チロルの町、ザンクト・アントンの朝、ロープウェイ乗り場に向かう途中、ツーリストインフォメーションに寄ります。
まずはロープウェイで上った山の上でハイキングをするので、そのあたりの地図をいただきます。

ついでに昨日から探しているアルプス・チロルの花の案内書がないか、訊いてみます。するとスタッフの女性が何語がいいのって訊き返し、日本語だと答えると、すっと立って、オフィスの奥のほうに消えます。やがて、2冊の薄い本を持って、戻ってきます。何と英語版のほかに日本語版もあるようです。
これが英語版の《アールベルクのアルプスの花:概説》という14ページの冊子です。

こちらはその日本語版で同じく14ページの冊子です。ただし、こちらの冊子のほうが光沢紙を使ったデラックスな装丁になっています。

中をめくると、アルプスの花の一覧が写真で紹介されています。説明はもちろん、日本語です。例えば、アルペンローゼは《しゃくなげ》と表記されています。

お花好きの配偶者にはまさに垂涎もののプレゼントになりました。それに無料でいただけたのも嬉しいですね。この冊子を持って、山の上のお花畑をハイキングしましょう。
さあ、ロープウェイ乗り場に向かいましょう。もう、目の前には美しい山の斜面が見えています。

山とロープウェイの案内板が立っています。ザンクト・アントンからは何本ものロープウェイが山に向かっています。

案内板には山の上の情報も表示されています。ガルツィック山Galzigの積雪は3cm、そして、気温は何と12度です。きっと寒いだろうと思っていましたが、それほどのことはありません。

この表示板は今日、運行しているロープウェイを示しているようです。乗る予定のガルツィック山Galzig-ヴァルーガ山Vallugaロープウェイ(3つ連続したロープウェイ)は運行していますね。緑のチェックが付いています。ほかにレンドル山Rendlのロープウェイも運行しているようです。

さあ、ロープウェイのチケットを購入しましょう。いろんなルートのケーブルカーが動いているので、間違えないように確認して乗らなければいけません。チケット売り場で確認すると案の定、間違えています。乗るべき乗り場は一つ隣です。あぶない、あぶない。

隣のロープウェイ乗り場のほうに移動しましょう。

小道を2分ほど歩きます。

今度は間違いありません。ここで、一番上のヴァルーガ山頂までの3つのロープウェイを乗り継ぐチケットを購入します。

これが購入したチケット。一人27ユーロと高額ですが、ロープウェイを3つも乗り継ぐのですから、こんなものかな。もちろん、往復チケットですが、帰りは途中で降りて、ハイキングしながらの下山ですから、ちょっともったいないですね。

さて、出発です。最初のロープウェイに乗り込みます。

ゴンドラは結構混み合っています。

ゴンドラのドアが自動的に閉まって、動き始めます。

チロルの天空の旅が始まります。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
