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紅葉の京都:旧三井家下鴨別邸

2017年12月5日火曜日@京都/1回目

今日もまた京都で紅葉見物です。しかし、紅葉見物も今日でおしまい。最終日ですから、たっぷりと楽しみましょう。旧三井家下鴨別邸、下鴨神社、相国寺と周り、紅葉を満喫する予定です。
まずはバスで出町柳に向かいます。出町柳から鴨川はすぐです。ここは加茂川と高野川が合流して鴨川になるポイントです。高野川にかかる河合橋を渡って、下鴨に向かいます。高野川にはサギの群れが見えます。今や京都の町にサギが大繁殖しているようです。

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下鴨神社の鳥居の先に旧三井家下鴨別邸があるようです。

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このあたりには広大な糺の森が広がります。

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ほどなく、旧三井家下鴨別邸の前に到着。

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この旧三井家下鴨別邸は昨年から公開されるようになった歴史的建造物です。ですから、訪れるのは初めてです。名前からも分かるように旧三井家下鴨別邸は、豪商の旧三井家の別邸で、大正14年に木屋町にあった三井家の木屋町別邸が主屋として移築され、玄関棟が増築されました。戦後は京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年まで使用されましたが、平成23年に重要文化財に指定されて、建築当時の様子を復元した後、公開されるようになりました。

外観は古い日本建築の佇まいを残しています。

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入館料を払って、建物に入ります。まずはスタッフの方から、丁寧な建物の説明があります。
この主棟は三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代の三井八郎右衞門高棟(たかみね)によって建築されました。今でも建築当時のままに保存がなされているそうです。そういう説明を聞きながら、部屋の障子の窓越しにお庭の様子を窺います。ちなみにこの窓ガラスは古い大正ガラスだそうで、歪みがあります。写真では気が付かないでしょう。

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説明が終わり、早速、2階に上がって、お庭を見下ろして、拝見します。通常非公開の主屋二階の座敷は今日までが秋の特別公開なんです。それが目的で今日出かけてきました。
紅葉は終わりかけのようです。ひょうたんの形の池がお庭の真ん中にありますね。

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今いるのは主棟の2階の座敷ですが、先ほど入ってきた玄関棟が見えています。

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紅葉は終わりかけですが、銀杏の黄葉が綺麗です。

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座敷の外廊下の手すり越しに紅葉が見えます。

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下に降りて、お庭を歩きましょう。簡素ですが、綺麗なお庭です。

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見上げるように高い木も並んでいます。

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紅葉も近くで見れば、まだ、真っ赤な葉っぱも残っています。

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その紅葉と瓢箪池の先に3階建ての主棟と茶室が見えます。これがここのベストショットですね。なお、3階の望楼は来年2月の冬の特別公開で初めて披露されるそうです。

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広いお庭を散策しながら出口のほうに向かいます。

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これが最初に入った玄関棟です。上が半分切れてしまいましたが、鬼瓦は三井家の家紋の「四ツ目結(ゆい)」です。

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次は下鴨神社に向かいます。



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テーマ : 京都
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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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