾートですからね。日本で言えば、蔵王に夏、行くようなものです。居心地のよい部屋でコーヒーを飲みながら、ゆっくりと寛ぎます。休んでいるうちに雨も上がります。まだ、明るいので町を散策してみましょう。外は寒いのでセーターを着て、ウィンドブレーカーを羽織って出かけます。ホテルの前に出ると、配偶者の目に留まったのは、エーデルワイスの花です。さすが、チロルの高原の町ですね。

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町の散策と言ってもホテルの前の1本道、ドルフ通りDorfstraßeがあるだけの町です。この目抜き通り沿いにホテルやレストランが並んでいます。この通りをぶらぶら歩きます。

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ドルフ通りに古そうな泉があり、水がチョロチョロ流れています。

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立派な佇まいのホテルがあります。ホテルの名前、Hotel Alte Postからすると、昔は郵便局を兼ねた宿屋だったのでしょうか。

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このホテルの横を過ぎると、もう、町外れが見えてきます。

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中華料理のレストランがあります。この先にツーリストインフォメーションがある筈ですが、もちろん、こんな時間にはクローズしています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後、明日乗る予定のロープウェイの駅を偵察します。



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美しきアランフェス!メストレ&読売日本交響楽団@みなとみらいホール 2017.5.27

ハープ版のアランフェス協奏曲も悪くありません。無論、ギター版が本筋ですが、2回目に聴くメストレのハープのアランフェス協奏曲も耳慣れしてきたせいか、自然に聴こえます。メストレの演奏もこれまでで一番よかったような気がします。ハープという楽器の性格上、音量が小さいということはどうしようもありませんが、それ以外はとても素晴らしい演奏でした。読売日本交響楽団のサポートも素晴らしく、とてもバランスのよい演奏でした。なかでも有名な第2楽章のハープ、オーケストラの演奏は格別でした。冒頭のハープのソロに続くコールアングレの独奏にはただただ、うっとりさせられました。コールアングレの演奏は北村貴子さんだったようです。その情感あふれる演奏は感涙ものでした。続くハープのソロでメストレも負けずに素晴らしい演奏。これでこそ協奏曲です。

プログラム前半は芥川也寸志の《弦楽のための三楽章「トリプティーク」》。初めて聴きましたが、この曲はショスタコーヴィチを連想する明快な音楽です。読売日本交響楽団の演奏はまさに明快、くっきりしたもので最上のアンサンブル。ただ、日本人作曲家が過去にこういうショスタコーヴィチばりの曲を作っていたのは何か、違和感もあります。楽しくは聴けたのですが・・・。

後半の今日のメインの曲目、ブラームスの交響曲第1番ですが、saraiの偏見かもしれませんが、どうしても日本人指揮者のブラームスは納得したことがありません。残念ながら、今日もその偏見がくつがえることはありませんでした。一体、何が納得できないのか、演奏を聴きながら、考え込んでしまいましたが、強いて言えば、響きでしょうか。ブラームスのロマンを感じるけれども、渋くもある、ほの暗い独特の響きが不足している感じです。特に第1楽章のハ短調の響きが明るく響いてしまって、これは読売日本交響楽団の美しい響きが逆効果に感じられます。最後の第4楽章に至って、ハ長調に転じるところからは、かなり、納得できる響きには感じられはします。圧倒的なフィナーレで、もやもやが解消されるかと思っていたら、そこは響きではなく、盛り上がりの推進力が空回りの印象です。もちろん、悪かっただけではなく、読売日本交響楽団の素晴らしいアンサンブルは見事でしたし、とりわけ、木管の素晴らしい響きにはうっとりさせられ続きでした。ハードルを少し下げれば、素晴らしい演奏ではあったんです。実は今回がちょうど、よい機会だと思って、予習がてら、聴いていなかったCDをたくさん聴いたのがよくなかったのかもしれません。それも粒よりのCDばかりだったんです。予習したCDは以下です。

