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モーツァルトの魔笛の作曲小屋はどこ?

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/2回目

ガイスベルクGaisberg行のバスが出発するバス停を確認するためにミラベル宮殿Schloss Mirabellの前に来ました。ミラベル宮殿の前には多くのバス停が並んでいますが、ガイスベルク行は乗り場Fのバス停です。これがそのバス停です。

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バスの時刻をちゃんとチェックしておきます。平日のダイヤは14時5分発です。今、12時50分ですから、あと1時間ほどあります。この151番のバスは今日は合計6本です。非常に少ないですね。また、右にゾーン設定が書いてあります。終点のガイスベルクシュピッチェGaisberg Spitzeまでは市内バスの一般ゾーンからは2ゾーン分はみ出しています。市内バスの1週間パスを持っていますが、追加料金を支払う必要があります。

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ここまで、チェックしたところで、そのバスの出発時間までの時間をつぶすために、ミラベル宮殿横にあるモーツァルテウムMozarteumに向かいます。モーツァルトが魔笛を作曲した小屋が移築されているはずで、それを見たいんです(そんなもの見たいのって、配偶者は呆れ顔ですが、見たいものは見たいんです)。州立劇場の建物をぐるっと回っていきます。

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モーツァルテウム近くまでやってきました。

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モーツァルテウムは、ザルツブルグの音楽大学で、学生が出入りしていますが、観光客らしき人も出入りしています。我々も中に入り、魔笛の作曲小屋をアチコチ探しますが、見つかりません。と、日本人の若い女性が何人かいます。作曲小屋はどこかを訊きますが、どうも知らないようです。彼女たちは、モーツァルテウムの夏季の講習会に参加している音楽学生でした。諦めきれずにウロウロしていると、日本人の男性が声をかけてくれます。彼は作曲小屋の存在は知っており、見たこともあるそうですが、一般には公開していないので見れないかもとの情報をくれます。やはり、モーツァルテウムのホールで公演があるときにしか見られないようです。因みに今回はモーツァルテウムでのコンサートは訪れる予定はありません。彼は見られるかどうかを事務所で訊いてくれようとしてくれますが、残念ながら事務所はちょうどお昼休み中でした。でも諦めきれずに大体の場所を聞いて行ってみます。垣根越しに小屋らしきものを見つけ、写真を撮って、saraiは一応満足します。

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先ほどの彼にその写真を確認してもらうと、その小屋だと思うとのことで、お礼を言って別れます。
その後、ミラベル宮殿の庭園をぶらぶらすることにします。今日は夏空が広がり暑いほどの好天。庭園は気持ちよさそうです。

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いつ来ても、この庭園は手入れが行き届いて、とても美しいですね。

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庭園の中央には噴水が上がり、その向こうにミラベル宮殿が優雅な佇まいを見せています。

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噴水をぐるっと回って、定番の絶景を眺めます。ミラベル庭園から眺めたホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの風景です。

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噴水を過ぎて、綺麗な庭園の中をゆっくりと歩きます。

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ミラベル宮殿の建物が近づいてきます。

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綺麗な花を愛でながら、ミラベル庭園のご自慢のバラ園に向かいます。

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バラ園ではもうバラは終わり、刈り込んであります。でも、つぼみは残して刈り込んだらしく、ポツポツと残り花が咲いています。

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夏が盛りの品種なのか1種類の赤いバラが満開です。

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この美しいバラの周りでしばし佇みます。

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やはり、ミラベル庭園にはバラが似合います。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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