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ザルツブルクのレジデンツ見学は見るものが多くて、絶対にお得!!

2016年8月5日金曜日@ザルツブルク/3回目

今日のザルツブルクは雨なので、レジデンツResidenzを見学しました。すべて見学したと思っていたら、レジデンツからなんとザルツブルグ大聖堂Dom zu Salzburgの2階の回廊に通路がつながっています。大司教の館と聖堂がつながっているのは当然と言えば当然ですね。お陰で高いところから大聖堂の内部を見下ろすことができます。面白い体験です。大聖堂を訪れている人たちが小さく見えています。

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2階の回廊を回り込んでいき、パイプオルガンを間近に見ます。モーツァルトがかって弾いていたオルガンのようですね。それも旅先で弾いたオルガンとは違い、出身地ですから、ウィーンへ出ていく前には相当弾き込んだのでしょうか。

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ドームの天井には大きな絵がずらっと並んでいます。その絵も間近に観察することができます。

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壁面に施された装飾の見事さも見て取れますね。

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主祭壇は美しく豪華なバロックの装飾で飾られています。その装飾の中に収まっている祭壇画は「イエスの復活」を主題としたものです。

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再び、回廊の元の場所に戻り、正面から大聖堂の内部を見下ろします。

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内陣をズームアップします。上から見るとこんな感じです。巨大な祭壇と両側の小さなパイプオルガンから構成されています。

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今度はさっきとは逆サイドのほうに周り込みます。クロッシングの上部がよく見えます。ここも絵画が壁面にぐるりと並んでいます。ともかく、異常なほど天井部分は絵画であふれています。ザルツブルク大聖堂はよほど財政的に豊かだったようです。これも塩の交易の結果なのでしょうか。

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最後にまた、天井に描かれている絵画を鑑賞します。キリストの十字架からの降架ですね。妙にリアルな写実です。

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これで大聖堂の内部の観察は終了。また、元の場所に戻り、大聖堂広場Domplatzを眺めます。

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レジデンツから大聖堂の2階の回廊に続く連絡通路はまだ先に伸びています。大聖堂広場を挟んで、レジデンツと向かい合う建物の中に周り込めます。そこからは大聖堂広場がまた見下ろせます。レジデンツから見たのとは反対側の風景です。右手に大聖堂のファサード、正面にレジデンツが見えます。

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この先はさらに、ザンクト・ペーター修道院のギャラリーにもつながっています。ぐるっと周り込んで、大聖堂のファサードを正面から眺められます。大聖堂広場の中心にある聖母マリア像のお顔も正面から見ることができます。

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さらに進むと最初のレジデンツの建物に戻ります。大聖堂広場を取り囲む全ての建物を一周できました。そこからの大聖堂広場の眺めです。聖母マリア像、大聖堂のファサード、そして、丘の上のホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが望めます。なかなかの眺めに満足です。

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レジデンツだけの見学のつもりでしたが、ザルツブルクの町の中心の主要な建物をぐるっと見て廻った感じです。
こんなに見るところが多いとは思いもしませんでした。これで12ユーロは安い。雨の日にはお勧めのコースです。結局、全部見て周るのに2時間も要してしまいました。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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