東福寺から泉涌寺、雲龍院のほうに向かっているところです。途中、家並みの中の路地先に石段が見えます。そして、その石段の上が真っ赤に燃えています。

石段を上ると、勝林寺という名前の門札がかかっています。境内には真っ赤な紅葉が見えます。

本堂の前に紅葉の木が並びます。綺麗ですね。

本堂前から、庇の先に赤い紅葉が空に映えています。

さて、また歩き始めます。今度は東福僧堂というところに綺麗な紅葉の並木があります。時、まさに紅葉、紅葉・・・ですね。

延々と歩き、山道を上ると、ようやく、泉涌寺に到着。御寺(みてら)と書いてあります。このお寺には歴代の天皇が葬られており、御陵もまわりに点在しています。ですから、御寺と呼ばれています。

門を入り、広い坂道を下っていくと、美しい建物が見えてきます。仏殿です。

仏殿の前に立ちます。仏殿は寛文3年(1668年)に徳川家綱により再建されたもので、重要文化財に指定されています。

境内の奥に御座所があります。この御座所の庭園の紅葉が綺麗な筈です。御座所の奥には歴代天皇の位牌を祀る霊明殿も見えています。

本坊の受付に行くと、受付の方から正直に庭園の紅葉は終わったと告げられます。余計な拝観料を払うのはやめましょう。ごめんなさい。
次はお隣にある雲龍院を訪れます。閑静な雰囲気です。観光客で賑わっていた東福寺とは好対照です。

本堂の龍華殿にあがり、まずは書院の間にある悟りの窓を拝見します。

次いで、蓮華の間の障子窓を拝見します。指定の位置から見ると、椿、灯篭、紅葉、松が見えます。

庭園にはもちろん、紅葉がありますが、中央には枯れ木が厳しく立っていて、異様な存在感を発揮しています。

霊明殿の石庭の中央には徳川慶喜寄進の灯篭が立ち、周りには菊の御紋が描かれています。

泉涌寺のまわりの山内には寺院や神社が点在しています。これは来迎院。大石内蔵助ゆかりの茶庭があります。

境内には美しい紅葉があります。

来迎院を出て、山内を歩きますが、紅葉が綺麗です。

今熊野観音寺の前にかかる赤い欄干の鳥居橋のまわりには、色づいた紅葉が美しいです。

これで今日の紅葉見物は終了。泉涌寺道を歩いて、東福寺駅に向かいます。
駅前の京寿司の老舗、いづ松に寄っていきます。店内は落ち着いた雰囲気です。

いただいたのは京寿司。箱寿司、巻寿司も美味しかったのですが、とりわけ、鯖寿司が絶品です。

今度は絶対、この鯖寿司(棒寿司)をいただきたいものです。
夜のライトアップで高台寺を訪れるつもりでしたが、生憎の小雨模様。夜はゆっくりと休養です。
明日は旧三井家下鴨別邸、下鴨神社、相国寺を訪れる予定です。
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