 1950年7月  フルトヴェングラー指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 1951年10月 フルトヴェングラー指揮北ドイツ放送交響楽団
 1952年1月  フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル
 1952年2月  フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
 1951年 ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 1958年 ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 1952年9月 トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
 1967年6月 シュミット=イッセルシュテット指揮北ドイツ放送交響楽団
 2002年9月 ハイティンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン

フルトヴェングラーは録音のよいウィーン・フィルとベルリン・フィルが素晴らしく、とりわけ、ウィーン・フィルとの演奏には圧倒されました。今回、一番の聴きものだったのはベイヌムです。今まで、ほとんど聴いたことがありませんでしたが、素晴らしいブラームスです。特に1958年の録音はステレオで音質も素晴らしく、聴き惚れてしまいました。ブラームスの残りの第2~4番を聴くのが楽しみです。トスカニーニは手兵のNBC交響楽団ではなく、伝説的なフィルハーモニア管弦楽団とのライヴ録音です。ある意味、トスカニーニらしくない、柔らかい演奏ですが、緊張感あふれる演奏でもありました。これも残りの第2~4番を聴くのが楽しみです。シュミット=イッセルシュテットの演奏は定評のあるものです。ステレオ録音ではありませんが、それを感じさせない音質です。やはり、世評通りの素晴らしい演奏でした。ハイティンクのブラームスは全集がアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団、ロンドン交響楽団の3種がありますが、このシュターツカペレ・ドレスデンとの第1番はロンドン交響楽団との全集録音の直前にライヴ録音したものです。演奏のコンセプトはロンドン交響楽団との演奏とほぼ同じで、大変、素晴らしいです。一昨年、ロンドン交響楽団との来日公演で聴いた最高の演奏を思い出しました。
と言うことで、素晴らしい9枚のCDを聴いたので、ちょっと、今日の演奏の評価には厳しくなってしまったようです。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:尾高 忠明
  ハープ:グザヴィエ・ドゥ・メストレ
  管弦楽:読売日本交響楽団 小森谷 巧(コンサートマスター)

  芥川也寸志:弦楽のための三楽章「トリプティーク」
  ロドリーゴ:アランフェス協奏曲(ハープ版)
   《アンコール》ファリャ:オペラ《はかなき人生》よりスペイン舞曲 第1番

   《休憩》

  ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 Op.68


今日の演奏会場が横浜みなとみらいホールだったので、コンサート終了後、横浜で開催中の全国都市緑化よこはまフェア、愛称:ガーデンネックレス横浜2017のバラを見に行きます。実は5月初旬にも見ましたが、まだ、バラがほとんど咲いていなかったんです。先週、見に行った配偶者からバラが満開だったということを聞いたので、saraiもそれではと出かけることにしました。会場の港の見える丘公園で、素晴らしい満開のバラを見て、感動! 

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公園のデザインも含めて、ヨーロッパでも見られないレベルだと思いました。次に山下公園に移動。ここも凄まじい量のバラが咲き誇っています。

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岸壁近くには、こんなお茶目なガーデンベアの立体花壇もあります。

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バラ園の花壇をよく見ると、バラの間にライトのようなものが見えます。夜はライトアップするようです。これは夜を待って、ライトアップしたバラを見ないといけませんね。山下公園の向かいには、ホテル・ニュー・グランドがあります。とりあえず、そこで有名なナポリタン(発祥のレストラン)でも食べようと配偶者が言ってくれるので、断る手はありません。予約していないので、少し待ちましたが、コーヒーハウス ザ・カフェのテーブルにつくことができました。しかし、パスタと言っても、ナポリタンは2000円近くします。カレーライスも2500円。それくらいなら、貧民は3500円の格安コース(3皿)でもいただきましょう。肉と魚の2種類をオーダーして、2人でシェアしていただきました。何故か、コースではパンかライスか、選べます。普通はパンしか食べませんが、配偶者がライスと言ったのに反応して、saraiもライスをオーダー。これが正解でした。懐かしい洋食のような味だったので、ライスで美味しくいただきました。大変、コスパがよいので、また、来ようねってことになりました。で、ライトアップされたお洒落なバラ園を散策しながら、ご機嫌で帰還しました。結局、1万5千歩以上も歩き、疲れましたが、充実した1日でした。
明日から、コンサート通いがまだ3日続きます。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

