パソコン盗難騒ぎも一段落し、気持ちも新たにヴェローナVeronaの野外オペラ・フェスティバルを楽しむことにします。毎年、アレーナ・ディ・ヴェローナArena di Veronaを会場として催される野外オペラです。これまでヴィデオでは見ていますが、あまり夏にヨーロッパに行く機会がなかったので、今回が初体験です。その前にアレーナ前のブラ広場Piazza Braのレストランで夕食をいただきます。夕日に輝くアレーナを眺めながら、注文した料理が届くのを待ちます。
ブラ広場は多くの人で賑わっています。ここは大変な観光地ですね。
ブラ広場にずらっと並ぶレストランのテラス席もこの混みようです。
まずはパンが届きます。
次いで飲み物です。オペラで眠くなるといけないのでアルコールは避けます。それにとっても暑くて喉も渇くので、こういうときはコーラが一番。
料理が届きます。もちろん、イタリアン三昧です。とりわけ、リゾットが美味です。
周りを見渡すと、アレーナの周りにはオペラの舞台装置がいっぱいおかれています。先ほど大型ゴミだと思ったものの正体はオペラの舞台装置でした。置くところもないので広場に置かれているのでしょうが、これはこれで、なかなか楽しい見ものです。
食事を終え、いざ会場のアレーナへ。チケットはこれ。野外オペラとは言え、気合を入れて、中央の前列3列目です。
アレーナの洞窟のような入り口から入場します。
アレーナの建物の下のトンネルのようなところを抜けていきます。
アレーナの中に入ります。古きアレーナがオペラの観客席になっています。
我々の席は中央のステージ前です。前方に進みます。アレーナの向こうに大きなクレーンが見えます。あのクレーンで外に置いてある舞台装置を吊り上げて、中にセットするんです。
クッションも配っていますが、タダということはないでしょうね。座席のクッションは良さそうです。とりあえず、席に座ります。周りの様子はなかなか壮観です。
目の前にはオーケストラ。舞台では、開演前に既にいろいろ演じられています。
パンフレット売りは、何故か扇子をヒラヒラさせています。そこそこおしゃれをした人もいます。
開演前ですが、突如、銅鑼が鳴ったりします。これも事前の演出のひとつ。なかなかサービスがいいですね。だんだん、あたりは暗くなり、照明の明かりが目立ってきます。
そこそこに雰囲気を盛り上げて、いよいよ始まりそうです。
大きな舞台にいろいろな工夫がされていて、なかなか楽しめそうです。さあ、開演です。
大スペクタクルオペラの≪アイーダ≫を鑑賞します。意外に聴きごたえのある歌唱に惹きこまれます。やはり、ヴェルディは男声の重唱が素晴らしいです。しかし、本来はゆっくり昼寝でもして、出かけるつもりのところ、寝不足と時差ボケで3回目の休憩にはいったところで参ったという感じ。最後の幕を聴かずして撤退。まるで野球の試合で9回の攻防を前に早めに帰る観衆みたいです。残念です。それでも時刻は12時をまわっています! ヴェローナ野外音楽祭の≪アイーダ≫は長過ぎ。オペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
アレーナを出て、ブラ広場のバス乗り場に行くと、都合よくバスが来ます。がらがらのバスに乗って、ホテルに戻ります。
ホテルは、シ~ンとしています。何とか無事に、皆さん部屋をゲットし休んでいるのでしょう。後で、ホテルの予約サイトExpediaからアンケートのEメールが来たので、しっかりクレームをつけておきました。
長い一日でした。何はともあれ、何とか旅の初日は終わりました。ふーっ・・・
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