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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ルツェルン港に到着

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/21回目

昨年の旅のスイス編の詳細を書いているところですが、リアルタイムでは今日は2018年の3月29日の木曜日。明日は聖金曜日です。聖金曜日の音楽と言えば、バッハのマタイ受難曲か、ワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』というところですね。今年は明日、バッハ・コレギウム・ジャパンの公演でバッハのマタイ受難曲を聴きます。ということで今日はその予習です。最近、ネットオークションでゲットしたヴィンテージもののLPレコード4枚組でこの長大な作品を聴きました。故吉田秀和の論を待たずして、この作品は西欧音楽の最高傑作です。イエスの十字架で磔刑になる最期の物語を描いた宗教曲ではありますが、宗教を超えた最高の芸術です。吉田秀和の言い方を真似ると、バッハの作曲した作品という個人の芸術を超えて、西欧文化のうねりの精華と言えるものです。美しい音楽であることはもちろんですが、人間が生きるということはどういうことなのかという西欧文化の根っこがその基盤にあります。saraiが感じるのは、人が生きていると、日々、言行で避けがたい罪を犯し続けているという悲しい現実です。マタイ受難曲の主役はこの罪を背負っている我々自身です。宗教的にはその罪をイエスが我々の代わりに背負ってくれているわけですが、もちろん、それで我々の罪が免れるわけではありません。基本的には己の罪を見つめて自省するしかありません。そのつらい心の傷をマタイ受難曲では優しいコラールが癒してくれます。
なぜ、ここでこんなことを書いたかと言えば、スイス編の詳細で振り返っているルツェルン湖のクルーズ旅での悲しい思い出のシーンにちょうど、さしかかっているからです。saraiが配偶者に対して攻撃的になってしまって、勝手に怒り狂ってしまった悲しい思い出です。今日、マタイ受難曲を聴いて、自分の罪を自省しています。自省しながら、そのクルーズ旅を振り返ります。コラールの優しい癒しに助けてもらいながら、旅を綴ります。


ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

フリューレンFlühlenからルツェルンまで、ルツェルン湖のクルーズを続けています。3時間ほどのクルーズも残り1時間ほどです。配偶者と言い争いになったまま、無言で気まずい時間が続いています。
船内では一等船室での検札中です。船着き場で乗り降りがあるので、新しい船客のチェックがあります。

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また、次の寄港地に到着します。

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船着き場には鉄道の駅もあります。これは1871年に開通したヨーロッパ最古の登山鉄道、リギ鉄道Rigi Bahnです。標高約1797mのリギ・クルムまで登ります。

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この船着き場はフィッツナウVitznauです。リギ山の麓の駅です。

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フィッツナウを出て、次の寄港地に向かいます。

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湖畔にはレジャー地らしく、綺麗で豪華な建物が並びます。

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湖畔には美しい建物がどこまでも続きます。

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どれほどのレジャー客が押し寄せるんでしょうね。

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湖畔の教会も美しくデザインされています。

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次の寄港地、ヴェッギスWeggisに到着。ここもリギ山の山麓の町です。

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大勢の人たちが乗り込んできます。

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ヴェッギスを出ると、湖畔のお洒落な邸宅が見えます。リッチですね。

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湖畔にはびっしりと豪邸が建ち並びます。

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個人のヴィッラなんでしょうか。スイスはお金持ちだらけ!

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次の寄港地、ヘルテンシュタインHertensteinに到着。このあたりはこまめに寄港していきます。

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ヘルテンシュタインを出港。ルツェルンまで30分ほどです。

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やがて、ルツェルンの湾のなかに入っていきます。水鳥が群れています。

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最後の寄港地、フェルケールハウス-リドVerkehrshaus-Lidoに到着。スイス交通博物館Verkehrshaus der Schweizがすぐそばにあります。

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このフェルケールハウス-リドを出ると、すぐ目の前にルツェルンの町が見えてきます。

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もうすぐルツェルンに到着です。下船の準備をします。船内を移動していると、船の機関が見えます。

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ルツェルン港に到着です。ここまでのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスのルートを地図で確認しておきましょう。(青色が鉄道旅、緑色が船旅)

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結構長い船の旅でしたが、気分が最低だったこともあり、それほど盛り上がる船旅ではありませんでした。
まあ、それでもこれで5時間ほどのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅が無事、完了です。スイスの南北を3分の2くらい移動したことになります。



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テーマ : ヨーロッパ
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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico
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