ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場で夕食はいただきましたが、その後、オペラ公演を行うかどうか、音楽祭運営者が検討中の模様です。会場でごった返す人たちも不安そうに状況を見守っています。

仕方がないので、会場をぶらぶらしながら、オペラの開演を待つことにします。これが今日のオペラ《トゥーランドット》のポスターです。なかなか、派手な演出のようです。是非とも見たいですね。

ここは会場の外れです。音楽祭に来た人たちは皆、入り口付近に固まっています。

ホテルのあたりは閑散としています。落ち着き払って、椅子に腰かけている人がいます。まあ、あせっても仕方がないので、ゆったりと待つのが正解ですね。

とは言え、何となく落ち着きません。また、会場の入り口付近で様子を窺います。

しかし、なかなか結論が出ないようです。本来なら、あと5分で開演ですが、この様子では開演が遅れるのは必至です。だんだんと日が暮れてきます。もう、夜の9時過ぎですからね。

ゆったりと特設レストランで寛いでいる人たちも多いです。saraiも慌てて、夕食を終える必要はありませんでした。

もう、開演時刻を15分過ぎました。まだ、アナウンスがありません。皆、手持ちぶたそうにしています。

ずいぶん待たされて、気をもみましたが、ようやく、開演決定のアナウンスがあります。ほっとします。待っている人たちからも大きな拍手が巻き起こります。今度こそ、チケットを提示して観客席に入場します。

席は右手の前から6列目。思ったよりも見やすい位置です。まだ、観客は席を探して、うろうろしています。

舞台セットは北京の紫禁城を模したもののようです。水中には、兵馬俑のような人形が見えています。プッチーニのオペラ《トゥーランドット》ですから、すべてが中国の雰囲気になっています。

観客席全体はこんな感じです。満席の人気です。

ステージに出演者が現れます。いよいよ始まります。結局、30分遅れで開始。遅れた明確な理由は分かりません。

ステージ手前には、何故か、ベッドが置いてあります。やはり、有名なアリア《誰も寝てはならぬ》を意識した演出なのでしょうか。

その後始まったオペラはなかなか楽しめました。久しぶりのプッチーニでしたが、やはり、メロディアスでいいですね。オペラの詳細はここにアップ済です。
オペラが終了したら、すぐそこがホテルというのが配偶者にとっては最高ということです。最後はハラハラドキドキの長い1日でした。高額ホテルでゆっくりと休みます。
明日からはチロルの旅の開始です。天気に恵まれることを願いましょう。
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