 

アブデル・ラーマン・エル=バシャ ピアノ・リサイタル@横浜上大岡ひまわりの郷ホール 2017.5.28

エル=バシャのこだわりのプログラムによるピアノ・リサイタル、大変、堪能しました。レパートリーが広く、何でも弾けそうなエル=バシャが前半に持ってきた曲がグラナドスの組曲「ゴィエスカス」です。1時間ほどの6曲の組曲です。グラナドスと言えば、スペイン舞曲くらいしか聴いたことがありません。今日の組曲「ゴィエスカス」は正直、曲名も初耳です。スペインのピアノ曲と言えば、やはり、アリシャ・デ・ラローチャで予習するのが一番でしょう。アリシャ・デ・ラローチャの演奏は後半がなかなかの聴きものでした。で、今日の演奏ですが、前半の3曲はベヒシュタインの豊かな響きでスペインっぽい音楽が流れます。立派な演奏ですが、この前半はあまり、saraiの好みではありません。4曲目でがらっと曲想が変わります。一気に惹きつけられます。何というか、密やかなリリシズムに満ちた音楽です。それをエル=バシャは繊細さの極致のような見事な演奏で弾き切ります。何と香り高い音楽なのでしょう。続く5曲目も素晴らしい音楽です。この熱情に満ちた曲をエル=バシャは高い芸術性で演奏します。アリシャ・デ・ラローチャの演奏もよかったのですが、エル=バシャはそれを上回る最高の演奏です。長大な曲ですが、その長さを感じさせない魅惑に満ちた演奏でした。6曲目はエピソードのような変わった音楽。組曲「ゴィエスカス」の華は4曲目と5曲目ですね。素晴らしい演奏でした。エル=バシャのこだわりがよく理解できました。

後半のプログラムのショパンはまあ、お楽しみのようなものです。バラードは素晴らしいし、スケルツォも見事。でも、エル=バシャのこだわりはここにはありませんでした。

この日のプログラムは以下の内容です。

 ピアノ:アブデル・ラーマン・エル=バシャ

 グラナドス:組曲「ゴィエスカス」

  《休憩》

 ショパン:バラード 第1番 Op.23
 ショパン:2つの夜想曲 Op.27
 ショパン:スケルツォ 第2番 Op.31

  《アンコール》

    グラナドス:スペイン舞曲五番「アンダルーサ」 ホ短調

明日からもピアノを聴きます。いよいよ、アンジェラ・ヒューイットの大プロジェクトが開幕します。全12回にわたって、バッハの独奏鍵盤音楽のすべてを聴かせてくれます。4年かかるそうです。saraiの音楽人生でも一つのエポックになるでしょう。とりあえずは明後日のフランス組曲全曲が楽しみです。アンジェラ・ヒューイットのCDで予習しましたが、最高の演奏でした。アンドラーシュ・シフの素晴らしいCDに拮抗するレベルの演奏です。
そして、いつ聴けるのでしょうか。頂点になるのはやはり、ゴールドベルク変奏曲でしょう。それまでは元気に生きていたいものです。


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The Bach Odyssey Ⅰ アンジェラ・ヒューイット@紀尾井ホール 2017.5.29

“バッハ オデッセイ”と銘打ったアンジェラ・ヒューイットの渾身の大プロジェクトがいよいよ日本でもスタートしました。4年間、全12回のコンサートシリーズで当世きってのバッハ弾きと目されるアンジェラ・ヒューイットがバッハの全ソロ鍵盤曲を完奏するという大企画です。saraiもこの企画に乗ることにしました。人生でこういう経験ができるって、何て幸運なんでしょう。まずは今日と明日が1回目と2回目のリサイタルです。ちなみに海外では、ニューヨーク、ロンドン、オタワ、フィレンツェなどの各地でこのコンサートシリーズが催行されるそうです。既に昨年の8月にイギリスのオールドバラで1回目のリサイタルがスタートしています。

