今日はルツェルンLuzernの街歩きをします。ルツェルン駅を基点とする街歩きをするためにバスでルツェルン駅にやってきました。駅の近くにあるルツェルン・カルチャーコンLöwendenkmalグレスセンター(Kultur- und Kongresszentrum Luzern、略称KKL)を見物し、その後、街歩きの情報収集のためにルツェルン駅の構内にあるツーリストインフォメーションに向かいます。ツーリストインフォメーションはなかなか充実したお土産物ショップにもなっています。

ピラトゥス山Pilatusのパンフレットも置いてあります。うらめしく眺めるのみです。

ルツェルンのシティガイドのパンフレットをもらいます。

とりあえず、ライオン記念碑Löwendenkmalを見に行くことにして、バスでの行き方を教えてもらいます。急な予定変更のため、下調べが不十分だったんです。1番のバスで3つ目のバスストップで降りればいいそうです。バスマップを見ると、駅前のバス停から数系統のバスが最寄りのバス停レーヴェンプラッツLöwenplatzまで行くようです。念のため、バスマップに印を付けてもらいました。

駅前のバスターミナルで1番のバスの乗り場を確認します。

首尾よく、すぐにバスに乗車。バスの窓からはルツェルン湖が見えています。

車内はこんな感じ。結構空いていますね。

3停留所目が目的のバス停レーヴェンプラッツです。ここで下車。だだっ広い広場ですが、ここからどう歩けばいいのか分かりません。

すると、うまい具合に地図案内板があります。これでライオン記念碑の方向を何とか確認。

ふらふらと歩き始めると、現地の見知らぬ女性が話しかけてきます。ライオン記念碑はこっちよって教えてくれます。いかにも観光客風情だから、行き先を見破ったようです。それにしても、なんと親切なことでしょう。いつもスイスの人の親切さには救われます。観光客らしき人もそちらに歩いていきます。

すぐにライオン記念碑の入り口らしきところに着きます。

中は公園のようになっています。池の向こうの大きな砂岩の岩塊に死に瀕したライオンの巨大な像が刻まれています。なかなかのものですね。

このライオンは、フランス革命の折、フランス国王たちを守るために全滅した756人のスイス人傭兵をしのぶものだそうです。国王ルイ16世や王妃マリー・アントワネットの逃亡劇は有名ですが、その陰にこんな悲しいことがあったことは知りませんでした。如何にも雄々しくて死に瀕する様子が見事に表現されています。

このライオン像が刻まれている岩塊は自然のものだそうです。巨大な岩塊ですね。

目ざとく公園の中にある蛇の形の水飲み場を見つけた配偶者はそれを前景にライオン像の写真を撮って、悦に入っています。まあ、面白い写真ではありますね。

街の中心部ほどではありませんが、観光客も大勢来ています。が、観光客もここまでで帰っていきます。ライオン記念碑は入場無料で、写真撮り放題です。
隣接する氷河公園は有料であるためか、ほとんど観光客は行かないようです。我々は今日は暇な街歩きですから、ちょっと覗いていきましょう。
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