ミラノ・リナーテ空港Aeroporto di Milano-Linateからバスでミラノ中央駅Milano Centraleに向かいます。朝9時15分発のバスです。空港の前の道は結構、車で混み合っています。

それでも15分ほど走ると、ミラノの中心街に近づいていきます。ここはトラムのターミナルのようで、トラムが出発の準備中です。

30分ほどでミラノ中央駅に到着。ここからはイタリア国鉄の高速列車フレッチャロッサFrecciarossaでヴェローナに向かいますが、まだ、予定した電車の時間まで2時間もあります。せっかく食の都ミラノに着いたのですから、早めのランチでもいただきながら、休息しましょう。美味しそうなお店を探しながら、ミラノ中央駅を偵察します。電車の発着するプラットホームは駅の建物の上のほうにあるようなので、エスカレーターに乗って上がります。ちなみにこのミラノ中央駅は何度も来たことがありますが、いつもさっと通過するだけなので、あまり、よくは知りません。駅前は治安が悪いという印象があったので、あまり、長居はしないようにしていました。

プラットホームの前に出ます。鉄とガラスの大天井が素晴らしいです。ヨーロッパの駅には珍しく、改札があります。チケットを提示しないとホームに入れないようになっています。

この改札口の前でチケットを荷物から取り出そうとしている人がいます。ヨーロッパでは、普通はチケットなしでホームに入れるので、勝手が違うようです。

この駅のシステムは把握できました。様子が分かったところで、また、ランチをいただくお店探しを再開します。

駅の構内でお店を探しますが、軽食屋さんしか見当たりません。いったん、駅の建物の外に出ます。ミラノ中央駅の正面に出ますが、駅の建物の立派さに感銘を受けます。

駅の周辺にも適当なお店は見当たりません。結局、最初のバス乗り場の前にあったカフェで、ヴェローナ行きの電車の時間まで過ごすことにします。オーダーだけは済ませて、saraiは一人で明日宿泊予定のミラノ駅前のホテルの場所を確認してきます。明日ヴェローナからミラノ中央駅に戻ってきた際に、トリノへの電車の乗り換え時間を使って、ホテルに荷物を預ける予定ですが、そのとき時間的な余裕がほとんどないので、あらかじめ、ホテルの場所を確認しておきたかったんです。ホテルは駅から歩いて10分もかからない場所にありました。これで安心です。ホテルの偵察を終えて、みんなの待つカフェに戻ると、既に料理が届いています。イタリアですから、やはり、最初はイタリアンを食べておきたいところ。まあまあのピザです。

カフェでゆったりした時間を過ごし、時間になったので、ホームに移動します。チケットはネットで購入済です。

チケットを提示して、首尾よくホームに入ります。電子掲示板で電車のホームを確認します。あれっ、もう出発17分前なのにホームの番号が表示されていません。

ホームの番号が決まるまでは待つしかありません。ホームは人で大変、混雑しています。比較的、空いたエリアで待機します。

1~2分後にホームの番号が表示されます。13番線です。すぐにそのホームに移動します。ここは大混雑です。

13番線のホームに出ると、すぐに高速列車フレッチャロッサが入線してきます。

さすがにこのフレッチャロッサは素晴らしいデザインでカッコいいですね。

早速、予約した指定席の車両に乗り込みます。

ここから楽しいイタリアの旅が始まる筈でしたが・・・グスン。この後、大変なトラブルが待ち受けていたのです。この時点ではルンルン気分のsaraiでした。
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