今日のプログラムは以下です。

ピアノ:アンジェラ・ヒューイット
 
J.S.バッハ・プログラム Odyssey Ⅰ

幻想曲 ハ短調 BWV906
イタリア風のアリアと変奏 BWV989
2声のインヴェンション(15曲) BWV772-786

  《休憩》

3声のインヴェンション(シンフォニア)(15曲) BWV787-801
カプリッチョ 変ロ長調“最愛の兄の旅立ちにあたって”BWV992
カプリッチョ ホ長調 “ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて” BWV993
幻想曲とフーガ イ短調 BWV904

  《アンコール》

ゴールドベルク変奏曲BWV.988~アリア


今日のリサイタルは2声のインヴェンションと3声のシンフォニアが中心です。まずは幻想曲 ハ短調で開幕です。開幕にふさわしいバッハの響きに満足。極上の滑り出しです。アンジェラ・ヒューイットの実演を聴くのは初めてですが、想像していたよりも力強いタッチで明快な演奏にうっとりと聴き入ります。
続いて、イタリア風のアリアと変奏です。美しいアリアと変奏曲と言えば、まるでゴールドベルク変奏曲みたいなものです。アリアの主題提示部自体で様々な弾き方をしてくれるので、それも変奏のように聴こえます。ピアノの機能性を活かしたアーティキュレーションで弾かれていくアリアと変奏は素晴らしいとしか言えません。まさにバッハの鍵盤音楽がピアノで演奏される楽しさがここに凝縮しています。
前半の最後は2声のインヴェンション、全15曲です。子供の練習曲と言って、なめてはいけません。バッハの鍵盤音楽の基本がここにあります。長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さはここにもちゃんとあることをヒューイットのピアノは見事に表現してくれます。第9曲 ヘ短調と第15曲 ロ短調の演奏が心に沁みます。

後半は3声のインヴェンション(シンフォニア)、全15曲でスタートします。2声のインヴェンションに比べると響きが豊かになります。ここでも長調の闊達さが耳に心地よく響きますが、心に沁みるのは短調の曲です。とりわけ、第2曲 ハ短調、第7曲 ホ短調、第9曲 ヘ短調に酔わされました。
続いて、カプリッチョ 変ロ長調“最愛の兄の旅立ちにあたって”です。6楽章から成る作品ですが、アダージッシモの第3楽章のパッサカリアは心のこもった演奏で胸に迫ってきます。バッハが10代で作曲したそうですが、やはり、若くとも天才音楽家は素晴らしい作品を作り出しています。また、ヒューイットの類稀なる音楽性にも驚きを禁じ得ません。
圧巻だったのは最後に演奏された“幻想曲とフーガ イ短調”です。幻想曲は極めて表現力の高い演奏で魂がゆさぶられます。終盤では感動してしまいました。感動も束の間、すぐにフーガが始まります。フーガは2つのパートから成り、後半の下降音型によるフーガは構築性に富んだスケールの大きな演奏です。終結部では2つのフーガのテーマが交錯し、バッハならではの高度な対位法の世界を感じさせられます。ヒューイットの素晴らしい演奏に圧倒的な感銘を受けました。

アンコールに先立って、ヒューイットから今後の“バッハ オデッセイ”についての挨拶があり、今後を予告する意味もあって、ゴールドベルク変奏曲のアリアが演奏されました。そのアリアの筆舌尽くし難い演奏には瞼が熱くなりました。彼女のゴールドベルク変奏曲を聴けるのはきっと2020年、オリンピックの年になるでしょう。それまでは何としても、元気にこの“バッハ オデッセイ”を聴き続けるぞ!! 素晴らしきかな、アンジェラ・ヒューイットのバッハ。明日はフランス組曲全曲演奏です。楽しみです。



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奇跡のような名演!!The Bach Odyssey Ⅱ アンジェラ・ヒューイット@紀尾井ホール 2017.5.30

