その話は明日以降報告予定です。
今回はまず、昨日の紅葉見物について、ご報告します。
昨日はまず、岡崎のロームシアター京都のお洒落なカフェ(ツタヤですけどね・・・)で朝食をいただきました。

朝食を終えて、外に出ると、12月恒例の顔見世興行の歌舞伎で早くも人が賑わっています。いつもは南座で開催されていますが、今年は耐震工事のために南座が使えずに、今年はこのロームシアター京都で開催されるそうです。

さて、この日の紅葉見物は西山の浄住寺に出かけます。バスで東山から西山まで延々と移動。鈴虫寺・苔寺の停留所に到着。苔寺の様子を伺うと、ここは1週間前までに予約しないと駄目だそうです。入り口はきっちりと閉まっています。では、浄住寺に行きましょう。途中、地蔵院があり、多くの人たちが写真を撮っています。ここには後で戻ってきましょう。浄住寺は紅葉のトンネルで有名だそうですが、行ってみると、どうやら、紅葉の盛りは過ぎたようで、もう一つの印象です。(後でお寺のかたに伺うと、今年は台風で葉っぱがかなり散ってしまい、例年のような美しい紅葉が見られなかったそうです。すべては自然のなせる業ですね。)

門を入ると、石段の上りが続きます。その道の両側に紅葉のトンネルがあります。もう紅葉は名残に近いようですが、枯れた感じもいいかもしれません。

お堂の近くには青空に赤く映える美しい紅葉が存在感を発揮しています。

浄住寺の見学を切り上げて、先ほど気になった地蔵院に戻ります。門までの参道の紅葉が奇麗です。

地蔵院の門の先には青めいた空気が漂う竹林が見えています。

門を抜けると、道の両側に見事な竹林が続きます。薄碧色の深遠な雰囲気がなんとも言えませんね。

一休さんが幼少期を過ごしたという地蔵院の方丈のお庭を拝見して(ここは撮影禁止)、帰りに門から出ようとすると、門から見える外の景色が額縁画のようにみえます。

鈴虫寺ものぞいてみようと寄ってみると、大変な行列です。どうやら和尚の法話を聴くために並んでいるようです。もちろん、行列を外れて、このあたりの訪問はおしまいにします。始発のバスでゆっくりと座って、嵐山に向かいます。ずい分久しぶりの嵐山です。渡月橋前から桂川(上流は正確には大堰川)の風景を眺めます。今時はボート漕ぎの池のようになっているんですね。

渡月橋を渡って、嵐山の賑わいの中に身を投じます。今日のお目当ては宝巌院です。
宝巌院の中には見事な紅葉のお庭が広がります。盛りは過ぎたとは言え、なかなかの美しさです。

散った紅葉葉と苔が素晴らしくマッチしています。

庭園を周遊し、出口に向かいます。出口付近には紅葉のトンネルがあります。紅葉がかなり散ってしまったのは残念ですが、最後の紅葉が秋の風情を残しています。

これで今日の紅葉見物は終了。
今日の〆は南禅寺の順正で湯豆腐をいただきます。シンプルな料理ですが、京都の湯豆腐は何か心に訴えるものがあります。

京都らしい味わいを存分に楽しみました。

今日の東福寺訪問については明日以降にご報告します。
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