ブレゲンツBregenzの町を散策中です。プフェンダー山Pfänderの山頂もハイキングを終えて、ロープウェイでブレゲンツの町に下りてきました。ランチにしましょう。お店のある旧市街の中心のほうに向かいます。途中、ベルルプト通りBelruptstraßeを歩いていると、大きな教会が見えます。ヘルツ・ジェス教会Herz-Jesu-Kircheです。

レーマー通りRömerstraßeに出て、saraiが事前にネットで調べていたお店、ヴァインシュトゥーベ・キンツWeinstube Kinzに到着します。しかし、残念ながらお店は閉まっています。外観はなかなか趣があるのに残念です。

お店の前には、小便小僧ならぬ小便おじさんが佇んでいます。まあ、これが見られただけでもいいかな。

ランチのお店を探しながらレーマー通りを歩きます。格式のありそうなホテルのレストランはありますが、中は閑散としていて、入りづらいのでパスします。

カイザー通りKaiserstraßeを歩きながら、ランチのお店を物色します。通りは賑わっているのですが、パン屋さんやケーキ屋さんが多く、なかなかランチ屋さんが見つかりません。結構、イタリアンのお店が多いです。オーストリアでイタリアンのお店は心外なのですが、仕方なく、イタリアンのレストランに入ります。

バーンホフ通りBahnhofstraßeとインゼル通りInselstraßeの角にあるピッツェリア・リストランテ・サン・ジュゼッペPizzeria Ristorante San Giuseppeというイタリアン・レストランです。テラス席のようなテーブルに落ち着きます。

スープとパスタ、ピザにします。ガーリックスープは意外に美味。

あさりスープも美味しかったんですが、あまりにもアサリが多すぎて、アサリを残してしまいます。

パスタやピザも、もちろん我々には多すぎ。かなり残してしまいました。いつもながら、御免なさい。

お店を出ようとするとゴロゴロと雷の音が聞こえ、怪しい雲行きです。急いでホテルに戻りましょう。それでも慌てず騒がずボーデン湖畔の道を歩くことにします。まずは踏切を渡って、湖畔に出ます。

湖畔近くは自転車や歩行者で賑わっています。

すぐに湖畔です。

やはり、湖畔は気持ちがいいですね。湖面には白鳥や鴨が浮かんでいます。ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場も見えています。

湖畔の道を選んだのは大正解です。ついにぽつぽつと雨が落ちてきますが、湖畔のプロムナードは豊かな緑の並木道。葉っぱの生い茂る木の下は雨宿りに最適です。

貸ボートが並んでいます。本当は気持ちよく、ボーデン湖に漕ぎ出たいものです。

しかし、傘をさしてまで、ボートに乗る気はしません。

恨めしく、ボート乗り場を過ぎます。

傘も広げずにホテル、すなわちブレゲンツ音楽祭のステージを目指して歩いていきます。最後の最後、ホテルの目の前で雨除けの木々が途切れます。ここだけは傘を開き、ほんの30mほどを歩き、ホテルに駆け込みます。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

これで束の間のブレゲンツ散策も終了です。
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