fc2ブログ
 
  

トリノ散策:ピッツェリアの裏メニュー?

2017年7月21日金曜日@トリノ/4回目

トリノTorinoに着いて、まずはランチをいただくために、美味しいとの評判のピッツェリアを目指します。それがなかなか見つかりません。福音教会Comunità protestante internazionale di lingua ingleseが通りの向かいに見えたあたりでピッツェリアの場所がまったくわからなくなります。

2017112801.jpg



仕方がないので、いったん、道を戻って、最初から歩き直すことにします。急がば回れです。駅前のカルロ・フェリーチェ広場Piazza Carlo Feliceに戻って、出直しです。ポルティコの中に壁と一体化したような本屋さんがあります。

2017112802.jpg



カルロ・フェリーチェ広場から右に折れて、ジュゼッペ・ルイージ・ラグランジェ広場Piazza Giuseppe Luigi Lagrangeに入ります。

2017112803.jpg



ここから、ジュゼッペ・マッジーニ通りVia Giuseppe Mazziniを歩きます。この通りの先に目指すピッツェリアがある筈です。通りを歩いていると、店先に黄色い牛さんが置いてあります。ほっこりしますね。

2017112804.jpg



やがて、左手に大きな広場があります。ジャンバティスタ・ボドーニ広場Piazza Giambattista Bodoniです。広場の中央には立派な騎馬像があります。アルフォンソ・フェレーロ・ラ=マルモラAlfonso Ferrero della Marmoraの像のようです。彼は軍人出身でイタリア首相にもなった人物です。

2017112805.jpg



この広場のすぐ先に目指すピッツェリアがありました。初めて訪れる町は、方向感がつかめないのです。地図で通り、通りの名前を次々に確認しながら、ようやく発見できました。結局、駅からぐるぐると30分近く歩きました。迷わずに歩けば10分ほどだったでしょう。

2017112806.jpg



ラ・スパッカナポリLa Spaccanapoliというお店です。

2017112807.jpg



店先にテント屋根のテラス席があるので、そこのテーブルに落ち着くことにします。

2017112808.jpg



ところがお店のスタッフがなかなか店の中からあらわれません。

2017112809.jpg



しばらく待つと、ようやくスタッフが出てきます。さて、何を注文しましょう。お店の名前がナポリの通りの名前になっているので、ナポリのピザを思い出します。で、ナポリで食べたブッファーラ(水牛のモッツァレラチーズ)のピザの味が忘れられないので、それはないかと訊くと、何とそのチーズでピザを作ってくれるとのことです。言ってみるもんですね。飲み物は暑いので、コーラを注文。これはすぐに持ってきてくれます。

2017112810.jpg



ところで、ヨーロッパでは、冷たい飲み物という概念がないようです。どんなに暑くても、飲み物は冷えていません。ところが、昨日のミラノでの飲み物には氷が入っていたんです。もうびっくり。最近はヨーロッパも暑いので、だんだんそんな習慣が広まっているのかしら。今日もとっても暑いので、飲み物をお願いするときに、氷を入れてねと言ってみました。すると、何と氷をアイスボックスに入れて持ってきてくれます。感激! 

2017112811.jpg



今回の旅では、アチコチで試してみましょう。
さて、しばらく待たされて、ようやく肝心のピザが出てきます。これはブッファーラのマルガリータです。

2017112812.jpg



これはベーコンと玉ねぎですが、同じくブッファーラのピザです。

2017112813.jpg



もうこれは美味しかったのはもちろん。ほっぺたが落ちます。イタリアでしか食べられない味ですね。ともかくチーズが水でジュバジュバって感じです。

ピザに満足したところで、街歩きを始めましょう。まずはポー川を目指します。ピッツァリアを出て、ジュゼッペ・マッジーニ通りをさらに先に進みます。

2017112814.jpg



ここまでの街歩きのルートを地図で確認しておきましょう。

2017112815.jpg



ずい分、無駄な歩き方をしていますが、街歩きって、こういうのが楽しいんです。強がりですけどね。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR