その話は明日以降報告予定です。
今回はまず、昨日の紅葉見物について、ご報告します。
昨日はまず、朝食抜きで三条京阪駅から京阪電車に乗って、東福寺の最寄り駅の鳥羽街道駅に急行します。そこから急な坂道を上っていくと、東福寺の境外塔頭「光明院」の真っ赤な紅葉が見えてきます。こんなに真っ赤な紅葉があるんですね。

お寺に入り、茶亭「羅月庵」の丸い窓越しの紅葉を楽しみます。窓、壁、障子に描かれた丸い円は、月を表すそうです。源光庵の丸い「悟りの窓」を思い出します。

この光明院には素晴らしい枯山水庭園があります。作庭家、重森三玲による「波心庭」と呼ばれる庭園は、「光明」をテーマに、大海原を表す白砂と巨石が光のごとく林立する庭になっています。そのお庭には真っ赤な紅葉が彩を添えています。

紅葉の色鮮やかな赤い色が目に染みます。

お庭は色んなところから眺めることができます。これは本堂から眺めています。何とも美しい庭園ですね。

と、本堂の中でふと、あるものが目に入ります。1枚のポスターです。JR東海 そうだ京都行こう!のポスターですね。キャッチコピーが素晴らしいです。
「日本の「ガーデニング」です。どなたか、この美しさについて、論理的、科学的に説明していただけませんか。」

禅の幽玄さに華麗な紅葉の赤がコーディネートされた日本の美は決して論理的な説明はできないでしょう。それを承知の上のキャッチコピーが憎いですね。ところで、このポスターの写真はどこで撮ったものでしょう。探してみましょう。これがsaraiの結論です。どうでしょう?

光明院の紅葉の美しさに魅了されつつ、次の目的地、東福寺に向かいます。
すぐに到着。巨大な三門に迎えられます。

さらに奥に進んでいくと、殿鐘楼/経蔵の先に紅葉の林が見えます。これは楽しみですね。

通天橋の拝観券を求めて、渓谷「洗玉澗」の紅葉の中に足を踏み入れます。そうそう、この東福寺のJR東海 そうだ京都行こう!のポスターのキャッチコピーも素晴らしいです。
「六百年前、桜を全部切りました。春より秋を選んだお寺です」
まずは紅葉林の中に通天橋に続く回廊が見えます。

多くの人々で混み合う、この回廊を進んでいきます。

通天橋の上に至ると、そこからは渓谷「洗玉澗」をうめ尽くす紅葉の海が目に入ります。圧巻です。JR東海 そうだ京都行こう!のキャッチコピーの通りですね。

文字通り、痛点橋から身を乗り出して、絶景に見入ります。

真っ赤な紅葉の間に渓谷「洗玉澗」に流れる三ノ橋川も見えます。

反対側の山のほうを見ると、こちらは既に紅葉が少し散っているようですが、まだまだ美しさを残しています。

しばらく、通天橋の絶景を楽しみます。
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