アンジェラ・ヒューイットの“バッハ オデッセイ”の2回目。こんなバッハが聴けるなんて、望外の幸せです。一生に何回も聴けるようなコンサートではありません。冒頭からフランス組曲の素晴らしい演奏が続きます。前半に演奏された第1番と第2番の見事なこと。ただただ、聴き惚れるだけです。しかし、これは単なる序章でしかありませんでした。後半は前半を上回る圧巻の演奏です。素晴らしい第6番に続いて、第3番は天国的な美演に驚愕します。そして、最後の第5番も極上の素晴らしさ。感動あるのみです。

今日のプログラムは以下です。

ピアノ:アンジェラ・ヒューイット
 
J.S.バッハ・プログラム Odyssey Ⅱ

フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV812
フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813
フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV815

  《休憩》

フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV817
フランス組曲 第3番 ロ短調 BWV814
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816

  《アンコール》

ラモー:タンブラン


第1番~第3番の短調の曲の哀調を帯びた美しさ。第1番~第6番のサラバンドの静謐な美しさ。第3番と第5番はすべての曲の素晴らしい演奏に心がとろけるような気持ちにさせられました。アンジェラ・ヒューイットは考え抜いた解釈のもとにごく自然な演奏をしていただけです。しかし、それがバッハの最高の演奏になっていました。凄い演奏に深い感銘を覚えました。演奏の細かいことに触れる必要はないでしょう。バッハの音楽を愛するものにとって、これ以上はないというフランス組曲でした。


アンコールは舞曲つながりでラモーの有名なタンブラン。のりのりの素晴らしい演奏でした。

9月はパルティータ全曲演奏です。パルティータはsaraiが最も愛する鍵盤音楽です。物凄い演奏が聴けそうです。



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ザンクト・アントンは野沢温泉と姉妹町

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/11回目

雨上がりのチロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergを散策しています。町の外れまで歩いたので、これから、明日乗る予定のロープウェイの駅を偵察します。ザンクト・アントンのメインストリートのドルフ通りDorfstraßeから離れて、山際のほうに向かいます。

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このあたりは緑豊かな公園のようなスペースが続いています。周りに見える山には低い雲が立ち込めています。

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明日乗る予定のロープウェイ、ガルツィックバーンGalzigbahnの乗り場の前に行くと、もちろん乗り場は既にクローズしています。もしかしたら、悪天候のためにストップしていたのかもしれませんね。

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山の斜面の下には色んなロープウェイの駅が並んでいます。さすがに有数のスキーリゾートです。

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ドルフ通りと並行する山際のカンダール通りKandaharwegをぶらぶらと散策します。行く手にはスキースクールの建物も見えています。

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カンダール通りから隣接する公園の中に出ると、道標が立っています。町の中を案内する道標ではなく、何百キロも先の町や山を示す道標です。

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この公園の一角に日本の旗が立っていたのであれっと思いましたが、この町は長野の野沢温泉町と姉妹町なんですね。野沢温泉町から贈られた日本語表記のモニュメントもあります。スキーリゾートつながりのようです。

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池が巡らせてある綺麗な公園になっています。

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公園でしばらく佇んだ後、また、山際を散策します。すると、山が雲間から顔を出してくれます。美しい風景です。

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山際のハンネス・シュナイダー通りHannes-Schneider-Wegから、また、ドルフ通りに戻ります。町外れには、スーパーマーケットのシュパーSparがあります。

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ここからはまた、町の中心のほうに戻ります。ドルフ通りからロザンナ川Rosanna沿いのアールベルク通りArlbergstraßeに出ます。川を挟んで、ザンクト・アントン駅St.Anton am Arlberg Bahnhofが見えています。

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川沿いに出てみます。轟轟たる勢いでロザンナ川に清流が流れています。

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この先は駅に渡る橋があります。

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これでザンクト・アントンの町はすべて見終わってしまいました。そろそろ、ホテルに戻りましょう。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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明日、天気が回復して、ちゃんと山の上まで上がれればいいな。でも山の上は猛烈に寒そうです。それだけが心配。明日に備えて、今日は早く寝ましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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