ウィーンの旧市街の散策を終えます。最後にウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperの建物を見ながら、カールスプラッツKarlsplatzの地下駅に降りていきます。

ほんの5時間ほどの短いウィーン滞在でした。これまでのウィーン訪問の中で、もちろん最短の滞在になります。
カールスプラッツからUバーンでウィーン・ミッテWien Mitte駅に移動します。ウィーン到着時、このウィーン・ミッテ駅のシティ・エアー・ターミナルでオーストリア航空のチェックインは済ませてあります。そのときの模様をご紹介していませんでした。これがシティ・エアー・ターミナルです。

空いているので、すぐにチェックインできて、スーツケースを預けました。これはsaraiのスーツケース。23kgです。ベリーヘビーですね。

配偶者のスーツケースは13kg。軽いですね。

これはボーディングパス。オーストリア航空の色、赤で縁取られています。

以上は朝のウィーン・ミッテ駅のシティ・エアー・ターミナルでのチェックインの様子でした。
今度はチェックイン済なので、ウィーン・ミッテ駅から直接、ウィーン・シュベヒャート空港Flughafen Wien-Schwechat行きのCAT(シティ・エアポート・トレイン)に乗ります。CATは空港行きの直行電車です。東京の成田エキスプレスみたいなものですね。このCATのチケットは既にネットで購入済です。

このチケットは指定券ではないので、どの電車にも乗れます。予定の電車より一本早い電車で空港に行きます。30分早い電車です。車内は空いています。いつもは料金の安いSバーンに乗りますが、やはり、少し贅沢すると、楽ですね。

地下のトンネルを走り出しますが、すぐに地上に出ます。

しばらくは市街地を走りますが、この建物あたりから先は郊外になります。

やがて、中央墓地Wiener Zentralfriedhofの煉瓦塀の前を走ります。

長い煉瓦塀が続きます。塀の向こうにはずらっとお墓が並んでいます。

たった16分ほどでウィーン・シュベヒャート空港に到着です。ずい分、早く着いてしまいました。ちょっと余裕があるとろくなことはありません。空港内のお店で、ワインやチーズを買ってしまいます。まあ、お土産はほとんど買わなかったので、この程度はいいかな・・・。
早めに搭乗口に到着。成田行きのオーストリア航空機はスタンバイしています。

定刻に搭乗。お気に入りの窓際の席に座った配偶者は早速、窓からの写真を撮っています。お隣もオーストリア航空機ですね。

ちょっと定刻よりも遅れて離陸した飛行機はドナウ川の上を飛びます。

大きなドナウ川に沿って、ぐんぐんと高度を上げていきます。お天気は快晴。まさに飛行日和です。

下に見える大平原には、無数の風力発電ユニットが並んでいます。環境立国のオーストリアらしい風景です。

ドナウ川は蛇行しています。ドナウ渓谷のあたりでしょうか。

どこまでもドナウ川の上を飛んでいきますが、このあたりが見納めのようです。さらば、ドナウ。さらば、オーストリア。

豊かな大平原の真っ只中を飛んでいきます。

やがて、山がちな風景に変わります。ドイツにはいったようです。これでヨーロッパともしばしのお別れです。また、来年の予定を立てましょう。

食事の時間です。まずはおつまみとスパークリングワインをいただきます。

食事はいつも通り、2種類いただいて、配偶者とシェアします。これはトマスソースのペンネです。なかなか美味しいです。

これはウィンナーシュニッツェルならぬ、何と何とカツライスです。久しぶりに白米ご飯が食欲を誘います。一気に食べてしまいます。

映画を見たりしているうちにぐっすりと寝込んでしまい、気が付くと、日本海に出ます。成田空港に定刻より30分ほど早く無事に着陸。お昼ちょっと前です。着陸した後、飛行機は誘導路を遠くまで移動してボーディングブリッジまで15分ほどもかかります。空港の設計がおかしいのではないかと思います。台風が来ているとかで心配しましたけど、雲が厚かった程度で何事もありませんでした。
荷物を持って帰るのも面倒なので、クレジットカードの無料配達サービスを利用して送ることに・・・。うまくすればその日の夕方には届くけど、今回は明日の午前中着ということです。別に急がないしね。いいでしょう。配達してもらう荷物を整理していると、近くで2人の男女のヨーロッパ系の外国人が、おにぎりとサーモンのお寿司を食べてます。外国人も日本に着くと、こういうものを食べるのね。我々はとりあえず、電車に乗って自宅に向かいます。自宅の最寄り駅に着いて、駅前でてんぷら蕎麦を食べます。これが日本でないと食べられない味です。成田空港から自宅へは京成・都営・京急で延々3時間ぐらいかけて、のんびりの帰宅です。これで長い旅も完全に完了です。
日本の8月は夏真っ盛り。蒸し暑い風が吹いてます。この風のおかげで、少々暑さがしのげますが、涼しいヨーロッパから戻った体には厳しいです。
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