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オペラの舞台に何故か、迷える子羊たちが登場

2016年8月1日月曜日@ザルツブルク/4回目

モーツァルト劇場Haus für Mozartでの新作オペラの開演を待っているところです。開幕30分前、続々と聴衆がやってきます。その中の有名人を写真に収めようと、カメラマンが待ち構えます。saraiもそれを見物します。

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しばらく見物を続けます。なかなか興味深い風景です。

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やがて、外での見物に満足したところで、ホールのロビーに入ります。ミロかクレーみたいな絵があります。指揮者を描いたもののようです。一緒に記念撮影。

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開演20分前になったところで、ホール内に足を踏み入れます。これが今日のチケット。前から6列目の席です。

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自席に座って、舞台を眺めます。既に真っ暗です。幕は上がって、大きな舞台装置がむき出しになっています。

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後ろを振り返ると、モーツァルト劇場の客席全体が見渡せます。比較的、小さなホールです。歌手の声がよく響きそうですね。

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横を眺めると、こんな感じ。長い客席が湾曲して続いています。

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もう、開演15分前ですが、まだ、観客はほとんど席についていません。

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おっと、開演前の舞台に羊が1匹迷い込んできます。迷える子羊でしょうか(笑い)。

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やがて、もう1匹。

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3匹になったところで、お世話係も登場。

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実はこれは今日のオペラの伏線なんです。今日のオペラ《皆殺しの天使》は不条理劇で、登場人物たちが屋敷に閉じ込められて、何故か屋敷の外に出られないというストーリーなんですが、劇の後半で閉じ込められた人たちは食料も尽きます。そこに迷い込んでくるのが羊さんなんです。哀れにも羊さんは捕らえられて、食料になるんですが、その羊さんたちがオペラの開演に向けて、愛嬌をふりまいているんです。

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羊さんたちは愛嬌をふりまくだけでなく、さかんに排泄物も出しています。オペラ用に飼い慣らされた羊なんていませんから、近くの牧場から連れ出されただけなんでしょう。お世話係の役目はこの排泄物の掃除だったようです。お世話係も牧場から来た人なんでしょうか。

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やがて、羊さんたちはお役目を終えて、退出。オペラが開演です。

トーマス・アデスの新作オペラ《皆殺しの天使》は、原作のメキシコ映画で予習した甲斐あって、楽しめました。難解なストーリーですが、不条理ものですから、分からないのが当然。分かったというと嘘になります。音楽が付いて、オペラに仕立て上げられると、普通に見られるような気もしますね。充実した女声陣5人の強烈な歌唱に驚嘆しました。とりわけ、フォン・オッターの歌は素晴らしかったです。
オペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

今日のオペラは7時に始まって10時に終わりましたから、オペラとしては普通の長さです。早々とホテルに帰ることができました。

夜食をいただき、ゆっくりお風呂に入り、明日に備えます。明日は夜のピアノ・リサイタルを聴くだけですから、余裕の日程です。お昼はどこかに出かけましょう。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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