ガイスベルクGaisberg行のバスが出発するバス停を確認するためにミラベル宮殿Schloss Mirabellの前に来ました。ミラベル宮殿の前には多くのバス停が並んでいますが、ガイスベルク行は乗り場Fのバス停です。これがそのバス停です。

バスの時刻をちゃんとチェックしておきます。平日のダイヤは14時5分発です。今、12時50分ですから、あと1時間ほどあります。この151番のバスは今日は合計6本です。非常に少ないですね。また、右にゾーン設定が書いてあります。終点のガイスベルクシュピッチェGaisberg Spitzeまでは市内バスの一般ゾーンからは2ゾーン分はみ出しています。市内バスの1週間パスを持っていますが、追加料金を支払う必要があります。

ここまで、チェックしたところで、そのバスの出発時間までの時間をつぶすために、ミラベル宮殿横にあるモーツァルテウムMozarteumに向かいます。モーツァルトが魔笛を作曲した小屋が移築されているはずで、それを見たいんです(そんなもの見たいのって、配偶者は呆れ顔ですが、見たいものは見たいんです)。州立劇場の建物をぐるっと回っていきます。

モーツァルテウム近くまでやってきました。

モーツァルテウムは、ザルツブルグの音楽大学で、学生が出入りしていますが、観光客らしき人も出入りしています。我々も中に入り、魔笛の作曲小屋をアチコチ探しますが、見つかりません。と、日本人の若い女性が何人かいます。作曲小屋はどこかを訊きますが、どうも知らないようです。彼女たちは、モーツァルテウムの夏季の講習会に参加している音楽学生でした。諦めきれずにウロウロしていると、日本人の男性が声をかけてくれます。彼は作曲小屋の存在は知っており、見たこともあるそうですが、一般には公開していないので見れないかもとの情報をくれます。やはり、モーツァルテウムのホールで公演があるときにしか見られないようです。因みに今回はモーツァルテウムでのコンサートは訪れる予定はありません。彼は見られるかどうかを事務所で訊いてくれようとしてくれますが、残念ながら事務所はちょうどお昼休み中でした。でも諦めきれずに大体の場所を聞いて行ってみます。垣根越しに小屋らしきものを見つけ、写真を撮って、saraiは一応満足します。

先ほどの彼にその写真を確認してもらうと、その小屋だと思うとのことで、お礼を言って別れます。
その後、ミラベル宮殿の庭園をぶらぶらすることにします。今日は夏空が広がり暑いほどの好天。庭園は気持ちよさそうです。

いつ来ても、この庭園は手入れが行き届いて、とても美しいですね。

庭園の中央には噴水が上がり、その向こうにミラベル宮殿が優雅な佇まいを見せています。

噴水をぐるっと回って、定番の絶景を眺めます。ミラベル庭園から眺めたホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの風景です。

噴水を過ぎて、綺麗な庭園の中をゆっくりと歩きます。

ミラベル宮殿の建物が近づいてきます。

綺麗な花を愛でながら、ミラベル庭園のご自慢のバラ園に向かいます。

バラ園ではもうバラは終わり、刈り込んであります。でも、つぼみは残して刈り込んだらしく、ポツポツと残り花が咲いています。

夏が盛りの品種なのか1種類の赤いバラが満開です。

この美しいバラの周りでしばし佇みます。

やはり、ミラベル庭園にはバラが似合います。
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